2019/08/23 戦績
USDJPY +141,400円
EURUSD +62,096円
GBPUSD +190,773円
AUDUSD +38,490円
USDCAD +65,213円
USDCHF +223,272円
EURJPY +81,700円
GBPJPY +166,700円
AUDJPY +19,800円
CADJPY +42,900円
CHFJPY +181,100円
EURGBP +42,282円
EURCHF +52,119円
TOTAL +1,307,845円
週間戦績(当週)
TOTAL +5,113,069円
月間戦績(08月)
TOTAL +23,472,455円
年間戦績(2019年)
TOTAL +205,032,684円
累計戦績(令和になってから)
TOTAL +98,950,241円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,478,950,256円
昨日、完璧にジャクソンホール会議待ち相場と言う状況になっておりまして、日本時間で深夜になるアメリカの夜明けを待つような感じでした。実態としては、面倒くさくて動きたくない某たまごキャラのような相場でした(笑)。
午後9時ころの事です。中国が対米報復関税の発表を行いました。アメリカ、特にトランプ大統領に言い分があるとは言え、こと関税だけを見ればアメリカが先手なので、中国の側からは対抗措置であるとも言えます。
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午後11時になりまして、予定通りにパウエル議長による講演が行われました。注目されていたようなタカ派な発言もなく、市場としては特に目立った反応をする事もなく終了しました。
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このパウエル議長の講演をうけ、早速トランプ大統領がFRB批判と言うかパウエル議長憎しの発言を行ってまして、 遂には「私が抱いている唯一の疑問はパウエル氏と習近平国家主席のどちらがより大きな敵なのかということだ」と、エネミー認定までする始末(笑)。笑い事では無いのですが、笑うしか無い状況です。
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ここまでほとんど相場的には織り込み済みで、特に他に材料が無かったドル円で見ますと、日本時間で午前6時からの金融市場における1日区切りの中でのレンジ下限106.40を下回る事も無いような値動きで終わっておりました。
大きく動いたのはその後、トランプ大統領が「午後には対応策を発表する」と公表した事からでした。
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対応策、もう誰が考えても対中報復関税しかなく、しかも中国への不満を露骨にツイートしておりましたので、現在進行中の米中協議の頓挫を含めてリスク回避へと市場が流れた結果一方的な値崩れを起こし崩落。深夜0時のロンドンフィキシングの時間も重なっていたと言うのもあったかもしれません。
実際に内容が発表されたときには特に反応もなく、ジャクソンホール会議待ちしていた皆様方の期待はずれを一身に受けた「とりあえずこの波に乗っておけ」と言うのがメインだった可能性も(笑)。
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何もなくダラっと終わる事はなく、スパイスが効いたような相場で幕を下ろしてくれた感じです。売った買ったの丁半博打をしている我々としては良かったのですが、現実社会で為替相場変動によるリスクに晒されている皆さんには「たまったもんじゃないとな」と、いたく同情してしまう一連の流れでした。
関税で得をする業種と損をする業種が当然あり、信用リスクに基づくスワップ契約(CDS)では無く、個々の関税リスクをスワップするデリバティブ契約が必要なレベルになってきてるように思えます。現在はトランプ大統領の政策で関税によって利益が生じている業種でも「いつ方針転換するかわからない」と言うリスクに悩まされている経営者も多いようでしょうし。
昨日の指標ですが、指標によって動いたとかそんなのはどうでもよくて、一番下にあります午後11時発表のアメリカの新築住宅販売件数が酷い⇩
米国8月 0000JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
KC連銀製造業景況指数 (前月対比現況指数) |
-1 | +2 | -6 |
NZL第2四半期(4-6月) 0745JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
小売売上高 (前期比) |
+0.7% | +0.1% | +0.2% |
小売売上高コア (前期比) |
+0.7% | +0.2% | +0.2% |
日本国7月 0830JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
全国消費者物価指数 (前年比) |
+0.7% | +0.6% | +0.5% |
全国消費者物価指数コア (前年比) |
+0.6% | +0.6% | +0.6% |
全国消費者物価指数コアコア (前年比) |
+0.5% | +0.5% | +0.6% |
カナダ6月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
小売売上高(前月比) | -0.2% -0.1% |
-0.1% | 0.0% |
小売売上高コア(前月比) | -0.4% -0.3% |
0.0% | +0.9% |
米国7月 2300JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
新築住宅販売件数(年換算) | 72.8万件 64.6万件 |
64.9万件 | 63.5万件 |
新築住宅販売件数(前月比) | +20.9% +7.0% |
-0.2% | -12.8% |
これ何ですかね?前回値 +7.0% を +20.9% に修正して、今回値が -12.8% って。そりゃ、前回値が間違っていたら修正するべきで、前回値を修正せずに +20.9-12.8=8.1 を修正が入った状態の今回値として発表してしまうよりマシなんですが、あまりにも大きな修正値が入ると指標そのものの信頼性が揺らいできます。
特に今後は景気後退に経済が晒されてくるのは必至で、その測定として住宅市場の状況と言うのは非常に大切ですので、どうか十分に注意して指標数値の集計や計算、発表を行って頂きたいと思います。
ここ数日、比較的気温が低かった東京ですが、今日はまた暑くなるようです。絶対にこのまま秋に突入させてもらえない事は分かっておりました。
今週末は全国的に比較的天候には恵まれてるようです。子供たちの夏休みもあと少しですので、残り少ないであろう夏を満喫しておきたいと思ってます。本当に残り少ないんだろうな?夏・・・・・・、いつまでも暑そうな気がしてならない。
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