FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/07/29 月曜日

7月も終わり、いよいよ8月に突入する週となりました。この中途半端な週、月末週なのか月初週なのか人によって感覚は違うと思いますが、金融屋(金貸しじゃない方)を長くしておりますと、米雇用統計がある週は月初週と言う感覚になります。

これ、何かの規則とかで決まりは無いのかと考えた時に「年初週ってどうなってるんだ?年初週が決まるなら、月初週もそれに合わせたらいいんじゃないのか?」と、まるで過去に書いた内容を引用するためだけに思いついたような感じではあるのですが、あながち間違ってはいないでしょう(笑)。

では年初週の決め方はと言えば、

The ISO 8601 definition for week 01 is the week with the Gregorian year's first Thursday in it.
グレゴリオ暦において最初の木曜日を含む週を、その年の第1週とする。

fxse.hatenablog.jp

と言う事で、今年の7月から8月へのカレンダーを見てみますと、

2019年7月~8月
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 2 3
4 5 6 7 8 9 10

と言う感じで 8月の最初の木曜日が1日になってますので、年初週を決めるルールをそのまま月初週に適用しますと「 今年の8月1日を含む週は、8月の月初週 」でいいようです(あくまでも個人の感想であり、効果には個人差があります。必ずしも効果を保証するものではありません。使用中に何か異常を感じたら、すぐに使用を中止して医師や薬剤師に相談してください)。

 

ところで、⇧のような個人の感想的な事は規制強化されたらしいのですが、

www.bci.co.jp

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まだまだありますよね。

これ⇧昨日アメーバブログで表示されていた AbemaTV のショッピングサイト「買えるAbemaTV」の動画広告です(画像にモザイクかけてあります)。他にも「運命は誕生日だけで決まってる」とか言う凄い占いとかのバナー広告なんかもよくあったりしますが、「消費者が賢くなれ!」と言うのには限界があるので、明らかに騙している広告に関しては、アメリカのように「消費者騙すような企業は潰れてもいい」くらいの勢いで罰金を科すとかの牽制をする事で、実質的な包括規制をする方法も考える時期なのでは無いかと思っております。それしないって事は「しない理由が何かあるのでは無いか?」と勘ぐられてしまうご時世では無いかと思うんですけど。

 

と、月曜日からまた激しく脱線しました。いつもの事です(笑)。 


 

今週の予定ですが、今週は非常に濃い週になってまして、日英米の金融政策発表と雇用統計と言うビッグネームがバシバシ発生します。ここまで一気に出揃うと勿体無いと言うのが本音なのですが、値動きだけの都合で考えると「確変週」なのかもしれませんし、揃うだけ揃って別に何も影響を与えない惑星直列のような「イベント直列週」なのかもしれません(笑)。

いずれにせよ、世界4大中銀のうち3つの中銀の金融政策発表と雇用統計、そして他にも大型指標がいくつもある週ですので、兎にも角にもいつものお約束「ポジション持ったら必ずストップロス、指値でエントリーを入れる時には必ず一緒にIf Done (IFD)でストップオーダーを入れる」これだけやっておけば最悪でも致命傷全財産無くして追証なんて可能性は低くなります。 

 

さて、まずは純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で明日7月30日火曜日の正午前後に日銀金融政策決定会合が2日目の会合を終えまして、今後の金融政策を発表します。今回は年に4回公開されます「経済・物価情勢の展望」いわゆる日銀展望レポート(基本的見解)が同時に公開される事になっておりまして、こちらも非常に重要と言うか、ぶっちゃけ正午前後の発表では会合内容よりこっちがメイン(笑)。日銀金融政策決定会合の発表に関しては、発表時間が定まっておらず、発表時間が12時25分前後を境にして発表内容を占うかのような感じですが、4月の12時27分公表と言うイレギュラーを除きますと、ここ最近は12時前後に発表される安定の「現状維持」が続いております。今回も特に大きく変更があるとは思えず、さっさと発表してしまってゆっくりと松花堂弁当をお楽しみになられるのかと思われますが、油断すると突如何かあったりするので油断大敵です。そして、この日のラスボスは午後3時半からの黒田総裁会見になるとは思われますので、総裁会見を注視したいと思います。果たして今回は何回、黒田総裁が「ふふふ」と笑うのか(笑)。

8月1日木曜日早朝3時に米連邦公開市場委員会 FOMCが2日目の会合を終えまして、今後の金融政策を発表する予定です。さあ、いよいよFOMCです。米政策金利については最近何度も書いておりますし、今週もFOMCまでに何度もブログで書くでしょうから、ここでは省略します。市場では利下げ予想ですが、果たしてその通りに利下げとなるのかどうか。おそらくは利下げになるのかとは思いますが、市場で言われているよりは高い確率で現状維持もありえると私は思っております。

同じく8月1日午後8時に英中銀イングランド銀行(BOE)が金融政策委員会(MPC)が会合を終え、今後の金融政策を発表する予定です。市場の予想ではBOEも政策金利は据え置きとなっております。英国に関しても大きく何かを変更してくる可能性はあまり高く無いのですが、ここ最近ずっと言っておりますが、政策金利の変更よりも資産買取プログラム規模の変更をしてくる可能性が全く無い事もない時期に突入しておりますので、急変には備えたい金融政策発表イベントです。ポンドはこれだけではなく、政治絡みでも今週は非常に振れやすく、今週は特に注意したい通貨です。細心の注意をもって波に乗れれば数字も弾き出してくれる通貨ですので、注意と同時に期待感も膨らみます。

8月2日金曜日午前8時50分に、6月に開催されました日銀金融政策決定会合の議事要旨が公開されます。いつもはあまり意識する事は無いものですが、最近は黒田総裁がさらなる金融緩和もありえると言う趣旨の発言を行っており、会合直後に公表される「当面の金融政策運営について」や、翌週に公開される「主な意見」には記載されない非常に細かい議事内容や発言が記載されているため、最近の黒田総裁の発言を裏付けるような内容の記載でもあれば、発表直後よりも10分後から御開帳の東京株式市場で株価が激しく反応し、結果として為替相場に影響が出る可能性もあります。まあ、仮に何かあったとしても、発表直後に為替相場が動くほどの内容が記載されてるとは思えませんので、その辺りが限界だと思います。

これ以外にも中銀の金融政策発表としては、日本の皆さんにおなじみなところでは、7月31日のブラジルくらいでしょうか。毎度おなじみエキゾチックカントリーでは、30日にアルメニア,31日にマラウィー,モルドバ,ブルガリア、8月1日にチェコなんかがあります。

そう言えば、いつぞやどこかの国の外務省がチェコ共和国をチェコスロバキア共和国と間違えてましたが、今はチェコ共和国とスロバキア共和国に分かれてますので、くれぐれもお間違いの無いように。凄い細かく言えば、第二次世界大戦前までのチェコスロバキアの第一共和国と言われる時代には、現在のチェコとスロバキアに、ウクライナのザカルパッチャ州西部も含まれていました。欧州には、そう言った細かい分裂合体を繰り返した国が多くありまして、長い間の世界地図の移り変わりを見ますと、日本と言う国が如何に安定していたのかがわかります。ただし、世界大戦当時の極端に増えた外地は除きます。 

またしても話しが飛んでしまったので、次にいきます。

 

直接、金融政策とは関係しない政治絡みのイベントとしては、本日7月29日にアメリカのライトハイザー通商代表とムニューシン財務長官が中国の上海での米中協議に出発すると言う情報が先週からあるんですが、ブルームバーグだけ必死に伝えているので実際に「出発した」「協議した」と言った結果の報道を待つ必要があるとは思いますが、報道内容によっては派手に為替相場も動く事になるものですので、かなり注意が必要かと思われます。

米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表とムニューシン財務長官は29日、米中の貿易協議が5月に頓挫して以降初めてとなる高官級協議のため中国に向けて出発する予定。

www.bloomberg.co.jp

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30日からはアメリカのデトロイトにおきまして、大統領選挙に向けた民主党の討論会(民主党による大統領選挙候補者指名争い)が実施される予定です。デトロイトは自動車産業の街としても有名ですし、非常に失業率が高い街であり、かつ荒廃していると言う悪名も轟いているところです。また、デトロイトのあるミシガン州自体が自動車産業で成り立っていると言っても過言ではありません。デトロイト市長の椅子にはここ数十年のあいだ民主党が座っているものの、自動車産業としては、トランプ大統領の政策に光明を見出している部分もあり、州としては1992年から続いていた民主党の大統領支持から鞍替えし、2016年の選挙で共和党のトランプ大統領を選択しました。場所が場所だけに発言にも熱が入る可能性もあり、国政に対する意見も多く出てくるかと思われますので注意しておいた方がいいかと思われます。

jp.reuters.com

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次に、純粋な数字だけの指標です。今週は注目に値する指標がそこそこあるのですが、日によって注目度レベルの強弱が激しく、指標レベルが日ごとに一定しておりません。注目度が高い指標だけ赤字にしておきます。いつもそうですが(笑)。

本日7月29日月曜日、う~ん、注目の指標、ない(笑)。そうそう、本日29日はマザーズにブシロードが上場します。非常に、ひじょ~~~に珍しく IPO で当たりくじが出たので購入しました。せっかくなので上がればいいな~と、正座して午前9時を待ちたいと思ってます。いや、午前9時に決まらず、前場も決まらず、なんでしたら今日は決まらくてもいいです。特買いS高のまま終了でかまいません(笑)。今回の IPOの勝因は、主幹事がSMBC日興だったのと、当選数が日興の割り当てで315万株もあった事でしょう。えっ?本当に当たりくじだったのかって?イヤダナ、アタリクジデスヨ。

明日7月30日火曜日、正午前後に日銀金融政策決定会合での結果が公表されますのは上に書いた通りです。午後9時にアメリカの個人所得と個人消費関連指標があります。先週のGDPベースにした個人消費関連指標は総合で市場予想を上回ったものの、コア指数で下回り評価が微妙なとこでした。今回はコア指数も前回値を上回る事前の市場予想になっておりますので、数値がネガティブですとFOMCを前にしてもバシッとドル売り入る可能性がありますので特に注目しておきたい指標です。午後11時にアメリカの中古住宅販売留保の発表があります。住宅関連指標ではありますが、最近は住宅関連指標であまり反応が無い傾向もありますしFOMCも控えているので数字が大きくブレたとしても反応は鈍いかもしれません。

31日水曜日午後6時にユーロ圏の四半期圏内総生産(GDP)と消費者物価指数(HICP)の発表があります。最近は、GDPやCPI(HICP)で言ってるほど動かない事もあり、逆に数字が予想通りでもブンブン動く事もあり、わけわからん状態でもあるんですが、それだけに余計注意が必要だと言う事でしょう。午後9時15分に米ADP社雇用報告(レポート)がありますが、最近は雇用統計がブレまくりのため先行指標としての評価はイマイチでして、前回も一瞬だけピクッとして終わりました。もっとも、事前の市場予想が今回は15万人増となっているところ、突如2万人とか25万人とか出るとさすがに反応するでしょうから、オッズを追ってマークするくらいの気持ちで発表を待つと楽しいかもしれません。午後9時半には我らが本命カナダの月次GDPの発表が待ってます。もう暑いんでG1レースが無い代わりになればいいかなと(笑)。

月が変わり8月1日木曜日、まず午前3時にFOMCでの結果発表、午前3時半からFRBパウエル議長の記者会見があります。寝て起きまして、午後8時に英中銀BOEの金融政策委員会の結果発表、午後8時半からBOEカーニー総裁の記者会見となってます。午後11時にアメリカのISM製造業景況指数の発表がありまして、FOMC直後なんですが、いやFOMC直後なので余計に反応するかもしれません。なにせFOMC待ちストッパーが解除されてますから、ドミノ倒しでストッパー解除されてて作業中に間違って触れてしまったら、どこまで倒れるか分からないのと同じです違うと思います(笑)。この日、例の製造業購買担当者景気指数(PMI)確定値の集中発表日になっておりますが、さすがに確定値の発表ですので大きな影響はないかと思われます。

最後2日金曜日、午前8時50分に前回分の日銀金融政策決定会合議事要旨が公表されます。同じ時間に日本のマネタリーベースとかもありますが絶対に空気です。同じ時間の発表なのでついでに書いただけです。午後6時ユーロ圏の小売売上高がありまして、最近はユーロ圏の指標での反応が非常に薄いので、ちょっと頑張ってもらいたくて赤字で書きました。悪い数字でユーロ売りでもいいので頑張ってもらいたいと(笑)。そして午後9時半にアメリカの雇用統計があります。今回はカナダの雇用関連指標の発表が翌週のため、8月は2週連続でお楽しみです。最後、午後11時にミシガンなんとかさんのなんとかかんとかうんたらかんたらどうのこうの指数の確定値が発表されて今週も一週間終了です。


 

梅雨明け宣言はまだ出ていない地域でも、およそ梅雨は明けたような感じでして、東京でも突如真夏が襲ってきたような感じです。梅雨が明けそうになると今度は台風シーズンの到来なわけですが、今年は既に「梅雨 ⇨ 台風 ⇨ 灼熱」のコンボを達成しそうな勢いです。

暑い夏を乗り切るためには精神論ではもう不可能なレベルになってまして、エアコンなど文明の利器に頼るしかありません。政府広報でも「エアコンガンガン逝け!」くらいな勢いのわけですが、だったらエアコンの電気代は生命維持に必要なものとして、健康保険で3割負担にしてほしいくらいです(笑)。

そうは言っても電気代の補助があるわけでもなく、地道に稼いで電気代を賄うしかありません。真夏にエアコンガンガン使っても後悔しないだけの電気代を稼ぐために、今週も一週間がんばりましょう。うん、地味な目的(笑)。

 

いっそ、電気の契約を深キョンのCMの会社に今月変えて、3ヶ月10%OFFにとも思ったりするくらいですけど、うちは契約内容的に東京ガスに変更できないようです。

home.tokyo-gas.co.jp

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