2019/07/27 戦績
USDJPY +15,500円
EURUSD +31,419円
GBPUSD +56,073円
AUDUSD +16,183円
USDCAD +7,908円
USDCHF +41,146円
EURJPY +29,300円
GBPJPY +46,000円
AUDJPY +9,200円
CADJPY +2,600円
CHFJPY +11,500円
EURGBP +6,429円
EURCHF +78,343円
TOTAL +351,601円
週間戦績(当週)
TOTAL +6,041,263円
月間戦績(07月)
TOTAL +20,565,257円
年間戦績(2019年)
TOTAL +179,301,598円
累計戦績(令和になってから)
TOTAL +73,219,155円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,453,219,170円
【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】
毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。
次回、7月末に開催されます米連邦公開市場委員会(FOMC)でのFFレート織り込み度が金利引下げ 100%を超えてから1ヶ月以上経ちまして、先週なんかは一時的とは言え 50bp(ベーシスポイント)の利下げ織り込み度が 65%に到達するなど、FFレート先物市場の混乱ぶりが金融市場全体の様子を映し出しているかのようでした。
今週に入り徐々に落ち着いてはきまして、26日金曜日の時点で 25bpの引き下げ織り込み度が 82.5%、50bpの引き下げ織り込み度が 17.5%と、アメリカの金融政策の実情に沿った常識的な範囲に収まりつつあります。
私としては、最近発表される弱すぎないアメリカの弱すぎない指標をベースにして、今回はFF金利の変更なしとしてくれたら、非常に面白いかなとは思うのですが、皆さんはどうお考えでしょうか?
私の考えとしたら「基軸通貨をもつ国における中央銀行の金融政策は、自国の経済状況だけではなく、自国通貨が世界中に影響を与える事も考慮して金融政策を行うべき」だと思います。もしアメリカにそれができないなら、即刻「米ドルは基軸通貨ではない」と宣言するべきでしょう。「強いドルは国益」と言うのはそう言う事で、単に経済政策にとっての通貨価値と言う事でしたら、強大輸出国であろうアメリカの実態を考えると、強いだけでは国益とならないハズです。
もっとも、基軸通貨では無いと宣言した事で基軸通貨で無くなるわけではありませんが、基軸通貨の発券国として大手を振って威張りくさっているにも関わらず、金融政策は自国中心と言うか自国の事しか考えていない方向を支持するトランプ大統領は完璧なまでにジャイアンで、基軸通貨の権力は欲しいが自国優先にしたいと言うのは「オレの物はオレの物、お前の物もオレの物」と全く同じです。
トランプ大統領の考え方を突き詰めますと「他の貿易国と同じように、自国の事を最優先で考えられるようにしたい」と言う事になり、その最も適切な方法は、少なくてもアメリカ合衆国政府ならびにFRBでは「米ドルを基軸通貨と認識する事をやめる」と言う事ではないでしょうか。
デジタル化が世界を凄い速度で一つにまとめあげ、一方で、今まで一つにまとめておいた方が良かった事を分散できるようにもしてくれました。基軸通貨の機能と言うものは、一般的にパッと思い浮かぶ「国際間での決済を簡便に行う中心通貨」と言うだけではなく、基軸通貨の発券国には膨大な資本が集まります。
このデジタル化が進んだ現代、もう基軸通貨と言う考え自体が不要で、それが富の一極集中と言う事も解決させるのかもしれません。
次回7月末のFOMCで利下げしますと、実態としてトランプ大統領がFRBに介入したと言う事実だけが残り、下手すると「オレは中銀すら操れる」と勘違いするかもしれませんので、その点だけは憂慮しております。
さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。
通貨/商品 | Long(買建て) | Short(売建て) | Net(売買差引) | 前週比 |
---|---|---|---|---|
JPY (097741) | 34,642 | 44,019 | -9,377 | +2,003 |
EUR (099741) | 173,483 | 212,487 | -39,004 | -7,653 |
GBP (096742) | 31,935 | 110,518 | -78,583 | -2,226 |
CAD (090741) | 69,694 | 38,944 | +30,750 | +9,786 |
CHF (092741) | 6,886 | 20,079 | -13,193 | -1,461 |
RUB (089741) | 47,458 | 14,538 | +32,920 | +787 |
VIX (1170E1) | 120,035 | 252,302 | -132,267 | +9,530 |
金Gold (088691) | 311,881 | 60,631 | +251,250 | +5,749 |
原油 (067651) | 537,940 | 140,089 | +397,851 | -25,911 |
通貨/商品 | Long(買建て) | Short(売建て) | Net(売買差引) | 前週比 |
---|---|---|---|---|
JPY (097741) | 32,905 | 44,285 | -11,380 | -7,729 |
EUR (099741) | 170,487 | 201,838 | -31,351 | +4,514 |
GBP (096742) | 35,190 | 111,547 | -76,357 | -3,375 |
CAD (090741) | 63,098 | 42,134 | +20,964 | +11,738 |
CHF (092741) | 5,962 | 17,694 | -11,732 | -1,304 |
RUB (089741) | 46,149 | 14,016 | +32,133 | -322 |
VIX (1170E1) | 113,796 | 255,593 | -141,797 | -9,615 |
金Gold (088691) | 309,535 | 64,034 | +245,501 | +738 |
原油 (067651) | 545,484 | 121,722 | +423,762 | +33,613 |
過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp |
先週に引き続き、今週もカナダドルの大躍進が凄いです。もう買建て7万ロットに届く勢いで、売建ても4万ロットを切りました。カナダドル以外はと言えば、う~ん、ちょろちょろパッパですね(笑)。
私の大好きなロシアンルーブルは若干の伸びを見せてます。この金曜日にありました政策金利変更で25bpの利下げしましたし、次回のIMMポジションでは減少するのでしょうか。ただ、ロシアンルーブルの売買差引大幅プラスに関しては通常の短期筋と違い、何か別の戦略があるような気がしてなりません。超ド短期の市場動向ではなく、もっと壮大な何かを見ているように思えます。
今から10年ほど前、サブプライム層のモゲージ債を大量に食ったジャンク債のようなCDO、実態はサブプライムローンのモゲージ証券MBSのようなものに対して大手金融機関がCDSと言う一種の保険のようなものを大量に発行し、世界恐慌バリの大問題を引き起こしたサブプライム問題が発生しました。この時のCDSに当たるものが、現在ロシアの通貨購入を含むロシア由来資産購入で、どこかの誰かが何かに気がついて購入しているのではなのでは無いかと勘ぐってるのですが。真相は、そのうち分かるのでしょうか?
⇧そのうち何か発生した時に「ほら?ほら!だから、あの時に言ったジャン!」と言うために、とりあえず書いておきました。よく経済学者がやる手法です(笑)。
昨日東京では、隅田川の花火大会が予定通り開催となりました。
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そして、熱帯低気圧に変身した台風は、関東に来る事なくいつもの北陸に向かっているようです・・・・・・
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なんかね~、北陸の方にはいつも東日本の悪天候を一手に引き受けて頂いているような気がしてまして、申し訳ないような気がしてしまいます。日本海側からだけではなく、今回はなんと太平洋側からわざわざ内陸を通って北陸に向かってまして、なんとも言えません。せめて自宅でお酒でも飲みながら、楽しい週末をお送り下さい。熱帯低気圧や台風の影響が無い地域の皆さんも、どうか良い週末をお過ごし下さい。
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