FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2019/07/22 月曜日

昨日は参議院選挙の投票日でしたが、皆さん選挙に行かれましたでしょうか?投票率が酷い事になりそうだと、昨日のうちからニュースでやっておりました。

この投票率、統計的に言えば「40%もあったら十分だろう」的に思えなくも無いのですが、そこには統計と言う事に落とし穴がありまして、統計で扱うには十分に分散していなければならない、もっと言えば「十分にデタラメなサンプル」が必要なわけでして、例えば全年齢・男女・全地域で満遍なく40%であったら十分に分散していると言えますし、それだったら40%どころか1%のサンプルでも精度が高い全体の意見を推定できていると言えるでしょう。

ところが、選挙の投票結果を見ますと、よく言われるように若年層の投票率が非常に悪く、女性より男性の方が高く、地域による投票率の差も大きくなっております。このうち男女差については、日曜日にプラプラしている時間があるのは女性より男性の方が多いと言う実情もあるように思え、まだ残る男女による家事量の違いのような事も原因にあるのかもしれません。

投票率が上がらない原因の一つに「投票率が低いと組織票が生きるので、実は投票率を上げたくない」と言う事が言われてますが、これがほとんど正解だと思われます。どこの政党も組織票を持っているので、逆に言えばどこの政党も実は投票率を上げたくない、そこが本音なのではないでしょうか。

投票率を上げる方法をアメとムチの両方で考えた時に、まずムチの方から先にいきますと、豪州のように「選挙行かないと罰金」にすれば投票率90%超えます。ではアメの方は何が考えられるのかと言えば、ズバリ投票したら商品券とか現金(笑)。現金は管理が大変ですので、商品券くらいがいいのではないでしょうか。そんな事をして投票率を上げるのは無駄だと思いますよね?じゃ、そんな事をしなくても選挙に行けばいいと言う事になるんですけど・・・・・・

結局、選挙で投票しても意味ないと思われているから選挙に行かない人が多いわけでして、選挙に行ったら何かが変わると言う意識をしっかりと教育していくしか正攻法は無いのかとは思います。 


 

さて今週ですが、ほとんど月末週と言う事で大した指標も無く、金融イベントも限定的です。そんな中でも欧州中銀ECBの金融政策発表があったりしますが、既に色々と発表されたり憶測を元にして株価も為替も値が動いているのもありますし、また来週にはFOMCも控えているので全体的に言ったらやや限定的な値動きの週になる可能性が高いかとは思います。

まずはその、純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で本日7月22日月曜日の深夜24時から日銀の黒田総裁がアメリカのワシントンDCにありますIMF本部におきまして講演を行います。これは世界中の中銀総裁を招いて行うイベント Michel Camdessus Central Banking Lecture と言うものでして、毎年開催されており今年は黒田総裁が招待されました。講演自体より、23日深夜0時30分から行われるIMF専務理事代行デビッド・リプトン氏との対談の方に注目しております。先月ブルームバーグの単独インタビューで答えた「さらに大規模緩和が可能」「2%の物価目標に向けたモメンタムが失われれば追加緩和を行う」と言う部分なんて攻めてくれたら面白いかなと思います。

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7月25日木曜日午後8時45分に欧州中銀ECBが今後の金融政策を発表予定になっております。また、続く午後9時半からはECBのマリオ・ドラギ総裁による記者会見があり、いつもの通り金融政策発表よりも総裁会見に注目が集まっております。今回、政策金利(主要リファイナンスオペ金利)に関しては 0.00%の現状維持と見られ、政策金利以外にも限界貸付ファシリティー金利 +0.25%、預金ファシリティー金利 -0.40%も維持される見込みです。

この限界貸付ファシリティー金利はユーロ圏の市中銀行がECBから資金借入を行う際のオーバーナイト金利で、預金ファシリティー金利はユーロ圏の市中銀行がECBに資金預入を行う際のオーバーナイト金利となってます。これ以外にも市中銀行間同士でのコール市場と言われる貸し借りの場でのユーロ圏無担保翌日物平均金利(EONIA)と言うものがあり、常識で考えたら民間同士でお金を借りる際には借りる側が金利を支払うのが当たり前なんですが、このEONIAレートはマイナスになってまして、預金ファシリティー金利の -0.40%より若干高い程度、つまり「ECBに預けるよりマシ」と言う感じです。別に「お金貸して金利まで取られるなら持っていればいいのに」と普通は考えるかと思いますが、欧州の銀行間決済は国を跨いでいるため各国中銀が一旦間に入りTARGET2と言うヘンテコなシステムを通して決済している都合で決済まで時間がかかり、借りたい側より貸したい側が不利になるような事が多く発生するようです。そんな感じですので、マイナス金利にする最大の目的である「中央銀行に預けるよりも市中に貸し出すメリット」なんてものとは程遠く、貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO3)も決まっておりますがTLTROしないと市中にお金は回っていかない、つまりマイナス金利は失敗なんではないかと思ってしまいます。まあ、経済学の博士でも修士ですら無い私が何を言っても(笑)。

あと、ECBの金融政策発表と同じ25日には、日本の皆さんがおなじみのトルコ中銀も金融政策を発表する予定になっているようで、こちらは現状24.0%から200bp(ベーシスポイント)引き下げの22.0%予想だそうです(笑)。普段、他の中銀の政策金利なんか見ておりますと、200bpの引き下げとか正気の沙汰とは思えません。もっとも、現状の24.0%から25bp引き下げて23.75%としても、さすがにこれでは何の影響もなさげです。

他にも主要な国の金融政策発表としては、26日金曜日にロシア中銀がありまして現状7.50%から25bp引き下げの7.25%予想です。あと他の国も羅列だけしておきますと、22日月曜日ウズベキスタン,ガーナ,パラグアイ、23日火曜日ハンガリー,ナイジェリア、24日水曜日ジョージア(グルジア),ケニア、25日木曜日フィジー,タジキスタン、26日金曜日アゼルバイジャン,アンゴラ,東カリブ中銀、などとなっております。東カリブとか観光地としては魅力的で、東カリブとか文字打ってても心躍るんですが、投資するかと言われれば微妙(笑)。

 

直接、金融政策とは関係しない政治絡みのイベントとしては、時間は未定ですが英国現地時間で23日火曜日に英保守統一党(保守党)の党首選結果が公表される予定になっておりまして、保守党党首が次期首相となります。

他にも、トランプ大統領が何を言うのか、イラン問題、トルコ問題、北朝鮮問題、そして米中通商競技協議の行方、世界的にはあまり関心事では無いかもしれませんが日韓問題も激しさを増しておりまして、この辺りがどうなるかも為替相場や株式相場など他の金融市場にも影響があるかと思います。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。今週は注目に値する指標が非常に少ないので、かなりレベルを落としながら羅列していきます。

本日7月22日月曜日、午後4時に日本のコンビニエンスストア売上高が発表になる予定でして、他に注目の指標が一切無いため、非常に、ひじょ~に個人的な趣味で取り上げただけの指標です(笑)。

明日23日火曜日午後10時にアメリカの住宅価格指数午後11時にアメリカの中古住宅関連指標があります。先週の水曜日にありましたアメリカの住宅着工件数が、事前の市場予想で既に前回値を下回る予想だったのにもかかわらず更に下を行く数字であったため、特に午後11時の中古住宅関連指標でも同じように数字を落としますとドル売りバイアスが発生するかと思われます。前月比で、前回値が2.5%のところ事前の市場予想では -0.1%となっております。

24日水曜日、月末近くに恒例となっております購買担当者景気指数(PMI)速報値の集中発表デーとなってます。午後11時にアメリカの新築住宅関連指標がありまして、数少ない今週の注目指標の一つです。赤太字にでもしておきます。午後11時半にアメリカのEIA週間燃油在庫集計があり、まだしばらく原油価格の不安定さが続くでしょうから、この指標で原油価格が動き資源国通貨への波及があることから注意しておいた方が良さそうです。

25日木曜日、午後8時45分にECBの金融政策発表、午後9時半にECBドラギ総裁の会見があり、このドラギ総裁の会見に被るのですが、同じく午後9時半にアメリカの耐久財受注が発表になります。まあ、あんまり影響無いかもしれませんが(笑)。

そしてラスト26日金曜日午後9時半にアメリカの第2四半期国内総生産(GDP)の発表予定でして、前年比は大幅に落ちるのは間違いないと言われており、前回値3.1%に対して今回の市場予想は1.8%となっております。こうなると、むしろGDP自体より個人消費の方がどうなっているのか重要で、PCEやコアPCEが事前の市場予想を超えられるのかどうかに対ドルでの値動きが掛かっているかと思われます。以上、そんな感じで今週が終了です。 


 

まだ大雨が降っているようなニュースも聞きますが、そろそろ台風の影響と言うのも出てきておりますので、梅雨が明けるのも時間の問題でしょうか。 関西より西の地域では、今週あたり梅雨明け宣言が出るのかもしれません。

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tenki.jp

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低い気温、多かった雨で作物の成長にも影響がで始めているそうですので、そろそろカラッと晴れた日も待ち遠しくなってきました。先週の週末くらいには、ジメジメしているのに暑いと言う最悪な日になりましたが、どうせ気温があがるならカラッと晴れて欲しいです。 

天気だけでなく相場もカラッと晴れ上がり、気持ちい稼ぎをもたらしてくれるように祈りながら、今週も頑張ってまいりましょう。


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