2019/07/10 戦績
USDJPY +51,800円
EURUSD +83,144円
GBPUSD +185,361円
AUDUSD +41,461円
USDCAD +43,202円
USDCHF +49,084円
EURJPY +173,300円
GBPJPY +64,900円
AUDJPY +13,200円
CADJPY +31,900円
CHFJPY +57,300円
EURGBP +26,119円
EURCHF +24,585円
TOTAL +845,356円
週間戦績(当週)
TOTAL +1,990,707円
月間戦績(07月)
TOTAL +7,164,373円
年間戦績(2019年)
TOTAL +165,900,714円
累計戦績(令和になってから)
TOTAL +59,818,271円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,439,818,286円
昨日、大注目でしたFRBのパウエル議長の議会証言ですが、議会証言前に公開される原稿でぶっ飛びました。
普段あまり表示させないのですが価格別の取引量なんかも一緒に表示してみますと、なるほど、わからん(笑)。とりあえず、一気に飛んだ事は間違いない感じです。
理由的には簡単で、議会証言原稿でハト派な発言が目立っていたためでして、ここで一気に「利下げ見通しが復活した」と言う市場の皆様の見解なんでしょう。
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発表の瞬間、米10債利回りは対ドル為替相場なんてレヴェルじゃなく暴落しており、文字通りに飛んだ感じになっております。素晴らしくワープしております(笑)。
原稿の内容的には、FRBのホームページに公開されております。
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ただ、原稿なんて見てもしょうがないので、詳しく解説してくれてるブルームバーグさんでも見た方がいいかとは思います。
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パウエル議長の議会証言原稿公開に比べ実際の議会証言や質疑応答、それに本日早朝3時にありましたFOMC議事要旨公開は屁みたいなものでした(笑)。では大した動きもなく、まあそんなものだろうなと。こんな事なら、早朝まで起きて待っている事なく寝とけばよかったと、若干後悔しております。
昨日は私の大好きなカナダ、そのカナダ中銀が今後の金融政策を発表しまして、政策金利自体は据え置きの1.75%と言う事前の市場予想通りの結果でした。
カナダ銀行 (中央銀行) 07/10 2300JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
翌日物金利誘導目標 (政策金利) |
1.75% | 1.75% | 1.75% |
政策金利の据え置きは事前の市場予想通りだったのですが、発表されました議事内容では第二四半期の成長こそ上方修正したものの、貿易摩擦による世界的な経済に対するリスクへの言及からカナダが売られる事になったようです。
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パウエル議長の議会証言原稿の公開で一気に米ドルが売られたのは対加ドルでも同じでして、午後9時半に急速に加ドルが上昇するも、午後11時に今後の金融政策をカナダ銀行が発表すると全戻し、その後貿易摩擦リスクはカナダに対してだけのものでは無いと思い出したのか、あるいは昨日の原油価格上昇によって資源国通貨として押し上げられたのか徐々に加ドル買いが入った感じでした。
ちょうどそんな頃、カナダ銀行のポロズ総裁が加ドルが高くなる事に関し、最近の主張を再度会見の場で自ら語ったところ・・・・・・
“We always take account of the Canadian dollar as a prime ingredient in our forecast. Mechanically, as the dollar rises, of course that reduces our cost competitiveness in international markets and it can slow down our export projection.”
カナダドルが上昇することで、国際競争力が低下する
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そんなの無視し、加ドルがどんどん買われ高くなって行きました、とさ(笑)。
ポロズ総裁、加ドル高で口先介入を試みるも何度めの失敗でしょう。ここはひとつ、口先介入の名手である我らが日銀の黒田総裁が、直接ご指導ご鞭撻をするしか無いのではないでしょうか(笑)。いや、笑い事じゃないな。
だいたい、中銀総裁が直接通貨高に対する懸念する発言をしたのに、それを完全スルーするなんて相当にカナダ銀行は舐められています。どうせFRBが怖くて、独自に通貨高への対応はできないだろうと。ここはひとつ、黒田総裁が・・・・・・
指標は、いつものように表にだけ結果をまとめるだけの簡単なお仕事でした。
午後5時半にあった英国の集中発表では、事前の市場予想より落とした数字も多かったのですが「この程度は許容範囲」と言わんがごとく、指標通過後にその前からポンドが買われていたペースで再度買われ出し、何事も無かったように指標発表を終えた感じです。やはり、パウエル総裁の議会証言前だったと言うことと、ポンドに関しては英保守統一党(保守党)総裁選挙の方が関心が高いのか、指標に関しては極端な数字さえ出なければ今はいいと言う事なんでしょう。
日本国6月 0850JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
企業物価指数(前月比) | -0.1% | -0.3% | -0.5% |
企業物価指数(前年比) | +0.6% +0.7% |
+0.3% | -0.1% |
オーストラリア7月 0930JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者信頼感指数 | 100.7 | - | 96.5 |
消費者信頼感指数(前月比) | -0.6 | - | -4.1 |
中国6月 1030JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) | +0.1% | -0.1% | -0.1% |
消費者物価指数(前年比) | +2.7% | +2.7% | +2.7% |
中国6月 1030JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価指数(前月比) | +0.2% | 0.0% | -0.3% |
生産者物価指数(前年比) | +0.6% | +0.3% | 0.0% |
フランス5月 1545JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
鉱工業生産 (前月比) |
+0.5% +0.4% |
+0.2% | +2.1% |
イタリア5月 1700JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
鉱工業生産 (前月比) |
-0.8% -0.7% |
+0.1% | +0.9% |
鉱工業生産 (前年比) |
-1.5% | -0.4% | -0.7% |
英国5月 1730JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
貿易収支 | -37.16億ポンド -27.40億ポンド |
-32.00億ポンド | -23.24億ポンド |
貿易収支(サービス除く) | -127.61億ポンド -121.13億ポンド |
-125.50億ポンド | -115.24億ポンド |
貿易収支(EU以外) | -52.25億ポンド -45.95億ポンド |
-47.00億ポンド | -49.05億ポンド |
英国5月 1730JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
鉱工業生産指数 (前月比) |
-2.9% -2.7% |
+1.6% | +1.4% |
鉱工業生産指数 (前年比) |
-1.1% -1.0% |
+1.1% | +0.9% |
製造業生産指数 (前月比) |
-4.2% -3.9% |
+2.2% | +1.4% |
製造業生産指数 (前年比) |
-1.1% -0.8% |
+1.0% | 0.0% |
建設業生産指数 (前月比) |
-0.5% -0.4% |
+0.4% | +0.6% |
建設業生産指数 (前年比) |
+3.1% +2.4% |
+0.9% | +1.7% |
サービス業指数 (前月比) |
+0.1% -0.1% |
+0.1% | 0.0% |
サービス業指数 (前3ヶ月対比) |
+0.3% +0.3% |
+0.1% | +0.3% |
アイルランド2月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI |
-0.1% | - | +0.2% |
消費者物価指数(前年比) CPI |
+1.0% | - | +1.1% |
アイルランド2月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準) |
-0.1% | - | +0.2% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準) |
+1.0% | - | +1.1% |
米国5月 2300JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
卸売売上高(前月比) | -0.4% | 0.0% | +0.1% |
卸売在庫(前月比) | +0.8% | +0.4% | +0.4% |
=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計
米国 EIA週間燃油在庫集計 (07/05分) 07/10 2330JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
原油在庫(前週比) | -108.5万バレル | -949.9万バレル |
ガソリン在庫(前週比) | -158.3万バレル | -145.5万バレル |
中間留分在庫(前週比) | +140.8万バレル | +372.9万バレル |
クッシング原油在庫(前週比) | +65.2万バレル | -31.0万バレル |
原油は、正直わかりません(笑)。このEIAが発表する週間燃油在庫集計ですが、今回の発表では数字が落ち込むと言う観測が一昨日出まして、それで原油価格上昇が始まった感じのようなんですす。実際に発表された時にはスルーと言ってもいい感じでして、噂で買って事実で売る事もせずまだそのまま上を目指すようです。今月始め、ロシアやOPECが減産を公表しても大きく動く事が無かったのに、なぜか今回はこの勢いで買われております。
この相場(原油)は、プロの皆さんが楽しく仲間内でやってるようなところなので、やはり素人は手を出してはいけないのでしょう。とは言いながら原油大好きなので、どうしても気になってしまいます。先物は、そろそろ穀物に興味を移した方がいいんでしょうけど、手出ししていいのは来週くらいからですかね?
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