FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/07/09 戦績

 2019/07/09 火曜日 戦績

USDJPY         +99,200円

EURUSD         +60,928円

GBPUSD        +141,073円

AUDUSD         +26,952円

USDCAD         +75,499円

USDCHF         +33,375円

EURJPY         +85,500円

GBPJPY        +133,700円

AUDJPY         +38,600円

CADJPY         +12,300円

CHFJPY          +7,500円

EURGBP         +35,414円

EURCHF          +8,272円

TOTAL         +758,313円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,145,351円

 

月間戦績(07月)

TOTAL       +6,319,017円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +165,055,358円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL      +58,972,915円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,438,972,930円

 

昨日、週明けから動意薄いままで軟調に推移していた外国為替相場ですが、そのまま引き続きダラダラっと推移しておりました。理由的には、FOMC議事録の公開を控えてと言うものと、FRBのパウエル議長が10日水曜日と11日木曜日に米両院の委員会におきまして議会証言を行う事への待ちムード一色と言った感じです。

 

実は昨日もパウエル議長の講演と言うか発言と言うか、 ボストン連銀で開催されております銀行のストレステストに関するカンファレンスの開会式辞として、ビデオが上映されました。非常にキレイな分かりやすい、まるで大学入試の英語リスニングテストの読み上げのような感じで式辞を述べられてまして、当然ですが政策金利の件などな~んにも言いません(笑)。

FRBの公式ページにあるビデオ⇩

www.federalreserve.gov

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

この開会式辞が始まったのは、日本時間で午後9時45分ころからでして、それまでは若干ですがジリジリと動いていた外国為替相場がパウエル議長の式辞開始前に急に大人しくなった感じでして、終わってからもそのまんま動かない状態を維持。

それまでの値動きからぐっちゃぐちゃっと収束し、まとまりやがった感じです。私は全く期待していなかったのですが、もしかしたらパウエル議長が何か言うかと多少でも期待していた市場の皆さんが、あまりにも何も言わなかったために呆けてしまったのでしょうか(笑)。

 

パウエル議長に関しては、外部からこんな発言もあり⇩

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

これは、インタビューで聞かれたから答えた系ではあるんですけど、それにしても国家経済会議(NEC)の議長ごときに「FRB議長職は安泰、解任の試みはない」とか言われて黙ってる大統領がどうかしてると思うんですが、NEC議長と大統領がツーカーで蜜月で怪しい関係なのでどうにもならない、と言うか、NECクドロー議長自身が大統領の代弁くらいに思っているのでしょう。もともとクドロー氏自身の古巣であるCNBCに対してなので、サービスもあったのかもしれません。だいたい、対中協議に関しても超強行派のライトハイザー通商代表に任せるなら任せるで、クドロー氏がしゃしゃり出てくるとな~んもまとまりません。 


 

指標に関しては昨日もまたお寂しい状況もありましたが、🚩旗を付けました日本のマネーストックが、季節調整済みの数字でマイナスに、季節調整前でもM2,M3ともに前回値から 0.3ポイントづつ落とすと言うのは日銀の金融政策の結果としては凄い事でして、なんと2010年12月から8年半振りの事です。季節調整していないマネーストック=通貨総量の名目的には増えておりますが、超長期の目線で見る人にとっては、こう言う転換点になりうるところを見逃さないのかなと思います。

ちなみに私は、「マネーストックが減少したと言う事実」と「8年半振り」と言うのが凄くて書いているので、それを元に何か取引の手がかりを探すほど経済学に精通しているわけではありません(笑)。 

米国5月
0400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信用残高 +174.6億ドル
 +175.0億ドル
+170.0億ドル +170.9億ドル
英国6月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
BRC小売売上高(前比)  -3.0% +1.1%  -1.6%
日本国5月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
毎月勤労統計調査・速報値
現金給与(前比)
 -0.3%
 -0.1%
 -0.6%  -0.2%
毎月勤労統計調査・速報値
実質賃金指数(前比)
 -1.4%
 -1.1%
 -1.0%
毎月勤労統計調査・速報値
総実労働時間(前比)
 -1.8%
 -1.7%
 -4.4%
日本国6月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーストックM2(速報値)
季節調整前(前比)
+2.6%
+2.7%
+2.6% +2.3%
🚩マネーストックM2(速報値)
季節調整済(前比年率)
+4.5%
+4.7%
 -1.3%
マネーストックM3(速報値)
季節調整前(前比)
+2.3% +2.3% +2.0%
🚩マネーストックM3(速報値)
季節調整済(前比年率)
+4.0%
+4.1%
 -0.8%
マネーストックCD(速報値)
(前比)
 -5.8%
 -6.8%
 -1.6%
オーストラリア6月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NAB企業信頼感(先行判断)  +7  +2
NAB企業景況感(現況判断)  +1  +3
スイス6月
1445JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 2.2%
2.3%
2.2% 2.1%
失業率(季節調整済み) 2.3%
2.4%
2.4% 2.0%
日本国6月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
工作機械受注・速報値
(前比)
 -27.3%  -38.0%
イタリア5月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -0.3% +0.2%  -0.7%
小売売上高(前比) +4.2% +3.8%  -1.8%
米国6月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NFIB中小企業景況感 105.0 103.1 103.3

 

あと、いつも注目で大好きなカナダの指標、こちらも🚩旗をつけてありますが、午後9時15分にありました住宅着工件数では前回値が若干の下方修正されたものの、その分を加味しても前回値そして事前の市場予想の両方共上回り若干の加ドル買い、本当に若干で10pipsも行かないくらい。

その15分後の午後9時半に発表になりました住宅建設許可では、なんと前回値が上方修正されたなんてのはどうでもいいくらいのネガティブ発表でして、でも加ドルは若干売られたくらい、本当に若干で10pipsちょっと超えたくらい。

カナダ6月
2115JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩住宅着工件数 19.68万件
20.23万件
21.00万件 24.57万件
カナダ5月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩住宅建設許可(前比) +16.0%
+14.7%
  -2.5%  -13.0%

月曜日のブログで、この2つの指標を無理やり注目の指標に仕立てたわけですが、

9日火曜日も微妙なところなんですが、一般世間様では注目度が低いカナダの住宅関連指標がありまして、午後9時15分に住宅着工件数、午後9時半に住宅建築許可件数の発表です。先週の金曜日に発表されたカナダの雇用関連指標もIvey購買部協会PMIも非常に悪い結果となっておりまして、ここで挽回できるのかどうか。

fxse.hatenablog.jp

ああ、やっぱり注目されるのは無理でした(笑)。 


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