FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2019/06/17 月曜日

この土日、最近週末になる度にあったトランプ氏など政治絡みの大きな発言がなく、ほとんどの主要通貨ペアに関しては、前週末のと乖離も発生せずスタートし、久しぶりに落ち着いた月曜日早朝の為替相場スタートとなっております。ドル円だけ、若干落としてスタートしたようで、香港での問題が尾を引いているとの報道もありますがどうなんでしょう。そこまでリスクオフを掛けるものなのか、あるいは別の意思があっての円買いだったのか分かりません。 


 

今週は金融イベントが盛りだくさんで、純粋な数字だけの指標は若干盛り上がりに欠ける週となっております。せっかく値が動くチャンスですので、金融イベントと指標は分散してくれる事に越したことありません(笑)。

 

まずは純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で6月20日木曜日、早朝3時に米連邦公開市場委員会 FOMCが2日目の会合を終えまして、今後の金融政策を発表する予定です。

今回、政策金利(FF金利)自体は事前の市場予想で据え置きとなっておりますが、先週末の金曜日段階でFF金利先物から計算される市場においての金利変更期待度、いわゆる織り込み度は 25ベーシスポイント(bp) = 0.25%に対して 24.5%と高くなっておりまして、市場参加者の大多数が据え置き予想と言うわけではありません。

また、その次に開催予定7月末のFOMCに対する織り込み度は、25bpで68.4%,50bpで17.5%となっており、今回のFOMCでの声明文次第では、その次のFOMCに対する市場のスタンスを大きく動かす事態となるため、最近多かったFOMC終了後にスルーとなるような事は無いかと思われます。

同じく6月20日木曜日、正午前後に日銀金融政策決定会合が2日目の会合を終えまして、今後の金融政策を発表します。日銀金融政策決定会合の発表に関しては、発表時間が定まっておらず、発表時間が12時25分前後を境にして発表内容を占うかのような感じですが、ここ最近は12時前後に発表される安定の「現状維持」が続いております。

今回も特に大きく変更があるとは思えず、さっさと発表してしまって昼食をお楽しみになる回かと思われますが、油断すると突如何かあったりするので油断大敵です。ただ、メインは午後3時半からの黒田総裁会見になるとは思われますので、会見を注視したいと思います。

さらに同じく6月20日木曜日、午後8時に英中銀イングランド銀行(BOE)が金融政策委員会(MPC)が会合を終え、今後の金融政策を発表する予定です。市場の予想ではBOEも政策金利は据え置きとなっております。英国に関しても大きく何かを変更してくる可能性はあまり高く無いのですが、政策金利の変更よりも資産買取プログラム規模の変更をしてくる可能性が全く無い事もない時期に突入しておりますので、急変には備えたい金融政策発表イベントです。

またさらに同じく6月20日木曜日、午後5時に欧州中銀(ECB)がECB理事会の2週間後に公表する経済報告(Economic bulletin)の発表が重なっておりまして、政策金利は来年まで変更なしと言うスタンスを宣言しているECBに関しては、この経済報告で特に大きく何かが推測できるわけではありませんが、まるで惑星直列でも発生しているかのようなハードカレンシー4大中銀全ての何かしらの発表が重なっていると言う珍しい日ではあります。

それと、日付が遡る事になるのですが、18日火曜日午前10時半に豪州中銀RBAが前回の金融政策会合での議事要旨を公開予定です。

 

直接、金融政策とは関係しない政治絡みのイベントとしては、6月17日月曜日から翌週25日の火曜日まで、米通商代表部(USTR)が対中制裁完全に関して民間企業からの公聴会を開催予定です。

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もっとも、USTRの代表はあのライトハイザーですから、民間企業が何を言っても別に構う事も気にする事も無いでしょう。ほとんど、民間企業のガス抜きのために行われる、あるいは公聴会をする決まりがあるからする、そんなところだと思います。

18日火曜日に英国におきまして、保守統一党(保守党)党首選の第二回戦が行われます。前回はジョンソン議員が1位通過したものの、落選した議員に投票されていた票がどのように2位以下の議員に回るのか未知数の部分もあり、このままジョンソン議員が逃げ切って最終戦まで1位を維持できるのかは分かりません。

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もともとジョンソン議員はEU離脱推進派で元外相、第一回戦で2位通過したハント議員はEU残留派で現外相でして、その点が今後どう影響してくるのか注目です。もっとも、誰が首相になり、どんな離脱案を出してきても、労働党が拒否するのでしょうが。現時点で、再度の住民投票を行って結果としてEU離脱中止、または、このままハードブリグジットへ突っ走る、その二択しか無いようにも思えてきました。

20日木曜日からブリュッセルのEU本部におきまして、2日間の予定でEU首脳会議が開催されます。どうせお題はイタリアの問題になるのでしょうが、そんな事を話しあっているよりも、任期が10月いっぱいまでのEU委員長とECB総裁の後任人事を話し合い、候補者を確定させる重要な時期です。当のイタリアでは、例の副首相2人がいろいろな発言を行っておりましてEUに対する反発も凄いのですが、EUと言う枠組みで国家を運営している以上、反発して暴言を吐くだけでは立ち行きません。もしかしたら、チョロチョロっと出てくる発言でユーロが動く可能性もあるので、いつものEU首脳会議よりは注意しておいた方がいいかもしれません。

あと、私は取引していない通貨に関する事なんですが、23日の日曜日にトルコでイスタンブール市長再選挙が控えておりまして、今週末にトルコリラを持ち越すのは非常に危険かと思われます。もっとも、危険を冒してまでもどちらかに賭けると言う作戦も無い事も無いのですが、その場合には資金管理やFX業者の選定など、十分にお気をつけになられますように。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。月半ばと言う事で今週は注目の指標が少ないため、若干レベルを落としながら羅列していきます。

本日6月17日月曜日は目立った指標がありません。全然無いので、もしかしたら午後11時にあります全米住宅建設業者協会NAHBによる住宅指標で動いてしまったりとか、そんな可能性も無い事もないかなと言うレベルです。

明日18日火曜日午前10時半に第1四半期住宅価格指数の発表と豪州中銀RBAが前回分の金融政策会合議事要旨の公開が同時にあります。現在、豪州では住宅価格など住宅に関する指標に敏感なので、金融政策会合での議事要旨と同時に発表になっておりますのでいつも以上に注目度合いが高く、内容次第では一気に豪ドルが動く可能性があります。午後6時にユーロ圏の消費者物価指数(HICP)同じく午後6時にドイツとユーロ圏のZEW景況感指数の発表があります。HICPの方は確定値の発表ですので、よほどの変更でも無い限り反応は無いかと思われます。一方、ZEW景況感指数に関しては、ここ最近は低調なユーロ圏の状況が現れてきており、今回も事前の市場予想は前回値を大幅に下回るマイナス値となってます。事前に市場予想通りだったとしても、大きく前回値を下回る結果となりますので、直前までのユーロの値動き次第では発表と同時に大きく動くかもしれません。が、動かないかもしれません(笑)。午後9時半にアメリカの住宅・建築関連指標の発表がありますので、これも一応は注意してしておいた方が良さそうです。

19日水曜日午後5時半に英国の消費者物価指数(CPI)を含む物価指数の集中発表があります。翌20日に英中銀BOEによる金融政策発表を控えており、特にCPIは前回発表4月時点の数値で4ヶ月ぶりに前年比2.0%を回復したところでして、インフレターゲットを2.0%と設定しているBOEにとって一番分かりやすいインフレ指標であるCPIは、なんとか2.0%を死守しておきたいところです。ですので、今回このCPIの数値が上にブレるとBOEの金融政策にとって追い風、下がると向かい風と非常に分かりやすい発表となるわけで、つまりポンド一本釣りの可能性を秘めたボーナスタイムになる可能性があるわけです(笑)。CPIの発表と言うことで今から何も頑張れる事は無いのですが、それでも頑張ってもらいたいと思います。

20日木曜日は、午前3時にFOMC結果発表、午後3時半からパウエルFRB議長の記者会見、正午くらいに日銀発表、午後3時半から黒田日銀総裁による記者会見、午後5時にECB経済報告の公表、午後8時にBOE金融政策発表と、金融イベントが続く日になっております。純粋な数字の指標的には午後5時半に英国小売売上高が予定されてまして、前日に引き続きBOEの金融政策発表直前ですので要注意です。

午後11時にアメリカのカンファレンスボードが発表する景気先行指数とユーロ圏の消費者信頼感指数が同時に発表になりますので、米高欧低の数字でも出ますと一気に行くかもしれません。赤字にはしない程度に期待はしておくと言う感じです。

それと、私は取引していない通貨なのですが、午後5時にはノルウェー中銀も今後の金融政策を発表する予定になっておりまして、ノルウェー中銀は今回25bpの利上げ予想と言う事です。日本では、ノルウェークローネを取引している皆さんが割りと多かったりするようですので、取引されている方は十分にご注意下さい。

最後21日金曜日は、午前8時半に日本の消費者物価指数(CPI)がありまして、一応は書いておきたい感じです(笑)。

この、21日はマークイット社が発表する購買担当者景気指数(PMI)が一日中パラパラと発表される予定の日でして、官製指標の数値が強弱いろいろある時には、直接企業へアンケートした結果集計の民間指標が重要視される事もあり、ちょうどそう言う時期に入っているようにも思えます。最近、PMIで大きく反応する事が出てきているのはそのためでしょうから、今後PMIの集中発表日には今まで以上に注意しておいた方が良さそうです。そして、午後9時半にカナダの小売売上高午後11時にアメリカの中古住宅販売件数の発表がありまして今週は終わりになります。


 

昨日早朝に大阪で発生したお巡りさんが襲われた事件で、ちょうど朝食を食べてる最中に速報が入りまして、被疑者が大阪の箕面市で逮捕されたとの事です。また、実際に奪われた拳銃も所持していたとの事で、本当に良かった。

あとは、襲われたお巡りさんが回復し、ご本人が希望されれば今まで通りのお仕事に1日も早く復帰できることを祈っております。

 

梅雨に入り、雨の日が若干多かった感じですが、今週は一転し雨の日が少ないようです。梅雨時期の天気予報なので、あまり当たらないような気もしますが(笑)。

雨降らないと言われると、今度は逆に夏場の水不足が心配になってくるので、梅雨時期ですから適度に降ってくださって構わないので、どうぞよろしくおねがいします。どこにお願いしたらいいものなのか分かりませんが(笑)。

お出かけ時にはカバンに傘をしのばし、「雨ぐらいいつでも来い」くらいの気持ちを持って、今週も一週間頑張ってまいりましょう。


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