FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2019/06/08 戦績

 2019/06/08 土曜日 戦績

USDJPY        +130,800円

EURUSD         +83,178円

GBPUSD         +62,486円

AUDUSD         +11,249円

USDCAD         +92,068円

USDCHF         +40,732円

EURJPY         +71,400円

GBPJPY         +35,700円

AUDJPY          +7,700円

CADJPY         +59,700円

CHFJPY         +28,100円

EURGBP         +21,931円

EURCHF          +6,482円

TOTAL         +651,526円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,363,016円

 

月間戦績(06月)

TOTAL       +5,834,153円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +143,268,750円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL      +37,186,307円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,417,186,322円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

アメリカの政策金利は Federal funds rate (フェデラルファンドレート)と言いまして、日本語では「FFレート」あるいは「FF金利」とよく言われます。この、アメリカの政策金利であるFFレートが、よくFOMCで利上げだ何だと言われている代表的な金利でして、前回のFOMCでは据え置きとなったアレです。

連邦準備制度(FRS)
(中央銀行制度)

05/02 0300JST
現状 市場予想 結果
FF金利誘導目標
(政策金利)
2.25~2.50% 2.25~2.50% 2.25~2.50%

この誘導目標として設定されている範囲内で、実際に今のFF金利がどの程度なのかと言うのは Effective federal funds rate = EFFR 日本語では「実効FF金利」と言います。この実効FF金利は、日々地区連銀のホームページで公開されており、有名どころですとニューヨーク連邦準備銀行あたりでしょうか。一覧表とチャートでわかりやすくなっております。

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Federal Funds Data - Federal Reserve Bank of New York
アーカイブ ⇨ 2019/06/09時点

この上のチャートで下がり始めたと示してあるところは5月1日でして、前回のFOMC結果が発表された日(現地5月1日、日本時間で5月2日)です。それまで、ジリジリと上がり始めていた実効FF金利を確実に誘導目標範囲内に抑えるため、FOMCが苦肉の策を出し下がり始めたわけです。

連邦準備制度(FRS)
(中央銀行制度)

05/02 0300JST
現状 市場予想 結果
超過準備預金金利
(IOER)
2.40% 2.40% 2.35%

その苦肉の策が、Interest Rate on Excess Reserves = IOER 日本語で超過準備金金利と言われるものを下げる手法でした。その辺りは以前のブログに細かく書いてありますのでバサッと省略します。

現状では、FF金利上限より低い金利をIOERに設定していても、その意味が機能しておらず、ここでIOERを引き下げる事でこのままEFFRが上昇してFF金利誘導目標の上限まで達してしまうのを防ぎたいと言う、FRBの強い意思の現れでしょう。
到達されたら困るFF金利誘導目標を設定しており、実際に到達されそうな現状で誘導目標変更以外の手法を使って上を抑える。

つまり、これ、事実上の利下げです。

fxse.hatenablog.jp

 

さて、ここまでが本日の話題をするための事前解説です(笑)。 

皆さんもたまに耳にするかもしれませんが「FF金利織り込み度」と言うものがあります。現状の「実効FF金利」「FF金利先物」の差から「市場の皆さんが、将来的にFF金利がどのように変動していくと考えているのか」という事を、数字から計算したものです。

理屈的には非常に簡単で、仮にいま実効FF金利が2.35%だったとして、次回FOMCの結果発表される日のFF金利先物が2.10%で取引されていたら、「ああ、市場の皆さん全員が0.25%下がるって思ってるんだな~」と言う事になります。この状態が「25ベーシスポイント(25bp = 0.25%)引き下げ織り込み度100%」となるわけです。

実際に計算するとなると、FF金利先物の期限は次回FOMC開催日ではありませんしプレミアムが付いたりなんかもして、計算するのは非常に面倒くさい代物です。なので、そこは日々計算して公表してくれてるところに依存します。

FF金利織り込み度
06/19 FOMC発表
05/07
1ヶ月前
05/31
1週前
06/07
現在
25bp引き下げ 6.3% 18.9% 21.3%
金利据え置き 93.7% 81.1% 78.7%

1ヶ月前は25bp引き下げ織り込み度が6.3%しか無かったものが、5月31日に18.9%、そして一昨日金曜日のニューヨーク時間終了時点では21.3%と上昇しております。

ただしこれは、次回FOMCでの25bp引き下げが21.3%の確率と言うものではなく、あくまでも計算上出てきた市場の皆さんのセンチメント ≒ 心理度合いを数字にしたものに過ぎません。市場が織り込んでるからFOMCで利下げされる事もありませんし、もしかしたら利上げされる可能性もあるわけです。

 

「じゃ結局FF金利織り込み度なんて見てどうしたらいいんだよ?」 と言う事なんですが、FF金利折り込み度が高いと言う事は、現状の「実効FF金利」と「FF金利先物」が大きい = 将来的に政策金利の変更をしてもらわないと儲からない人が多い、あるいは損する可能性もあると言う事で、指標の1つ1つに敏感に反応してきたり、また要人発言でに対する反応が大きくなったりする事が多くなります。

 

先日、こんなニュースがありました。

FF金利の変更幅は25bpとされる場合が多いため、年末までに25bpの利下げが2回あると見込まれる。
このシフトは、トランプ大統領がメキシコからの全輸入品への関税賦課計画を発表、貿易摩擦への懸念が一段と強まり債券が世界的に値上がりする中で起こった

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

簡単に言えば、トランプ大統領がメキシコへの関税強化を発表した事でFF金利の引き下げ折り込み度が高くなったと言う事です。

そして、昨日こんなニュースがとどろきました。

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

 

FF金利先物価格は、当然ですが米国債価格も非常に大きく連動しますし、最近では米10年債のチャートとドル円のチャートは兼用できるくらいにドル円も連動してます。

この週末、G20財務相中央銀行総裁会議もあると言うのに猫顔しながらドル円ロングを持ち越した博打打ちもいるようでして、おめでとうございます(予定)。よいこの皆さんは、決して真似をしませんように(笑)。


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。

 

IMMポジション(2019年06月04日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 27,437 71,826 -44,389 +11,188
EUR (099741) 155,771 243,322 -87,551 +12,140
GBP (096742) 41,998 89,760 -47,762 -15,766
CAD (090741) 15,330 57,089 -41,759 -2,336
CHF (092741) 4,541 40,606 -36,065 -1,390
RUB (089741) 40,570 6,156 +34,414 +913
VIX (1170E1) 92,573 178,083 -85,510 +20,317
金Gold (088691) 240,477 84,362 +158,115 +69,427
原油 (067651) 538,947 138,779 +400,168 -38,770

 

IMMポジション(2019年05月28日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 25,803 81,380 -55,577 -385
EUR (099741) 151,129 250,820 -99,691 +1,411
GBP (096742) 51,796 83,792 -31,996 -5,844
CAD (090741) 15,878 55,301 -39,423 +2,813
CHF (092741) 4,644 39,319 -34,675 +2,820
RUB (089741) 40,281 6,780 +33,501 -2,662
VIX (1170E1) 80,301 186,128 -105,827 -507
金Gold (088691) 194,463 107,775 +86,688 -2,117
原油 (067651) 564,433 125,495 +438,938 -39,460

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

 

先週、こんな事を書いたんです「次の火曜日段階の集計が土曜日に出た段階で、もし円ショートが減少したとすると、大口の皆さんが円高基調に入ると見始めた可能性が高まるでしょうし、動かず、あるいは更に円ショートが積み増されると大口の皆さん的には、まだ円安基調だと見ていると言う事です。」と言う事で、結果としては円ショートが積み上がり、大口の皆さんは円高基調に入るのではないかと思い行動したようです。が、上にも書いたトランプ大統領の「対メキシコ一喜一憂思いつき作戦」で、また市場の様子が変わってくるような気がします。最近の中国への対応を見ておりましたら、メキシコへも強硬姿勢で行くように市場の皆さんは判断していたのでしょうが、目論見どおりにいかずに早めにハシゴを外されました。

原油も底値感が出てきましたが、まだIMMポジション見ると買うにはちょっと怖い気もします。まあ、どうせ買わないんですけど(笑)。


 

なんか最近、やたらアメリカの日本に対する高待遇が少し気持ち悪いくらいなんですが、昨日はムニューシン財務長官が為替条項を棚上げすると明言しました。

www.sankei.com

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あのトランプ大統領が実を取らない譲歩をするわけがなく、でも、もしかしたら安倍首相へのお友達プレミアムがあるのかとも思ってみたり(笑)。もし本当にお友達プレミアムなんだとしたら、この手の人は一瞬でも「裏切られた」と思った瞬間に、お友達プレミアム発動以前の状態より酷い状態になる事は必至なんで、お友達プレミアムがあろうが無かろうが、安倍首相には「毒を食らわば皿まで」で、徹底的にお友達に徹して欲しいと思います。

 

梅雨で鬱陶しい季節になりましたが、せっかくのお休みの日曜日です。来週に向けて、しっかり休んでおきましょう。季節の変わり目ですので、風邪には十分気をつけて。特に私(笑)。


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