FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2019/05/27 月曜日

5月最終週が始まりました。しかも、今週の金曜日が晦日31日と言う事でして、株とかやってる方には都合のいい区切りかもしれません。

が、私にとっては一番勘弁して欲しい区切りでして、今週が終わるのはニューヨーク市場で5月31日の夕刻ですので、日本時間では6月1日に入ってからと言う事になります。ええ、たった1日、しかも6時間程度月を跨いでの実績が発生するんです。

だからと言って、わざと土曜日早朝分の取引を無くすと言うのも勿体無いですし、これも神様がお決めになった区切りだと納得して受け入れるしかありません。えっ、違うの?神様がお決めになったんじゃなくて、ローマ教皇グレゴリウス13世が決めたの?ほんと、余計なことしやがっ・・・・・・ 


 

さて、この土日にあった出来事と言うか現在進行系な感じの出来事としまして、欧州議会選挙の投票が終わり開票を頑張ってる最中ですが、民間の出口調査などによって既に大勢が判明しております。

EPP欧州人民党が第一党は変わらないようなんですが、なんと44議席マイナス、第二党であったS&D社会民主進歩同盟も仲良く44議席マイナス、親EU派の第三極ALDE欧州自由民主同盟だけが議席数を34議席伸ばし、この3政党合わせて425議席、どうにか過半数376議席を超える事は出来るようです。

ところで、Google先生に知りたい事を打ち込めば、以前なら載っているだろうサイトを教えてくれるだけだったものが、今ではリアルタイムで現状を報告してくれるコンシェルジュサービスのような時代です。便利ですがちょっと怖いですね。

 

細かい内容は英国が誇るタブロイド紙、ガーディアンがお伝えしております。

www.theguardian.com

アーカイブ ⇨ 2019/05/27 05:37時点

えっ?ガーディアンはタブロイド紙じゃない?昔は、ね(笑)。今じゃタブロイドサイズで発行してますので、立派にタブロイド紙とも言えます。一応は高級紙の扱いなんですが、コスト削減でサイズ変更してしまったので仕方ありません。

もっとも、サイズ変更する時の苦しい言い訳としては、見やすいサイズになるとかなんとかかんとか。高級紙って区分が日本には存在しないので説明が難しいのですが、日本で言うところの読売や朝日などの全国紙を少し日経寄りにして「いかがなものか」を多用してるような感じだと思ってもらえたら。

 

そんで欧州議会選挙なんですが、早いところに判明しておりましたドイツでは、既に与党内がお通夜状態のようでして⇩

www.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

メルケル首相の様子を見ておりますと、2009年の衆院選で自民が大敗した時の麻生総裁(当時)の様子を思い出します。⇩遠慮気味に写真は小さくしておきます(笑)。

https://archive.is/AOStX/014f47c3ccd596afe4da22ee91cec804401a8e01.jpg 

自民、惨敗にぼうぜん自失:時事ドットコム

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

と言うような状況です。

これを受けた本日早朝4時前後から始まったオセアニア時間では、どう評価していいのか分からない状態でして、前週末の終わり値との乖離こそ大きくなく始まったものの、取引も少なく値が飛びまくっている感じで、このあと東京時間がオープンしてからも欧州議会選挙の報道で突如の値動きもあるかもしれませんので、特に欧州通貨の取引は午後くらいまで待った方がいいかもしれません。


 

次に、いつもの金融イベントと指標です。まずは純粋な数字の発表以外の金融イベントからですがその前に、本日5月27日月曜日は、英国(イングランド)でバンクホリデー、アメリカでメモリアルデーの祝日となっておりまして、ロンドン市場とニューヨーク市場がお休みとなります。日欧米の主要な国での祝日は、今週はこれだけとなっております。

日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で5月29日水曜日午後11時に、カナダの中央銀行であるカナダ銀行が今後の金融政策を発表予定です。 カナダドルは指標でもイベントでも素直にスイスイっと動くので大好きでして、この身軽さの所以(ゆえん)は依存したアメリカとの関係です。

 

いつものように、ちょっと脱線します。

ハードカレンシーは相互に複雑に利害関係をもっているため、例えばドル円はアメリカと日本の関係やそれぞれの国の事情だけではどちらか一方に極端に動く事はありません。これを経済複雑性(Economic Complexity)が高いと言います。

経済複雑性を指標にしたもの、そのままズバリ経済複雑性指標と言いますが「輸出品目の多さ・高度な技術が必要な製品(普遍性の低い製品)の多さ」で計算されまして、日本は1984年にそれまでのドイツ(旧西ドイツ)を抜いて1位になり、そこから2017年時点まで1位を独走です。もう、ほとんどぶっちぎり状態です(笑)。

2017年ランキング
1位 日本 (2.30938)
2位 スイス (2.24386)
3位 ドイツ (2.07537)
4位 シンガポール (1.86534)
5位 スウェーデン (1.80773)

atlas.media.mit.edu

じゃ、この経済複雑性が低いとどこかの国に振られやすいのかと言えば、およそそのように言っても構わないかもしれません。例えば豪州、オーストラリアは2017年の数値で 0.0863035の59位でして、輸出が24%,輸入が35%を占める中国の影響をいつも受けまくっております。

そしてカナダ、2017年の数値で 1.05671の24位、輸出と輸入の割合は、輸出の73%,輸入の46%が対アメリカです。完全にアメリカ依存の経済です。経済複雑性の事を書いてたのに、輸出入の割合示したら経済複雑性とか全く関係無い感じになってきてしまいました(笑)。まあ、そう言う指標もあるって事で。

詳しくは、マサチューセッツ工科大学(MIT)のホームページに載っております。

atlas.media.mit.edu

「ランキング ⇨ 国」で、出てきた一覧表の国名をクリックすると国別の詳細が出てきますが、リンクが英語版になっているので、URL中の en を ja に手で書き換えると日本語表示になります。せっかく、ここまで日本語化されているのに、リンクだけ自動書き換え出来ていないのが非常に勿体無い。

 

金融政策の発表以外では、28日火曜日午後6時頃より英国議会におきまして、先日英中銀イングランド銀行BOEが発表しました四半期インフレレポートの公聴会が行われます。今回はほとんど為替市場には影響は無いと思われますが、たまに鋭いツッコみを入れる議員先生がいたりしまして、その質疑の応答にあたるBOE金融政策委員の発言によってはピピッと行く場合もあり、一応そう言うのやると言う認識だけ持っておいたらいいかなと思います。例えば、ポンドのポジションを軽くしておくとか、ストップロスを忘れないとかの対策が可能ですから。

 

通常の為替取引とは別口になるんですが、5月31日金曜日に韓国の中央銀行である韓国銀行が今後の金融政策発表の予定でして、市場における政策金利に対する事前予想は、現状維持の 1.75%となっております。ただ、ここ最近の韓国ウォン安で苦しんでいる韓国銀行としたら為替介入するとしても実弾も足りないでしょうし利上げしたいだろうなという気がします。

今回の韓国中銀の金融政策発表では、私の大胆予想では韓国中銀 25ベーシスポイントの引き上げ、2.00%へ政策金利変更を予想してみたいと思います。

利上げによってインフレ率が低下する事があったとしても、ここ数年に渡る最低賃金の強引な引き上げで、結果として収入減になっている労働者にとっては一時的には福音と言う状況になりかねず反発は少ないように思えます。内需や国内資本によるところが大きい国でしたら、経済成長が厳しい時に利上げなどしたら息の根を止める事になりかねないのですが、外需や外資に大きく依存している国ですと、インフレ率を中心に考えて政策金利を決定するよりも、為替レートへの影響を考えて政策金利を決定し、海外資本の獲得によって国内の経済成長を目指すのも間違った政策ではありません。当然、ある程度までは通貨安の政策の選択もありでしょうが、バランスを崩すほどの通貨安までウォン安が進みますと、外資の引き上げ加速によって株式相場下落や実体のある投資の引き上げなどの影響も出てきてしまいます。


 

次に、純粋な数字だけの指標です。今週は月末週でして、先週以上に重要そうな指標に乏しい週になっております。

本日5月27日月曜日は英国とアメリカが祝日と言う事もあり、重要そうな指標がほどんどありません。明日28日火曜日も、いつもなら赤字で強調するほどの指標が無いのですが、午後3時にドイツのGfk消費者信頼感指数午後10時にケースシラーの住宅価格関連指標があります。29日水曜日午後4時55分にドイツの雇用関連指標、そして午後11時にカナダ中銀金融政策発表です。30日木曜日午後9時半にアメリカの国内総生産と関連する個人消費関連の指標の確定値、午後11時にアメリカの中古住宅関連指標が発表されます。 

最後31日金曜日午後3時にドイツの小売売上高午後9時にドイツの消費者物価指数午後9時半にカナダの四半期国内総生産と月次国内総生産、同じく午後9時半にアメリカの個人所得と個人消費支出関連指標が発表予定です。あと、午後11時にミシガンなんとかさんの今はもうTRさんの金融端末でフライングゲット出来ないならBBさんの金融端末を契約しておくだけでも十分ですね指数の確定値発表がありまして今週は終了です。

金曜日にだけ注目度が高い指標が集中してしまってますが、これもう少し分散してもらえると嬉しいのですが(笑)。


 

国賓と言う名のご招待観光旅行に来られております、アメリカのトランプ大統領夫妻ですが、随分とこの2日間で日本をお楽しみ頂けているようで大変結構な事です。

報道では、安倍首相がトランプ大統領にへつらっているかのような意見もあったようですが、安倍首相が訪米した際にトランプ大統領から受けた饗応と国益を考えますと、へつらうどころか対等な関係をトランプ大統領が受け入れてくれていると思えるほどです。

国家元首(級)同士が長い時間を一緒に過ごすと言う事は、当然、ついポロッと本音を言ってしまう事もあるわけでして、狙ってするわけでは無い秘密の共有も発生したりしますし、信頼関係も強くなるでしょう。

もともとビジネスマンであるトランプ大統領としたら、当然ビジネスライクに考えている部分もあるでしょう。しかし、ビジネスライクに考えても安倍首相と、日本と、付き合っていく事はアメリカのプラスになると考えているからこそ、これだけの関係が構築出来てきていると言う部分もあるわけです。

本日は、日米首脳会談そしてトランプ大統領による天皇陛下ご即位後初の国賓としての拝謁もありますので、安倍首相、首相官邸、外務省には頑張ってもらいまして、そして天皇皇后両陛下にもお手間を取らせますが、今後の日本のため何卒よろしくお願い申し上げます。

えっ?途中から記事が右に寄ってる?そんな事・・・・・・。あれ?おかしいな、ちゃんと中道な内容で打ったハズなのに、ちょっと右に寄ってるな(笑)。

 

謎の記事右寄りからも復帰した事ですし、今週で5月も終わる事ですし、天気的には既に夏本番になってきた事ですし、今週も一週間頑張ってまいりましょう。


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