FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/03/14 戦績

 2019/03/14 木曜日 戦績

USDJPY         +94,700円

EURUSD         +65,462円

GBPUSD        +902,336円

AUDUSD         +19,279円

USDCAD         +75,006円

USDCHF         +35,492円

EURJPY        +283,800円

GBPJPY      +1,387,300円

AUDJPY         +22,600円

CADJPY        +119,200円

CHFJPY         +86,600円

EURGBP         +24,464円

EURCHF          +4,490円

TOTAL       +3,120,729円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +7,110,325円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +16,995,719円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +68,737,136円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,342,654,708円

 

昨日の英国様の状況、あんまり大して変化なし(笑)。笑ってる場合では無いのですが、結果として「選択的ハードブリグジット」を回避したところで、何か大きく変わる事が無いのは誰しもが分かっていた事です。

日本時間で早朝5時半近くには、ニューヨーク時間の締めとしてポンドドルが2週間振りとなる1.33を突き抜け、その後迎えた東京時間からはダラダラの動きに終始しました。ダラダラと言ってもそこはポンドのダラダラですから、上と下で150pipsくらいは動いてました。円はドル円ストレートだけでなくクロス円全般が円売りバイアスの掛かった感じに推移し、ポンド円は昨年の11月9日振りとなる148.80超えをするなど頑張っておりました。

英国の様子と言うかポンドの取引に関して、市場の皆さんも、私も、ちょっと疲れてきたかなって感じです。市場の皆さんは分かりませんけど。

 

本日早朝3時半前に英国庶民院(下院)におきまして、離脱期限の延期の決議が行われたところ、事前の予想どおりに可決されました。

www.bbc.com

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今後メイ首相は、EU側と離脱期限の延期について協議する事となりますが、一部で言われているような長期間の延期となるのか、あるいは以前から言われていたように5月の欧州評議会選挙前までの延期となるのか、現時点では分かりません。いずれにせよ、離脱期限が延長された事が解決ではありませんので、なお厳しい状況が継続するだけだと言う事は変わらないわけです。


 

英国を中心に欧州ですったもんだしている時ですが、トランプ大統領も必死に存在感を主張しようとしております。 こちら⇩

jp.reuters.com

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首突っ込まずにはいられないんでしょうね。あるいは、最近の世界を揺るがす大きなニュースの中心がブリグジットになっているのが、本当に気に入らないのかもしれません。聞かれたから答えた、確かにそうでしょうが、一般的には日銀の黒田総裁のように「ふふふ」と笑いながら適当に誤魔化したお答えするものです。

正直、トランプ大統領、あんたすげーよ(笑)。

 

さらにもう一丁、協議は順調なのに合意出来るかは言いたくないと言う不思議なお答えがこちら⇩

jp.reuters.com

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もともと英語の記事で見たのですが、あまりにも不可解な内容だったので日本語ではどうやって訳してあるんだろうと思ったところ、なんと、この翻訳者はかなり頑張りやさんでした。

しかし、それでも、どうしても・・・・・・、合意するのか明言できないのに、協議は順調と言うロジックが分かりませんでした。合意に向かって協議が進んでいなかったら、それは順調では無いのではないかと思うのですが、どうなんでしょう。 


 

昨日の指標ですが、細かいのは多くありました。欧州の消費者物価指数なんかは確定値なのでさほど目立つものではありません。最近何かと話題なので、今回はアイルランドを入れておいてみました。アイルランドは消費者物価指数と一緒にGDPも発表になってまして、ただアイルランドの通貨はユーロなので、ユーロに反応させられるほどの力はアイルランドの指標にはありません。

昨日の指標の中で一番の注目だったのは、🚩旗を付けておきましたアメリカの新築住宅販売件数でしたが、随分と悪い数字が出たものの市場では全く触れずに「はいはい、終わった終わった」と言う感じでした。これ、年換算件数の前回値がプラス3万件ほど修正されておりまして、その分を加味しますと今回の落ち込みはカバー出来てしまうと言う事なんでしょう。

最近のアメリカの指標、やたら前回値の修正が入ってきますが、果たして本来の意味で修正をしているのか少し疑問に感じる今日このごろです。

英国2月
0901JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
RICS住宅価格指数
(前比)
-22 -24 -28
中国2月
1100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比) +5.7% +5.6% +5.3%
中国2月
1100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +8.2% +8.2% +8.2%
中国2019年(1-2月)
1100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
固定資産投資(前比) +5.9% +6.1% +6.1%
不動産開発投資(前比)  +9.5% +10.5% +11.6
ドイツ2月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+0.5% +0.5% +0.4%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+1.6% +1.6% +1.5%
ドイツ2月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.5% +0.5% +0.5%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.7% +1.7% +1.7%
スイス2月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価及び輸入物価指数
(前比)
 -0.7%  -0.1% +0.2%
生産者物価及び輸入物価指数
(前比)
 -0.5%  -1.0%  -0.7%
フランス2月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
  0.0%   0.0% +0.1%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+1.2%
+1.3%
+1.3% +1.3%
フランス2月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.1% +0.1% +0.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.5% +1.5% +1.6%
アイルランド2月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI
 -0.7%  -0.7% +0.8%
消費者物価指数(前比)
CPI
+0.7% +0.7% +0.6%
アイルランド2月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
 -0.7%  -0.7% +0.8%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
+0.8% +0.8% +0.7%
IRL第4四半期(10-12月)
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
+0.9% +0.4% +0.1%
国内総生産(GDP)
(前比)
+5.4%
+4.9%
+3.3% +3.0%
カナダ1月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新築住宅価格指数   0.0%   0.0%  -0.1%
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 22.3万件 22.5万件 22.9万件
失業保険継続受給件数 175.8万件
175.5万件
175.5万件 177.6万件
米国2月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸入物価指数(前比) +0.1%
 -0.5%
+0.3% +0.6%
輸出物価指数(前比)  -0.5%
 -0.6%
+0.1% +0.6%
米国1月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩新築住宅販売件数(年換算) 65.2万件
62.1万件
62.0万件 60.7万件
🚩新築住宅販売件数(前比) +3.8%
+3.7%
-0.6% -6.9%

 

一昨日の燃油に引き続き、昨晩には天然ガスの在庫集計が発表されまして、アメリカさんは天然ガスも使うね~(笑)。いや、これだけだと産出が低下したのか消費が増えたのか分かりませんけど。

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
03/14 2330JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比) -149Bcf -208cf -204Bcf

 


 

さあ、今日は待ちに待った、とも言えませんが、とりあえず日銀金融政策決定会合の2日目となっておりますので、お昼くらいには何か発表があるかと思います。

どうせ金融政策に変更は無いでしょうが、もし何かあるとしたら「イールドカーブ・コントロールの賛成者が従来の7人から1人減る」または「資産買入れ方針が満場一致ではなく反対者が発生する」くらいでしょうか。一大事としては「2%の物価安定目標」に関する文言の変更、これがあったら某新聞社が「日銀が過ちを認めた」くらいに書き立てられるネタが出来たと喜びます(笑)。

お昼前後の発表より、午後3時半からの黒田総裁会見を楽しみにして待ちたいと思っております。


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