FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/03/11 戦績

 2019/03/11 月曜日 戦績

USDJPY         +38,800円

EURUSD         +74,635円

GBPUSD        +136,422円

AUDUSD             +38円

USDCAD          +7,352円

USDCHF          +2,713円

EURJPY         +91,200円

GBPJPY        +260,600円

AUDJPY         +26,300円

CADJPY          +4,900円

CHFJPY         +13,800円

EURGBP         +23,071円

EURCHF         +25,463円

TOTAL         +705,294円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +705,294円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +10,590,688円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +62,332,105円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,336,249,677円

 

昨日、もう数字見て明らかなようにポンド祭り開催となりました。

この記事⇩ が理由で週初スタートから俗にいう窓開けのポンド売りで始まった昨日のポンド様です。

www.bloomberg.co.jp

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まず、昨日のブリグジットのご様子からまとめますと⇩

英国 結果
ブリグジット進捗状況

特に目ぼしい変化なし ・ジャブばかり

🚩メイ首相「あとで犯行声明文を発表する」

英報道官「12日にブリグジット採決するわ、ほな!」⇦ もうとっくに知っとるわ(゚∀゚)

英中銀MPC委員「不透明なブリグジット交渉なんしたはるから、企業投資が今後きいひんわ」⇦ そりゃ仕方ないわ(゚∀゚)

EU報道官「ブリグジットは英議会がなんとかせにゃ、どうにもならんて」⇦ みんな知ってる(゚∀゚)∀゚)∀゚)

など、大阪京都三河の皆さん英国とEUの皆さんが仰ってまして、特に注目点が🚩旗をつけたメイ首相の発言「あとで声明文を発表する」と言うところです。

これ、なぜか報道しているメディアが少なく、一度報道したデイリー・エクスプレス紙がネット上から削除したりする不可解な行動を取ってるのですが⇩

Theresa May will make a written statement to MPs this afternoon, presumably on the state of negotiations with EU and her plan for this week.
11 March 2019 11:09

メイ首相は本日午後、議員に向けて書面にて声明発表を行う予定です。内容に関しては、現時点でのEUとの交渉内容と今週の首相動向についてになるかと思われます。
2019/03/11 11:09 (日本時間20:09)

www.independent.co.uk

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昨日の欧州時間、特に午後8時近辺には指標も政治的な動きもなく、でもなぜかポンド祭りが始まったわけです。特にポンド買いに入っている理由に関する報道もなく「なんでかな~、なんでかな~」と言う雰囲気でしたが、いや理由はアレ⇧メイ首相による、議員宛の声明文に賭けた市場の皆さんです。

ぶっちゃけ、英国の野党による「ダメダメダメダメ、ぜ~んぶダメ。オレたちが認める事以外はぜ~んぶダメ」の姿勢に市場の皆さんもウンザリしてきておりまして、どうせブリグジット完遂するなら、まだメイ首相の案を受け入れた方がマシじゃないかと言う雰囲気になってきております。いいや、それ以前にメイ首相は当初ブリグジットに反対姿勢だったのにもかかわらず、その職責で自分の意見を捨ててまでブリグジットに突き進んでいると評価する向きもありましたから。

 

いずれにせよブリグジットに関し、今週が山となることは間違いありません。明日以降は本当に注意していかないと、スッテンテンにされる可能性もあります。


 

指標ですが、まず日曜日にもお構いなしに発表するアノ国から。中国の場合、毎年1月は銀行からの新規融資がジャブジャブになる傾向があり、今年の1月も前年比で+17%超と言うバブリーな新規貸出の伸びを見せてくれました。⇨ 2019/02/15 戦績

それが2月は一転、さすがに貸出しすぎたのか、あるいは当局から「おいおいこらこら」されたのか分かりませんが、1月の驚異的な伸びを考慮して抑えたハズの事前の市場予想も下回る結果になりました。

中国2月
3/10 1001JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
人民元新規貸出 3兆2300億CNY   9500億CNY   8855億CNY
ファイナンス規模 4兆6400億CNY 1兆3000億CNY   7030億CNY
中国2月
3/10 1032JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーサプライM0(前比) +17.2% +10.0%   -2.4%
マネーサプライM1(前比)  +0.4%  +2.0%  +2.0%
マネーサプライM2(前比)  +8.4%  +8.4%  +8.0%

 

中国と言えば、こんなニュースもありました⇩

www.bloomberg.co.jp

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内容的に難しかったりする言い回しもあるのですが、簡単に言えば「輸出企業に有利になるように」「関税掛けられた際にその対策として」この2つを目的として、人民元安にしないと言う事です。そんな事、かの国に(笑)。

 

あとは、どうせ発表されても何も影響がない日本のマネーストック(笑)。どんなにマイナスになろうと動じない工作機械受注 ⇦ ワラエナイ

ドイツの指標も完全無視で、アメリカの小売売上高も事前の市場予想よりは良かったものの、前回値の修正が思ったよりキツくピピッと上下に反応した程度で終了。

日本国12月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーストックM2(速報値)
季節調整前(前比)
+2.3%
+2.4%
+2.4% +2.4%
マネーストックM2(速報値)
季節調整済(前比年率)
+1.7%
+1.9%
+3.1%
マネーストックM3(速報値)
季節調整前(前比)
+2.1% +2.1% +2.1%
マネーストックM3(速報値)
季節調整済(前比年率)
+1.5%
+1.6%
+2.7%
マネーストックCD(速報値)
(前比)
 -5.3%
 -6.2%
 -4.8%
日本国2月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
工作機械受注・速報値
(前比)
 -18.8%  -29.3%
ドイツ1月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比) +0.8%
 -0.4%
+0.5%  -0.8%
鉱工業生産(前比)  -2.7%
 -3.3%
 -3.4%  -3.3%
ドイツ1月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支・季節調整 +143億ユーロ
+139億ユーロ
+152億ユーロ +145億ユーロ
貿易収支・季節調整 +199億ユーロ
+194億ユーロ
+212億ユーロ +185億ユーロ
経常収支 +231億ユーロ
+210億ユーロ
+179億ユーロ +183億ユーロ
スイス 週次
1800JST
前回値 結果
当座預金残高(国内銀行のみ) 4兆9135.6億スイスフラン 4兆8763.1億スイスフラン
当座預金残高(外国銀行含む) 5兆7635.8億スイスフラン 5兆7608.7億スイスフラン
米国1月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -1.6%
 -1.2%
 -0.1% +0.2%
小売売上高コア※1(前比)  -2.1%
 -1.6%
+0.3% +0.9%
小売売上高コア※2(前比)  -1.6%
 -1.4%
+0.6% +1.2%
小売売上高コア※3(前比)  -2.3%
 -1.7%
+0.6% +1.1%
米国12月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業在庫(前比)  -0.1% +0.6% +0.6%

 


 

さあ、英国のEU離脱、ブリグジットはどうなりますかね。こうなったら「なるようにしかならない」ので、せめてお稼ぎさせていただきたく思います(笑)。 


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