FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/03/08 戦績[追記あり]

 2019/03/08 金曜日 戦績

USDJPY        +190,400円

EURUSD        +376,258円

GBPUSD        +143,655円

AUDUSD         +32,395円

USDCAD        +117,095円

USDCHF        +163,329円

EURJPY        +202,200円

GBPJPY        +350,600円

AUDJPY         +29,900円

CADJPY        +181,100円

CHFJPY        +165,900円

EURGBP         +49,969円

EURCHF         +27,118円

TOTAL       +2,029,919円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +6,311,971円

 

月間戦績(03月)

TOTAL       +9,174,988円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +60,916,405円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,334,833,977円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。後ほど追記いたします。たぶん(笑)。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

システムトレード的には、正直言って雇用統計は全く関係無く、前日からの流れが大変素晴らしい日でした。システムの中の小人さん的には、雇用統計はほとんどノイズにしかならなかったようです。

それにしても、雇用統計(笑)。

米国2月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数 +31.1万人
+30.4万人
+18.5万人  +2.0万人

たまにこう言う極端な数字が出るのは、この統計の主砲手法的に仕方がないところなんですが、それにしても+2万人って随分だな。

市場の動き的には、米国債が一応は反応して価格が上昇し利回りが低下した事もあり、米国債に一々反応するドル円がメインでピピッと行っただけで、それ以外の通貨に対するドルの動きはこの数字から見た程の反応はありませんでした。

これがイエレン女史がFRB議長だった時代なら、各通貨100pipsや200pips飛んでもおかしくなかったかもしれません。なにしろ、雇用統計でも非農業部門雇用者数と失業率しかあの頃は皆さん興味ありませんでしたし。その辺りも、後ほど書くかも。追記したらね(笑)。

 

とりあえず、いつもと同じように、既に作ってあります指標の表だけは貼っておきまして、後ほど何か追記しましたらタイトルに追記と入れておきます。


 

日本国1月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
家計調査・消費支出
(前比)
+0.1%  -0.4% +2.0%
家計調査・実収入(実質)
(前比)
+2.3% +3.6%
日本国1月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
毎月勤労統計調査
現金給与(前比)
+1.5%
+1.8%
+1.6% +1.2%
毎月勤労統計調査
実質賃金指数(前比)
+1.1%
+1.4%
+1.1%
毎月勤労統計調査
総実労働時間(前比)
 -2.2%
 -2.1%
 -2.4%
日本国第4四半期(10-12月)
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
+0.3% +0.4% +0.5%
国内総生産(GDP)確定値
(年率換算・前比)
+1.4% +1.8% +1.9%
日本国1月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支   +2162億円  -1兆4387億円    -9648億円
経常収支・季節調整   +4528億円   +1793億円   +6004億円
経常収支・季節調整 +1兆6334億円
+1兆5623億円
+1兆3853億円 +1兆8330億円
中国1月
1216JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支(USD) +391.6億ドル +252.0億ドル  +41.2億ドル
貿易収支(RMB) +2711.6億CNY +2400.0億CNY  +344.6億CNY
日本国2月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気ウォッチャー調査
現状判断DI
45.6 46.2 47.5
景気ウォッチャー調査
先行き判断DI
49.4 49.8 48.9
ドイツ1月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業新規受注(前比) +0.9%
 -1.6%
+0.5%  -2.6%
製造業新規受注(前比)  -4.5%
 -7.0%
 -3.2%  -3.9%
フランス1月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -35.70億ユーロ
-46.53億ユーロ
-49.41億ユーロ -41.95億ユーロ
経常収支  -1.00億ユーロ
-11.00ユーロ
 -5.00億ユーロ +9.00億ユーロ
フランス1月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産指数
(前比)
  0.0%
+0.8%
+0.1% +1.3%
スペイン1月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産指数
(前比)
 -5.9%
 -6.2%
 -1.4%  -2.4%
イタリア1月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産指数
(前比)
 -0.7%
 -0.8%
+0.1% +1.7%
米国2月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩非農業部門雇用者数 +31.1万人
+30.4万人
+18.5万人  +2.0万人
🚩失業率  4.0%  3.9%  3.8%
平均時間賃金(前比) +0.1% +0.3% +0.4%
平均時間賃金(前比) +3.1%
+3.2%
+3.3% +3.4%
米国2月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数 +30.8万人
+29.6万人
+17.0万人  +2.5万人
製造部門雇用者数 +2.1万人
+1.3万人
+1.1万人 +0.4万人
週間平均勤務時間 34.4 34.5 34.4
🎯U6失業率  8.1%  7.3%
労働参加率 63.2% 63.2%
米国1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅着工件数(年換算) 103.7万件
107.8万件
119.7万件 123.0万件
住宅着工(前比)  -14.0%
 -11.2%
+10.4% +18.6%
米国1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
建設許可件数(年換算) 132.6万件 128.9万件 134.5万件
建設許可(前比) +0.3%  -2.8% +1.4%
カナダ2月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩就業者数 +6.68万人  -0.25万人 +5.59万人
🚩失業率 5.8% 5.8% 5.8%
労働参加率 65.6% 65.5% 65.8%
カナダ2月
2215JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅着工件数 20.68万件
20.80万件
20.50万件 17.31万件
カナダ第4四半期(10-12月)
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
設備稼働率 +82.8%
+82.6%
+81.9% +81.7%

 


2019/03/09 14:08 追記

 

と、言う事でして、雇用統計は酷かった(笑)。ただ、この数字を受けて大幅に反応したのはハードカレンシーでは日本円くらいで、円は特にアメリカの指標には反応しやすいものの、それでも一瞬で反応したのは30pips程度でした。

その理由としては、最近ずっと言っておりますように「FOMCで雇用に関しての重要度が下がっているため」雇用統計への関心が下がっていること、「12月の31.2万人を翌月には22.2万人に修正したことや、特に最近は多い少ないを交互に繰り返す」ため雇用統計の毎月の増減を気にすべきでは無いと言う風潮が出ていること、そして、最大の理由としては「失業率が低下したにも関わらず、労働参加率が前回値と同じ」だっためです。これ、経済系の通信社や新聞社がどこも取り上げていないのが不思議でならないのですが、昨日の雇用統計の発表直後で市場の皆様の中では随分と盛り上がってます。

 

失業率と労働参加率をおさらいしておきますと、失業率は「働く意思を持つ者の人数÷働く事が可能な人数×100」で、労働参加率は「(働いている人数+働く事が可能な人数)÷生産年齢人口×100」です。つまり、失業率の低下が「求職中の者が就職できて」なのか「求職中の者が就職を諦めた」ものなのかによって、労働参加率が変わってくるんです。 

昨日発表された数字の場合、失業率は前回値より 0.2ポイントも減少しておりますが、労働参加率は前回値と同じです。失業率が下がったと言う事は、労働参加率も押し下げる要因になるわけですが、労働参加率が前回値と同じと言う事は求職者が就業者に変わったためと思われ、毎回毎回大小を繰り返す非農業部門雇用者数の数字なんかより、こっちの方がよっぽど信用できると言うわけです。実際、🎯を付けましたU6失業率は極端に低下しておりまして、このU6失業率には失業率に含まれない職探しを断念した人たちも含まれるため、一般的に想像する失業者=働いていない人自体が減少しているのが分かります。もっとも、発表されている数字が信用できればの話しですが・・・・・・ ⇦ ワラエナイ

米国2月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数 +31.1万人
+30.4万人
+18.5万人  +2.0万人
失業率  4.0%  3.9%  3.8%
労働参加率 63.2% 63.2%

「新規雇用者数増減・失業率・労働参加率」この3つは、指標を見るのに慣れて来るとパッと見て「どのようなバランスになっているから大丈夫(あるいはダメ) 」と判断出来るようになりますので、単に漠然と指標を発射スイッチとしてだめ見るのではなく、数字のバランスも含めて見られるようになりますと、より一層為替取引が楽しくなるかもしれません。まあ、勝てないと楽しくありませんけど(笑)。

 

どうせ、雇用統計は大きく数字が変わらない限り大した値動きが無いだろうと思っておりまして、昨日の裁量トレードプレイはカナダドルにしておきました。これが大正解でして、雇用統計は大きく数字が変わったのにも関わらず大した値動きが無かったのに、同時発表になりましたカナダの雇用関連指標が火を吹きまして、

f:id:fxse:20190309135539p:plain

まあ、50pipsくらいだったんですけど。

 

昨日のブリグジットのご様子

英国 結果
ブリグジット進捗状況 特に目ぼしい変化なし
メイ首相、議会を脅す「私の提案受け入れられないなら、何が起こるかわかんないわよ?いいの?ほんとうにいいの?」
英報道官「メイ首相、今週末はブリュッセル行かないらしいよ」
北アイルランドの政党「EU側の首席交渉官は一方的過ぎて理解力無いんじゃねえの?バカなの?しぬの?」
バルニエEU首席交渉官「な~んもすすんどらん」

なんとなく、EU側もブリグジットどころの状態じゃなくなって来てしまってるような気もしないでもないです。こうなると、「出てくなら早く出てけよ」になるのか、あるいは「手切れ金くらい山程もらっとかないと割に合わない」になるのか、ハードブリグジットも選択肢に浮上しそうな気もしてきました。


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