FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/02/07 戦績

 2019/02/07 木曜日 戦績

USDJPY         +54,700円

EURUSD        +218,109円

GBPUSD         +81,460円

AUDUSD         +40,937円

USDCAD        +183,169円

USDCHF         +89,317円

EURJPY        +245,300円

GBPJPY         +72,700円

AUDJPY         +37,100円

CADJPY        +150,300円

CHFJPY         +32,500円

EURGBP         +50,228円

EURCHF         +61,189円

TOTAL       +1,317,009円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,954,449円

 

月間戦績(02月)

TOTAL       +6,007,557円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +31,881,111円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,305,798,683円

 

昨日、欧州でかなり緊迫した事態が発生しております。フランスがイタリア駐在の大使を本国に召還しました。

www.bloomberg.co.jp

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確かに最近派手にフランス攻撃をやっているイタリアですが、先日のこの問題が遂にフランスの怒りを爆発させたようです。

jp.reuters.com

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この黄色いベスト運動と言うのは簡単に言えばフランス政府への抗議活動でして、完全なフランスの内政問題です。それを外国であるイタリアの副首相が支持すると発言し、しかも現地で関係者と会談したと言う事は、日本で言えば国会前などでデモ行進している人たちを支持すると近隣諸国の副首相クラスが発言した上で、更に日本にやって来てデモ隊幹部と会談をしたと言うことと大きく違いはありません。そりゃ、フランスじゃなくてもブチ切れます。

 

今回の先導と言うか、扇動的にフランス攻撃に加担してるイタリアのディマイオ副首相とサルビーニ副首相ですが、さすがにフランスが大使召還までするとは考えていなかったようでして「マクロン大統領と話しがしたい」との発言が伝わっております。その話しがしたいマクロン大統領について、

“I hope the French will be able to free themselves of a terrible president,”  フランス国民が酷い大統領から解放される事を願ってる

www.theguardian.com

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とか、なんとかフェイスブックで言っちゃってたりして、マクロン大統領と会って何を語るつもりなのか先にお聞きしたいくらいです。

大使召還で焦ってる理由、大使が召還されたら外交関係が維持されなくなると言う事で、歴史的にはその延長線上に開戦が待っているからです。フランス政府としては既にイタリアの政治家個人の問題ではなく、イタリアと言う国家に対して「友好関係と相互尊重を取り戻すため行動するよう求める」と言っております。つまり、フランスはイタリアとの間で「友好関係と相互尊重精神は既に存在していない」と宣言したわけです。

イタリアの政治家が国内向けのアピールで調子乗ってたツケをどのように払うのか、非常に注視しております。 


 

さて、昨日一番の大相場を期待しておりました英中銀イングランド銀行の金融政策発表ですが、政策金利と資産購入枠の数字的には事前に市場予想の通り据え置きとなりました。

イングランド銀行
(中央銀行)

2100JST
現状 市場予想 結果
政策金利 0.75% 0.75% 0.75%
資産購入枠 4350億ポンド 4350億ポンド 4350億ポンド

発表直後は一瞬下がったのですが、その後反発するよくあるパターンでして、会見でイングランド銀行のカーニー総裁が「不確実性の上昇がインフレ率を2%以下に押し止める可能性」とか「ブリグジット後の金融政策は予測困難」とか強烈っぽい潜在リスク発言しても全然無視(笑)。よくある事です。 

 

昨日も「ドル高」かつ「円高」相場でして、ドルと円に挟まれたドル円だけは動けず、その他の通貨はドル高または円高に進むと言う、完璧なドル高円高相場です。あのスイスフランですら売られて安値に持っていかれてますから、やたら為替レートに厳しいスイス中銀はさぞお喜びの事でしょう(笑)。

指標は少ない日でして、少なさを補うために普段は見向きもしないニュージーランドの雇用関連指標なんてのも貼り付けておきました。そう言えば、2016年にあった英国のEU離脱住民投票直後の混乱の中で買った69円台のニュージーランドドルをまだ若干持っておりまして、今年の6月で満3歳です。最近じゃスワップポイントの受け取りも小さくなり、80円台付けてた時に売っておけばよかったかなとも思ってるんですが、どうもこのポジションが無くなってしまうと寂しくて切れずにおります。 

NZ第4四半期(10-12月)
0645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 +4.0%
+3.9%
+4.1% +4.3%
就業者数(前期比) +1.0%
+1.1%
+0.3% +0.1%
就業者数(前年比) +2.8% +2.6% +2.3%
労働参加率 71.1% 71.1% 70.9%
日本国12月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数(CI)速報値 99.1 97.9 97.9
景気一致指数(CI)速報値 102.9 102.2 102.3
ドイツ12月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比)  -1.9% +0.7%  -0.4%
鉱工業生産(前比)  -4.7%  -3.4%  -3.9%
フランス12月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -48.08億ユーロ
-50.99億ユーロ
-40.00億ユーロ -46.53億ユーロ
経常収支 -28.0億ユーロ -20.0億ユーロ -11.0億ユーロ
英国1月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ハリファックス社住宅価格指数
(前比)
+2.5%  -0.7%  -2.9%
ハリファックス社住宅価格指数
(前3ヶ月前年比)
+1.3% +1.5% +0.8%
米国 週次
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 25.3万件
25.3万件
22.3万件 23.4万件
失業保険継続受給件数 177.8万件
178.2万件
175.1万件 173.6万件

 

米国 EIA週間燃油在庫集計
0030JST
前回値 結果
原油在庫   +91.9万バレル  +126.3万バレル
ガソリン在庫   -223.5万バレル   +51.3万バレル
中間留分在庫(暖房用含む)   -112.2万バレル   -225.7万バレル
クッシング原油在庫     -14.5万バレル  +144.1万バレル

 


 

このダラーっとした相場に、お困りの方も多いことでしょう。どうも、どこかから「ボラの大漁旗が~」とか言う声が聞こえてきたのですが、大漁旗は大漁になった時に掲げたいので、先にこちらをどうぞ。

f:id:fxse:20161030002524j:plain

かなり久しぶりで、私も最近は忘れておりました。以前はよく、ボラが高くなるようにとか言って貼ってたんですよね。なぜか、この画像を貼るとボラが高くなる事が多いので、今日の相場は勝手に期待しております。

明日は、どうか大漁旗になりますように(笑)。  


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