FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2019/01/05 土曜日

【このエントリーは、予約更新となっております。】


 

昨日、本年2019年第一発目となります米雇用統計の発表が、日本時間で午後10時半にありました。その結果ですが、「事前の市場予想を上回る」なんて言葉ではもったいないお化けが出そうなほど、事前の市場予想を遥かに超越する、非農業部門雇用者数  +31.2万人をマークしまして、堂々の第2位です。

米国12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩非農業部門雇用者数 +17.6万人
+15.5万人
+17.7万人 +31.2万人

 

「えっ?なんの第2位?」ってなりますよね?昨日の発表は2018年12月に調査したものでして、2018年の数字を月別に全て並べてみますと、

2018年 非農業部門雇用者数 ※修正値反映済
結果 結果
  1月 +23.8万人   7月 +15.3万人
  2月 +32.0万人   8月 +25.4万人
  3月 +13.5万人   9月 +12.1万人
  4月 +16.2万人 10月 +25.1万人
  5月 +23.9万人 11月 +17.3万人
  6月 +23.4万人 12月 +31.2万人

赤字の部分が30万人を超えた月で、2月が+31.3万人、12月が+32.0万人と、2月の方が8千人多くなっており第2位でした。ちなみに、来月の雇用統計の発表で前回値の修正が入りますと当然ですがこの順位が入れ替わる事もあります。

「だから何?」とも言われそうなんですが、こう言うのが楽しいんじゃないんですか。ただ数字見て丁半博打してるだけなら、マカオにでも行ってハイローラー卓でブラックジャックのカウンティングでもしてた方が楽しく・・・・・・、も、無いか(笑)。

 

雇用統計の他の数字的には 🚩 印を付けておきました失業率、事前の市場予想より3.9%と一般的に言えば悪化しているとも思えるのですが、もう一つ 🚩 を付けておきました労働参加率は0.2ポイント改善しております。ご存知の方には超当たり前な事かと思いますが、労働参加率とは就業率(労働人口に対する現在働いている人の割合)と失業率を足したものです。

「じゃ失業率が上がったら労働参加率は自動的に上がるんじゃん?」と思われる方もおられますが、同時に就業率が下がる(仕事辞めて次の仕事を探さない)場合もありまして、今回の雇用統計ですと失業率は上がっても就業率に変化がありませんから、失業率が上昇してもアメリカの雇用は更に強くなっているわけです。 

米国12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数 +17.6万人
+15.5万人
+17.7万人 +31.2万人
🚩失業率  3.7%  3.7%  3.9%
平均時間賃金(前比) +0.2% +0.3% +0.4%
平均時間賃金(前比) +3.1% +3.0% +3.2%
米国12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数 +17.3万人
+16.1万人
+17.5万人 +30.1万人
製造部門雇用者数 +2.7万人 +2.0万人 +3.2万人
週間平均勤務時間 34.4 34.5 34.5
U6失業率  7.6% -  7.6%
🚩労働参加率 62.9% - 63.1%

 

同じ時刻に発表になりました、カナダ(笑)。もともと事前の市場予想は低く抑えられておりましたが、やっぱり10分の1になると、見た感じのインパクトはあります。 

カナダ12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩就業者数 +9.41万人 +0.68万人 +0.93万人
🚩失業率 5.6% 5.7% 5.6%
労働参加率 65.4% - 65.4%

 

この時間、アメリカの雇用統計を受けたドル買いは、対ユーロでだけ若干大きめな40pips程度あったにとどまり、更にドル円やポンドドルではユーロドルの半分程度の値動きしかありませんでした。

事前の市場予想よりは数字的に良かったカナダですが、アメリカと比較されると弱さは否めず、瞬間的に対米ドルで40pipsほど値を落とし(USDCADチャートで言うと上昇)たのですが、30分もかからず元に戻っておりました。

やっぱり、数日前の超絶円高スーパー大売り出しを見てしまいますと、短時間で40pips動いた程度じゃ何も思わなくなってしまいます(笑)。

 

1月とは言え、月初週の週末と言う事で指標も随分と盛りだくさんにあり、重要そうなの、そうでも無いの色々ですが、とりあえずいつものように作ってしまった表だけ貼り付けておきます。 

米国12月
0000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ISM製造業景況指数 59.3 57.5 54.1
ISM製造業雇用指数 58.4 57.0 56.2
英国12月
0901JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
BRC小売価格指数(前比) +0.1% +0.3%
英国12月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全国住宅価格指数
(前比)
+0.4% +0.1% -0.7%
全国住宅価格指数
(前比)
+1.9% +1.5% +0.5%
フランス12月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
-0.2% +0.1% 0.0%
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+1.9% +1.7% +1.6%
フランス12月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
-0.2% 0.0% +0.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+2.2% +2.0% +1.9%
スペイン12月
1715JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数 54.0 53.8 54.0
イタリア12月
1745JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数 50.3 50.2 50.5
フランス12月
1750JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数 49.6 49.6 49.0
ドイツ12月
1755JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業者数(増減)  -1.6万人  -1.1万人  -1.4万人
失業率 5.0% 5.0% 5.0%
ドイツ12月
1755JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数 52.5 52.5 51.8
ユーロ圏11月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数 51.4 51.4 51.1
英国11月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信用残高 +8.0億ポンド +9.5億ポンド +9.0億ポンド
英国11月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーサプライM4
(前比)
+0.7% 0.0%
マネーサプライM4
(前比)
+1.0% +0.8%
英国11月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数 50.4 50.7 51.2
イタリア12月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
-0.2% +0.1% -0.1%
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+1.6% +1.5% +1.1%
イタリア12月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
-0.3% 0.0% -0.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.6% +1.5% +1.2%
ユーロ圏12月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.9% +1.8% +1.6%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.0% +1.0% +1.0%
ユーロ圏12月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比) +0.8%  -0.2%  -0.3%
生産者物価指数(前比) +4.9% +4.1% +4.0%
米国11月
2345JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数 53.4 53.5 54.4

 


 

本日の飛行機で日本に帰ると言う事で、昨日は帰国する準備しながら雇用統計見ておりました。そろそろ雇用統計は、中ボスから更にランクが下がり、ながら見対象の指標に成り下がってきたかもしれません。これは中銀が雇用に注視しなくてもいい環境と言う事を意識しての結果でしょうから、本来は雇用を心配せずに金融政策を行えると言う事はいい事なんです。

FRBのパウエル議長には、他にも注力しないとならない事がありますから、せめて雇用の心配はせずに済んでる事はありがたいと思ってるに違いありません。

www.bloomberg.co.jp

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