FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/12/20 戦績

 2018/12/20 木曜日 戦績

USDJPY      +1,429,900円

EURUSD        +139,282円

GBPUSD        +162,451円

AUDUSD         +47,628円

USDCAD        +102,416円

USDCHF        +120,129円

EURJPY        +271,300円

GBPJPY        +453,300円

AUDJPY         +62,200円

CADJPY        +404,300円

CHFJPY         +87,400円

EURGBP         +34,081円

EURCHF         +70,888円

TOTAL       +3,385,275円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +7,633,852円

 

月間戦績(12月)

TOTAL      +23,573,384円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +367,215,723円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,267,544,039円

 

世界三大国中銀による金融政策の発表会が、やっと終わりました。

米FOMCに関しては、昨日のブログ記事で随分と内容を割いたわけですが、続く日銀金融政策決定会合と英中銀金融政策委員会に関しては、特にこれと言って何か言う事もございません(笑)。

 

日銀に関しては予定通りにお昼前に会合が終了し、一般的に「基本的見解」と言われる「当面の金融政策運営について」を午前11時52分に発表。政策金利は現状維持を全会一致で決定したとの事です。市場での反応も特にありませんでした。

日本銀行
(中央銀行)

1152JST
現状 市場予想 結果
補完当座預金制度適用利率
(政策金利)
-0.10% -0.10% -0.10%

基本的見解の発表より注目される午後3時半からの日銀黒田総裁による定例会見ですが、こちらもいつもと同じく黒田総裁の「ふふふ」を聞くための会見になった感じです(笑)。ひとつだけ気になったものと言えば、先日からブルームバーグで伝えられていた「長期金利のマイナス容認」に関して、黒田総裁から直接容認姿勢を提示された事でしょうか。

www.bloomberg.co.jp

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ただこれも、もともと設定したる当初からマイナスもありえる設定だったのに、誰も気にしていなかっただけで、いざマイナスになりそうになったら大騒ぎしているだけに過ぎません。それにしても、黒田総裁から直接確認出来た事は大切ではあります。本当にマイナスになりそうになった時に「然るべく適切に対応していく」とか、突如「マイナスいいなんて言ってない」的に振る舞われても困るわけですんで。

金融政策って「ダムの放水量を調整する事で、各家庭の蛇口から出る水の量を細かく調整しろ」と言うようなもので、全ての家庭で水の出過ぎや水が出ない事を防ぐのは不可能なんです。だからこそ高度な独立権限が必要なわけです。日銀には、金融のダムの番人として、来年も頑張ってもらいたいと思います。

 

英中銀は、日銀以上に全て現状維持で、今回の会合はやらなくても良かったんじゃ無いか的な発言もあったり、なかったり(笑)。議事要旨の内容についても、今後若干のCPI低下と第4四半期のGDP見通しを下方修正したくらいで、特に目立った指摘もありませんでした。

イングランド銀行
(中央銀行)

2100JST
現状 市場予想 結果
政策金利 0.75% 0.75% 0.75%
資産購入枠 4350億ポンド 4350億ポンド 4350億ポンド

英国、来年は今年以上に波乱の年となるでしょうから、政治的な問題で揺れる英国を、英中銀は大胆な金融政策を取ってでも経済面から支えて欲しいと思います。


 

さて、我らが円が凄い事になっちゃってまして、昨晩寝てる最中には 111円を割り込み 110円台になっていたご様子です。110円台は昨年の9月以来ですね。年末年始に海外旅行に行かれる方にとっては、ドル現金を買うのにラッキーな値動きとも言えるかもしれません。私も、できれば年末最後の仲値がなるべく円高になってもらえますと、来年の確定申告でありがたいのですが(笑)。

なにしろ、一方通行相場に非常に強い私の自動取引システムの中で働いてくれている小人さんたちですので、ここ最近は随分と頑張ってポジションを積み上げてくれてました。昨日のFOMC直後では、積み上がっていたポジションの清算がかなり発生しまして、ドル円は一気に利益確定されたわけです。対円通貨ペアは、どれもかなりいい感じですんで、今日と明日の早朝でどうなるのか楽しみにしております。


 

あと、スウェーデン中銀が 25bp の利上げを行いました。事前の市場予想ですと、大方は現状維持だったようですが、予想するエコノミストも7年半もの間利上げをしていなかったスウェーデン中銀に対して「どうせ感」があったのではないでしょうか。数字を見ますと、確かにそろそろ利上げしてもおかしくない時期だったとも言えます。ただ、前回でも良かったのか、次回でも良かったのかと言う観点から見ると、前回でも次回でも良かったのかなって(笑)。エコノミストも大変ですね。

スウェーデン国立銀行
(中央銀行)

1730JST
現状 市場予想 結果
キャッシュターゲット
(政策金利)
-0.50% -0.50% -0.25%

www.bloomberg.co.jp

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他にも指標はい~ぱいあったのですが、もうなんか、指標はいちいち気にしていられない昨今の状況でして(笑)。表だけペタペタ貼っておきます。

ニュージーランド9月
0645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -12.95億NZドル  -8.80億NZドル  -8.61億NZドル
NZL第3四半期(7-9月)
0645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
+1.0% +0.6% +0.3%
国内総生産(GDP)
(前比)
+2.8% +2.8% +2.6%
オーストラリア11月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数 +32,800人 +20,000人 +37,000人
失業率 5.0% 5.0% 5.1%
労働参加率 65.6% 65.6% 65.7%
日本国10月
1330JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全産業活動指数(前比)  -0.9% +2.0% +1.9%
日本国10月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
工作機械受注・確定値
(前比)
-16.8% -17.0%
スイス11月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +35.22億CHF
+37.48億CHF
+32.00億CHF +47.37億CHF
イタリア11月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(PPI)
(前比)
+1.3%  -0.7%
生産者物価指数(PPI)
(前比)
+5.8% +4.5%
ユーロ圏10月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
経常収支・季節調整 +176億ユーロ
+169億ユーロ
+230億ユーロ
経常収支・季節調整 +247億ユーロ
+241億ユーロ
+266億ユーロ
英国11月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -0.4%
 -0.5%
+0.3% +1.4%
小売売上高(前比) +2.4%
+2.2%
+1.9% +3.6%
英国11月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
コア小売売上高(前比)  -0.4% +0.2% +1.2%
コア小売売上高(前比) +2.8%
+2.7%
+2.3% +3.8%
英国10月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
CBI流通業売上指数 +19 +15  -13
カナダ10月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
卸売売上高(前比)  -0.7%
 -0.5%
+0.4% +1.0%
米国12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Philly連銀製造業指数 12.9 15.0  9.4
米国 週次
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 20.6万件 21.6万件 21.4万件
米国11月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数 +0.1   0.0 +0.2

 

それと、このブログの公開時間から約31時間前の昨日深夜0時半に、いつもの燃油在庫集計が発表になってました。 

米国 EIA週間燃油在庫集計
0030JST
前回値 結果
原油在庫   -120.8万バレル    -49.7万バレル
ガソリン在庫  +208.7万バレル  +176.6万バレル
中間留分在庫(暖房用含む)   -147.5万バレル   -423.7万バレル
クッシング原油在庫  +114.8万バレル  +109.1万バレル

最近の原油価格は「凄い!」の一言でして、あんなの情報を持たない素人がやっても市場の肥やしになるか、丁半博打で一回だけ大儲けしてギャンブル狂になるかのどちらかですから、やめた方がいいです(笑)。⇦ いや、笑ってるけど半分マジです。


 

さあ、いよいよクリスマス前の週末がやってきました。クリスマスは家族で過ごす人が大半な欧米と言われる国々ですが、その前の週末は日本とさほど変わりません。楽しい週末となるよう、もう1日頑張りましょう。 


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