2018/12/19 戦績
USDJPY +522,400円
EURUSD +435,131円
GBPUSD +199,262円
AUDUSD +18,709円
USDCAD +66,319円
USDCHF +72,591円
EURJPY +83,800円
GBPJPY +251,600円
AUDJPY +24,600円
CADJPY +233,500円
CHFJPY +76,900円
EURGBP +20,177円
EURCHF +93,343円
TOTAL +2,098,332円
週間戦績(当週)
TOTAL +4,248,577円
月間戦績(12月)
TOTAL +20,188,109円
年間戦績(2018年)
TOTAL +363,830,448円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,264,158,764円
このブログの公開時刻(午前7時半ころ)から約3時間半前の日本時間で本日早朝4時、米連邦公開市場委員会(FOMC)が2日間の議事を予定通り終えまして、FOMCにて決定した議事内容を声明文(Statement)として発表しました。
その結果、注目されていたフェデラルファンド金利誘導目標(政策金利)は25ベーシスポイント(0.25%)の引き上げとなり、今までの2.00~2.25%レンジから2.25~2.50%レンジとする事になりました。
連邦準備制度(FRS) (中央銀行制度) 0400JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
FF金利誘導目標 (政策金利) |
2.00~2.25% | 2.25~2.50% | 2.25~2.50% |
これが実際のFOMC声明文ですが、赤のアンダーラインを引いた部分が利上げについて書いてある場所です。
raise the target range for the federal funds rate to 2-1/4 to 2‑1/2 percent
(フェデラルファンド金利誘導目標レンジを 2 ¹/₄ ~ 2 ¹/₂ へと引き上げる)
この⇧赤枠で囲ってあるところは、今回のFOMC採決で可決投票をした委員の一覧表でして、特に特記事項がないため満場一致での可決と言う事です。そりゃ、今回のFOMCで一人だけ金利据え置きを主張したとか発生したら「次期FRB総裁狙いか?」とか言われそうですし。今回は残念だったのが、先日のブログ(2018/12/09)でも書きました事実上の利上げ反対表明をしていたセントルイス連銀のブラード総裁ですが、FOMC委員の年では無かったため議事に参加出来なかった事でしょう。今回ブラード総裁が議事に参加していたら、据え置き主張していたかもしれません。そしたら、全米12の地区連銀の中で下から2番目の規模のセントルイス連銀の総裁から、次期FRB議長が登場する可能性が高まったのに(笑)。来年はセントルイス連銀がFOMC委員のお当番になってた年でして、ブラード総裁は残念でした。
ちなみに、もし採決の内容が割れた際には最終部分にこんな感じで書かれます。
Voting against the action were XXXXX, who preferred at this meeting to maintain the existing target range for the federal funds rate. 当会合において政策金利据え置きを主張し、採決にて反対票を投じたのは XXXXX でした。
ここ数日間の随分と頑張ったドル売りで、FOMC終了後の混乱分は事前に織り込んでいた感じでして、声明文発表直後にはあまり大きな混乱もなく、若干のドル高推移で通過する事が出来た感じです。ただ、円に関してだけは、それでもまだ市場での織込みが足りなかったようで、他の通貨がドル高に偏移する中で独自の動きを見せており、アメリカの利上げ発表であったのにも関わらず、クロス円を見るとまるで日銀の発表でもあったかのような円全面高の様子でした(笑)。
日本時間で早朝4時半からのパウエルFRB議長の会見でも、大した事は言わず、ちょこちょこっと微妙な上下運動をするだけでした、
今回の発表では声明文の他に、年に4回だけ発表されますFRB執行委員と連銀総裁らFRBボードメンバーによる長期展望(Projection Materials)も同時公開になっておりました。この長期展望には、今後の利上げを観測するのに注目ポイントになる例のドットチャートもあるんですが、 前回9月の発表の時にはその前の6月発表だったものと比べて「2019年に3.25%越えを予想するメンバーが増え」ていたのですが、今回は微妙なんです。9月の分と比較するとこんな感じ⇩
金利が一番高く3.50%を超えると予想していた方はいなくなり、その代わり3.00%を超えると予想している方は1人増え、1人は1.25%より下回ると変化したわけです。いろいろ難しい事はおいておきまして、とりあえずドットチャートの平均値を出し、今回のFOMCで利上げされた政策金利との乖離からしますと、2019年の利上げは2回になる予想と言う事は分かります。
今回のドットチャート全部はこちら⇩
9月分と6月分は、こちらの記事⇩にございます。
FOMCの件で随分とダラダラ書いたので、昨日の分はバシッと一言で、ドル売り継続でした。以上(笑)。指標の結果は貼っておきます。
日本国11月 0850JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
貿易統計 通関ベース・季節調整前 |
-4501億円 -4493億円 |
-6003億円 | -7373億円 |
貿易統計 通関ベース・季節調整済 |
-3027億円 | -2749億円 | -4922億円 |
ドイツ11月 1600JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価指数(前月比) | +0.3% | -0.1% | +0.1% |
生産者物価指数(前年比) | +3.3% | +3.2% | +3.3% |
英国11月 1830JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数 (前月比) |
+0.1% | +0.2% | +0.2% |
消費者物価指数 (前年比) |
+2.4% | +2.3% | +2.3% |
英国11月 1830JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
小売物価指数 (前月比) |
+0.1% | +0.1% | 0.0% |
小売物価指数 (前年比) |
+3.3% | +3.2% | +3.2% |
英国11月 1830JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価指数 (前月比) |
+0.3% | -0.1% | +0.2% |
生産者物価指数 (前年比) |
+3.3% | +2.9% | +3.1% |
英国11月 1830JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価指数コア (前月比) |
+0.4% +0.3% |
+0.2% | +0.1% |
生産者物価指数コア (前年比) |
+2.5% +2.4% |
+2.3% | +2.4% |
ユーロ圏9月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
建設支出(前月比) | +2.1% +2.0% |
- | -1.6% |
建設支出(前年比) | +4.8% +4.6% |
- | +1.8% |
米国第3四半期(7-9月) 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
経常収支 (前期比・年率換算) |
-1012億ドル -1015億ドル |
-1243億ドル | -1248億ドル |
カナダ11月 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) | +0.3% | -0.4% | -0.4% |
消費者物価指数(前年比) | +2.4% | +1.8% | +1.7% |
消費者物価指数コア(前月比) | +0.4% | - | -0.2% |
消費者物価指数コア(前年比) | +1.6% | - | +1.5% |
米国10月 2400JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
中古住宅販売件数(年換算) | 522万件 | 520万件 | 532万件 |
中古住宅販売件数(前月比) | +1.4% | -0.6% | +1.9% |
さあ、これで今日はお昼前後に日銀金融政策決定会合の結果が発表になり、午後9時には英中銀金融政策委員会の結果も発表になります。今日が終わればクリスマス的な雰囲気もあるので(私の中で)、今日一日は全力で頑張りたいと思ってます。朝のFOMCで利益随分と持って行かれたからねえ・・・・・・
【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら