FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2018/12/17 月曜日

1年なんて言うものはあっという間で、遂にクリスマス前週がやってきました。クリスマスを境にして金融取引は急激に減少しますが、特に外国為替取引と債券取引は、今週が実質的に機能する1年で最後の週となります。

本日、日本時間で早朝4時ころからのオセアニアスタートは、ほぼ先週末の終値付近からのスタートとなってまして、比較的落ち着いてのスタートでした。

 

そんな今週「なにも、こんな年の瀬迫ってからやらなくても」と言わずにおけないアレが三連チャンで入っておりまして、先週のソレと合わせて実質四連チャンと言ってもいいでしょう。

先週のソレ  欧州中央銀行(ECB)政策理事会

今週のアレ① 米連邦公開市場委員会(FOMC)

今週のアレ② 日銀金融政策決定会合

今週のアレ③ 英中銀イングランド銀行(BOE)金融政策委員会

です。ね?言いたくなるでしょ?「なにも、こんな年の瀬迫ってから~」って(笑)。

 

まず先頭バッターのFOMCですが、日本時間で(以下全ての発表時間は日本時間)12月20日木曜日早朝4時にFOMCでの議事内容の声明文が発表になります。毎回毎回しつこいんですが、議事内容の声明文の中に政策金利について言及があるだけで、政策金利が発表になるわけではありません。

今回のFOMCは、荒れるでしょう。いや、FOMCの会合自体が荒れるかどうかは分かりませんが、声明文の発表された瞬間に市場は荒れると思われます。今までのように、利上げ=ドル買いではなく、繰り返し利上げを阻止しようとパウエルFRB議長に圧力をかけるトランプ大統領からの影響がどれくらいあるのか、今後の利上げペースはどうなるのか、注意して確認しないとならないポイントがいくつもあります。また、もし利上げが見送られた場合には余計に声明文の内容が重要になってきます。直前の雰囲気を見てみないとなんとも言えないのですが、利上げにしろ見送りにしろ、一瞬はドル売りが入る可能性も十分に考えられるかと思います。

 

次、FOMCが終わった後の20日木曜日お昼ころに日銀金融政策決定会合が終了予定でして、終了しだい基本的見解が公表予定です。いつもと同じように、基本的見解の公表が12時25分を過ぎるかどうかが重要決定の有無があるかどうかの一つの目安になっております。今回もまた、どうせ現状維持の結果となる事は予想できるわけですが。

今回の決定会合とは別の話題なんですが、先日こんな記事がありました⇩

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

この時期にブルームバーグの記者に出回るように自称関係者に伝えた当局者がいると言う事は、なにか考えがあっての事なのでしょう。

 

最後、同じく20日木曜日午後9時に英中銀イングランド銀行が金融政策委員会(MPC)での議事要旨を公表します。英中銀は、当面の金融引き締めは無いとしておりますので、利上げはまず無いかと思われます。利上げは無くても、以前からカーニーBOE総裁はポンド安に対して心配おりますので、最近の値動きを受けて何か手を打ってくる可能性もあります。

ただ、英国は内需好調でこのままポンド安になると輸出やインバウンド需要への追い風となるため、通常は自国通貨安への誘導を行うと問題になる事から、ある種のボーナスタイムとも言えるわけでして、スイス中銀が聞いたら羨ましがって地団駄踏む勢いです(笑)。その辺りのバランスをどう維持するのか、ブリグジットの行方と一緒に注目したいと思います。結局、BOEはどうするのか全くわかんない(笑)。

 

今週注意が必要な部分では、純粋な数字的な指標以外ですと、今も書いたブリグジットがどうなるのかや米国の政府機関閉鎖問題などもあります。この米国の政府機関閉鎖問題ですが、トランプ大統領が「メキシコ国境に壁を建設する予算が認められないなら政府機関を閉鎖」と言っておりまして、まるで、おもちゃを買ってもらえずに駄々をこねている子供と重なって見えて仕方ありません。

また「国境警備のために政府を閉鎖するのを誇りに思う」とも述べております。メキシコ国境に壁を作る予算が認められなかったら、全米全ての税関国境警備局(CBP)や移民帰化局(USCIS)までぜ~んぶ閉鎖するとか言い出したりして。これやるとアメリカに入国出来ない問題より、アメリカから出国出来なくなる方が大問題でして、つまりアメリカに観光なり商用で来てる外国人全員を人質に獲って予算配分を要求する事になりますんで。限定的とは言え、今回トランプ大統領が主張している事はそう言う事なんです。まあ、ここでいくら私が叫んでも、トランプ大統領が聞いてるとは思えませんのでこの辺りにしておきます。 


 

さて純粋な数字だけの指標ですが、さすがに今週は月の中盤と言う事もあり、あまり力(りき)のある指標は無い感じでして、せっかく先週末くらいには指標で反応するようになっていた市場も、最近のスルー状態に逆戻りかもしれません。

まず本日12月17日月曜日、午後7時にユーロ圏の消費者物価指数(HICP)が発表されますが、確定値となりますのでよっぽどの変更がなければスルー確定です。明日18日火曜日、午後10時半にはアメリカの住宅・建設関連の指標が発表になりますが、FOMC期間中ですので議事には参考にされませんが、それでも住宅や建設関連の指標は景気動向に敏感に反応するため、もし若干でも数字が悪かった場合には反応してくれる、といいなあ~みたいな(笑)。数字が良かった場合には、極端に良い数字でも出ない限りあまり期待しないようにしております。

19日水曜日、午後6時半に英国の物価指数関連がどっさり発表になります。これも、ちょうどBOEが金融政策委員会(MPC)の最中に発表になる指標ですが、MPCとは別としてブリグジットでの先行き不透明感から特に消費者物価指数(CPI)の数値で過敏に反応するかもしれません。午後10時半にカナダのCPI、日付が変わる瞬間の深夜24時にアメリカの中古住宅関連指標が発表になります。カナダはどんな事でも高反応ですので今回も期待しておりますが、これが芸人さんでしたら大ブレイク間違い無しなんですけど(笑)。

20日木曜日には米日英の各中銀から金融政策発表があり、指標はどうかな?特に大きな影響がないところでは、午前9時半にオーストラリアの雇用関連指標が発表予定でして、特に最近ようやく下落してきている失業率が仮に0.1%でも上昇したとしたら、必要以上に過敏に反応するかもしれませんので要注意です。

最後21日金曜日、午前8時半に日本のCPI午後6時半に英国の四半期GDP午後10時半にカナダの小売売上高と月次GDP、日付が変わる瞬間の深夜24時にアメリカの個人収支関連指標が発表されます。英国の四半期GDPは確定値なんですが、ブリグジットとの絡みでどんな事でも反応する可能性があるので、確定値の発表と言っても油断できません。また、カナダの指標はいつでも期待です(笑)。そしてアメリカの個人収支関連指標のうち、個人消費支出が年末商戦の開幕11月のデーターとなるので注目度が高く、特に食品や燃油などの価格変動が大きくかつ結果として趣味趣向とは関連が薄いこれらを除かれたPCEコアデフレーター前年比がどの程度伸びているのかがキーとなるかと思われます。


 

東京都心部限定の話しで申し訳ないんですが、今後10日間の天気予報では、本日の午前中を除きまして24日まで傘マークの日が現時点でありません。

tenki.jp

しかも、本日を過ぎると気温が若干ですが上昇するようでして、クリスマスに向けての気象庁の働きに期待しております。ホワイトクリスマスなんて要求しませんので、せめて天気の悪い日が少なくなりますようにお願いします。大丈夫、日本の気象庁は期待通りに頑張ってくれると信じております。⇦ ここ笑わない(笑)。

 

さあ、今週一週間の頑張りが、クリスマスを笑顔で迎えられるかの分かれ道となっております。気を引き締めて、今週も一週間頑張ってまいりましょう。 


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