2018/11/29 戦績
USDJPY +195,500円
EURUSD +356,218円
GBPUSD +223,866円
AUDUSD +39,561円
USDCAD +41,338円
USDCHF +137,914円
EURJPY +184,300円
GBPJPY +335,000円
AUDJPY +47,900円
CADJPY +38,500円
CHFJPY +100,400円
EURGBP +39,045円
EURCHF +140,694円
TOTAL +1,880,236円
週間戦績(当週)
TOTAL +4,608,186円
月間戦績(11月)
TOTAL +34,144,459円
年間戦績(2018年)
TOTAL +342,326,008円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,242,654,324円
昨日早朝2時、米FRBのパウエル議長が「現状の金利は適正水準より若干下回っている」とも取られるような発言をしまして、12月に25bpの利上げを80%近くまで織り込んでおりました米国債利回りが急落し、今回ばかりは理由のある米国債利回りの急激な低下ですので、ドル売りと同時に株に資金が流入する形でダウ平均を押し上げるように株高を誘発する事態となりました。
市場参加者・社としましては、パウエル議長の発言の内容そのものより、その前日に上位団体の親分さんのトランプ大統領から利上げに関して脅し不快感を示されていた事に対してハト派に日和った流されているのではないかと言う疑心が生じておりまして、中銀の中立性とか言う難しい事よりも、FRBも完全にトランプ大統領の思うがままにされてしまうのでは無いかと言う警戒感が強くなってきた感じです。
金融に関わる人って、普段は「値さえ動けばいいよ」とか言ってる割には、中銀の中立性とか金融行政の独立性には異様に拘る人が多い感じでして、自分たちを普段は管轄しているお役所だからこそ、崇高な立場のままで居て欲しいとか願うのかもしれません。ある種のプライドですかね。そんなところをトランプ大統領が激しく刺激してきておりまして、もしかしたら神聖にして侵してはならないサンクチュアリにトランプ大統領は片足突っ込んで来ているのかもしれません。
まあ、私は値さえ動けばトランプ大統領が何を言おうが構いませんし、むしろ歓迎の姿勢をお伝えしたいくらいですが(笑)。
ここまでは、日本時間で昨日早朝の出来事です。そんな雰囲気のまま東京時間の開幕を迎えた昨日はとにかくドル売りの一方通行でして、欧州時間に突入するとドル売りは止まったものの買い戻される雰囲気は感じられず、唯一国内政治が混乱している英国のポンドだけが柔らかくなっていただけでした。
指標、欧州時間以降はこんなにあったんですが⇩ 悲しいくらいにスルーでして、カナダくらいは頑張ってくれるかと思っていたのですが、早朝にありましたパウエル相場でも数少ないマイナスに巻き込まれたりでカナダドルにはガッカリです。⇦ 超絶自分勝手なガッカリ感(笑)。
スイス第3四半期(7-9月) 1545JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
国内総生産(GDP) (前期比) |
+0.7% | +0.4% | -0.2% |
国内総生産(GDP) (前年比) |
+3.5% +3.4% |
+2.9% | +2.4% |
フランス第3四半期(7-9月) 1645JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
国内総生産(GDP)速報値 (前期比) |
+0.4% | +0.4% | +0.4% |
国内総生産(GDP)速報値 (前年比) |
+1.5% | +1.5% | +1.4% |
フランス10月 1645JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
個人消費(前月比) | -2.0% -1.7% |
+0.5% | +0.8% |
スペイン10月 1700JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI・速報値 |
+0.9% | +0.1% | -0.1% |
消費者物価指数(前年比) CPI・速報値 |
+2.3% | +2.0% | +1.7% |
スペイン10月 1700JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準)・速報値 |
+0.7% | 0.0% | -0.2% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準)・速報値 |
+2.3% | +2.0% | +1.7% |
ドイツ11月 1755JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
失業者数(増減) | -1.2万人 -1.1万人 |
-1.0万人 | -1.6万人 |
失業率 | 5.1% | 5.1% | 5.0% |
英国10月 1830JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者信用残高 | +9億ポンド +8億ポンド |
+10億ポンド | +9億ポンド |
英国10月 1830JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
マネーサプライM4 (前月比) |
-0.3% | +0.3% | +0.7% |
マネーサプライM4 (前年比) |
+0.9% | +0.9% | +1.0% |
ユーロ圏11月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ユーロ圏景況感指数 | 109.7 109.8 |
109.0 | 109.5 |
ユーロ圏11月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ユーロ圏消費者信頼感指数 確定値 |
-3.9 | -3.9 | -3.9 |
ドイツ11月 2200JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI・速報値 |
+0.2% | +0.2% | +0.1% |
消費者物価指数(前年比) CPI・速報値 |
+2.5% | +2.4% | +2.3% |
ドイツ11月 2200JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準)・速報値 |
+0.1% | +0.2% | +0.1% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準)・速報値 |
+2.4% | +2.3% | +2.2% |
米国10月 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
個人所得(前月比) | +0.2% | +0.4% | +0.5% |
個人消費支出(前月比) | +0.2% +0.4% |
+0.4% | +0.6% |
米国10月 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
PCEデフレーター (前月比) |
+0.1% | +0.2% | +0.2% |
PCEデフレーター (前年比) |
+2.0% | +2.1% | +2.0% |
コアPCEデフレーター (前月比) |
+0.2% | +0.2% | +0.1% |
コアPCEデフレーター (前年比) |
+1.9% +2.0% |
+1.9% | +1.8% |
米国 週次 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
新規失業保険申請件数 | 22.4万件 | 22.0万件 | 23.4万件 |
カナダ第3四半期(7-9月) 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
経常収支 | -166.8億加ドル -158.8億加ドル |
-115.0億加ドル | -103.4億加ドル |
米国10月 2400JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
中古住宅販売保留(前月比) | +0.7% +0.5% |
+0.5% | -2.6% |
中古住宅販売保留(前年比) | -3.3% -3.4% |
-2.8% | -4.6% |
ところで、昨日は東京時間でまともな指標と言うのは商業動態統計くらいでして、FX業者の公表する指標の表ですと、小売業全体と百貨店スーパー既存店売上くらいでしょうか。ここで毎回⇩こんな感じで細かく貼り付けておりますのは、単に私がドラッグストアとかホームセンターが好きなので、どんな感じなんだろうと興味があるからでして、いやコンビニも家電量販店も大好きです(笑)。
日本国10月・商業動態統計 0850JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
小売業販売額 (前年比) |
+2.2% +2.1% |
+2.6% | +3.5% |
卸売業販売額 (前年比) |
+0.4% +0.5% |
- | +6.9% |
百貨店・スーパー(既存店)販売額 (前年比) |
+0.4% | +0.8% | -0.8% |
百貨店・スーパー(総合)販売額 (前年比) |
+1.1% | - | -0.2% |
コンビニエンスストア販売額 (前年比) |
+4.5% | - | 0.0% |
大型家電専門店販売額 (前年比) |
+7.4% | - | +0.1% |
ドラッグストア販売額 (前年比) |
+4.6% | - | +6.6% |
ホームセンター販売額 (前年比) |
+3.4% | - | +5.7% |
指標なんて単なる数字の集計で、相場を動かくトリガーにしかならないように思いがちですが、何か自分で興味がある数字でも発見できたら、指標発表も丁半博打として以上に楽しめるのではないでしょうか。えっ?無理?(笑)。
それと、今から約31時間前の昨日深夜0時半に発表されました燃油在庫ですが、ここ最近はアメリカさんのWTI原油が1バレル50ドル攻防戦となっていた中での在庫増加で、東京時間から欧州時間にかけては遂には50ドルを割り込んでおりました。
その後のニューヨーク時間では、OPECとロシアの減産前向き姿勢で上昇に転じ50ドルを超えておりましたが、トランプ大統領は原油価格下落を好感しているようですので、今後そのまま上昇出来るのかは不透明な感じのようです。
米国 EIA週間燃油在庫集計 0030JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
原油在庫 | +485.1万バレル | +357.7万バレル |
ガソリン在庫 | -129.5万バレル | -76.4万バレル |
中間留分在庫(暖房用含む) | -7.7万バレル | +261.0万バレル |
クッシング原油在庫 | -11.6万バレル | +117.7万バレル |
本日早朝4時、FOMCの前回分議事要旨が公開されましたが、若干の書き方変更の討議はあったものの何かを示唆するほどの事もなく、ここ最近のパウエル議長の発言を超えるような目新しい事もありませんでした。
今週もあと1日、そして今月もあと1日、このまま無事に乗り切れるのでしょうか。なんとなく不安な金曜日です。
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