FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/11/07 戦績

 2018/11/07 水曜日 戦績

USDJPY        +171,900円

EURUSD        +232,147円

GBPUSD        +383,730円

AUDUSD         +35,324円

USDCAD        +140,346円

EURJPY        +201,200円

GBPJPY        +499,300円

AUDJPY         +63,000円

CADJPY         +87,100円

EURGBP          +4,229円

TOTAL       +1,818,276円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,885,822円

 

月間戦績(11月)

TOTAL       +6,731,105円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +314,912,654円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,215,240,970円

 

ようやくアメリカさんの中間選挙も終わりまして、大勢が伝えられ始めた日本時間で昨日東京株式市場の前場中くらいからは、集計結果が伝わり始めると米国債利回りが乱高下し、なぞる様に米ドルが浮き沈みする感じの展開となっておりました。


⇧珍しく日本時間にちゃんと合わせてます(笑)。

 

こんな日に取れる方法は3つ、1つ目は「いつも通り、何も足さない何も引かないサントリー山崎作戦」、2つ目は「取引しない、敵前逃亡作戦」3つ目は「徹底的に追いかけ続ける、地獄の入り口まで付き合う作戦(笑)」。この3つの選択肢は、別にこんな日では無くても取れる手法なんですが、普段でしたら当然1番でしょう。なにしろ「いつも通り」って言うくらいですから。

一番良くないパターンは「とりあえず地獄の入り口まで付き合うつもりで始めたけど、形勢ヤバそうなんでやっぱや~めた」と言うパターンでして、地獄まで突き進みそうな相場を見せたとしても実はその辺りがどん底でそこから盛り返すパターンも多く、行くなら最後までお付き合いしませんと、開始早々資金を削っただけで終了となる事も多くあります。当然、引き際を間違ったから身包み剥がされた上で更に盗人に追い銭状態の追証ともなりかねないのですが、だからこそ最初にどのパターンにするのか、よくよく検討の必要があるわけです。

私なんかは「どうせ3番は選択しないだろう」と思われるでしょうが、場合によっては地獄の入り口どころか地獄の釜の蓋を開けるまで行く事もありまして、最近はあまりやらないのですが、一番直近では英国が欧州連合(EU)から離脱すると決めた際、当時はまだブリグジットと言う言葉もあまり使われなかった、あのブリグジットの決定の際に、全財産投じる勢いで行きました。

 

今回の相場、5分足や15分足のチャートで見ますと、そりゃ豪華絢爛に上下運動していて酷い相場に見えるかと思うのですが、実は対米ドルでは完全に米国債利回りの微妙な遅延相場となっておりまして、しかも1分足では割と素直な値動きだったんです。一昔前の、あの殺人的な雇用統計と比べましたら、不良少年くらい(笑)。


チャート重ねようと思ったんですが、1分足ではよく表せない感じでしたので、
スペース埋めるためだけにドル円1分足のチャート⇧だけ貼っておきます(笑)。

 

大勢が判明した後はどうせぐだぐだのぐでたま状態になるだろうと思っておりましたら、私の予想より少しは動いてくれたようです。およそ大相場が終わったと思われる東京市場後場終了後くらいから、ロンドンフィキシングの日本時間で深夜1時までの間、頭とお尻までの上下で見るとドル円で 30pipsほど、ユーロドルとポンドドルで 60pipsほど動いておりました。中間選挙が終わり、そしてFOMCを前にした事を考えたら上出来でしょう。

 

とにかく、中間選挙を終わってくれる事を祈っていたトレーダーの皆さんも多いようで、特に個人の方ですと中間選挙が終わるまでお休みと言う方も随分とおられたようです。いかに危険を遠ざけてトレードするのかと言う事を考えたら、それが一番いい作戦でしょう。為替を生業にしている私ですら、避けられるものなら避けたいのが選挙等の政治イベントです。

これで今週FOMCも終わり、大局では読みやすい相場となりそうな気もします。システムトレードをされない方でも、そろそろ年越し資金を作るために動き出せる時期では無いでしょうか。中には来年の納税資金を考えてる方もおられるようですが、大丈夫、年越して3月までに納税資金なんて作ればいいんですから(笑)。

 

中間選挙の結果については、あちこちで散々に見かけるでしょうから、バッサリ省略します。中間選挙は、もうお腹いっぱいですし。


 

昨日の指標、私には珍しくニュージーランドの指標を貼っておりますが、内容的にはニュージーランド版の雇用統計でして、この素晴らしい結果を受け、NZ(ニュージーランド)ドルが大爆笑⇦間違い大爆発しております。発表の瞬間、対米ドルでも対円でも(NZDUSD)で60pipsほど大きく動いておりまして、レートが低いNZドルにとってみますと、ドル円やユーロドルで言えば100pipsほど飛んだのと同じ感じです。

NZ第3四半期(7-9月)
0645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数 +0.5% +0.5% +1.1%
失業率 +4.4%
+4.5%
+4.5% +3.9%
労働参加率 70.9% 70.9% 71.1%

ここ最近NZドルはジリ高だったので、余計にこの指標を受けてぶっ飛んだと言うのはあるかと思います。つい、今から2時間半前の日本時間で本日早朝5時に、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が今後の金融政策を発表しまして、政策金利を1.75%の現状維持としました。

www.nikkei.com

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今回もまた、今後しばらくは政策金利を変更しないとの方針も維持となったわけですが、この好調な雇用環境にその方針も今後変更があるのでは無いかと言う期待感も昨日の上げにつながっているかと思います。 

 

その他は、いつもの面々で(笑)。 

日本国9月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数(CI)速報値 104.5 103.9 103.9
景気一致指数(CI)速報値 116.7 114.6 114.6
ドイツ9月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比) +0.1%
 -0.3%
+0.1% +0.29%
イタリア9月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +0.6%
+0.7%
 -0.1%  -0.8%
小売売上高(前比) +2.2%
+2.1%
+0.9%  -2.5%
ユーロ圏9月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +0.3%
 -0.2%
+0.1%   0.0%
小売売上高(前比) +2.2%
+1.8%
+0.7% +0.8%
カナダ9月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ivey購買担当者指数 50.4 50.9 61.8

 

米国株式市場はダダ上がり、一緒に日経先物も昨日現物大引けより400円以上上昇しておりました。本日の東京株式市場は、ドル円が上がり切れて無いところをどう評価するのか、もしかしたらドル円も一緒に上昇させるくらいの勢いを付けられるのか。FOMCの結果を前に、本日の東京もちょっと気になります。


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