FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/10/29 月曜日

いよいよ10月最終週の月曜日を迎えました。今週は10月最終週ではありますが、同時に11月初週でもありまして、米雇用統計週です。

そして10月最後の土日を過ぎハロウィンも終わった感があるかと思うのですが、先日も書きましたように、実はハロウィンは10月31日ですのでよろしくおねがいします。この土日、どこかの首都にあるビターバレーとか言うデーモン小暮閣下の出身地では、またしても大変な事態だったようです。あれ、もうちょっと何とかならないものなんでしょうか。中止命令とかって暴力団にだけでしたっけ?解散命令は会社にだけでしたっけ?ほんと役に立たない法律だな(笑)。伝家の宝刀「迷惑防止条例」が発動されませんよう、来年以降はお集まりの皆さんが自助努力でどうにかして頂きたいと思います。無理か?無理だろうな~(笑)。 


 

さて今週の市況ですが、冒頭で書きましたように米雇用統計がございます。FRB議長が変わってからと言うもの、雇用統計は完全に雇用の統計にしかならなくなってきました。いや、この状況がむしろ普通と言うのか、バーナンキ ⇨ イエレンおばちゃんラインの時代がやや歪だったと言うべきなのでしょう。

何が歪だったのかと言えば、雇用を金融政策でどうのこうのしなければならない時代がおかしかったわけで、操舵不能に陥った航空機が左右のエンジン制御で方向を操れるからどうにか進路を保てるからと言っても、それが正しい方向制御では無いのは明らかで、同じように、本来は金融政策で雇用を拡大すると言うのは副次的な作用であるわけです。ただ、航空機が緊急着陸しなければならない時と同じように、米経済も雇用から含めて立て直す必要があったと言う事なわけです。その役割も終わり、そろそろ雇用統計は本来の役目を取り戻す時が来たのかもしれません。

その米雇用統計ですが、日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で11月2日午後9時半に発表になります。同時にカナダの雇用関連指標も発表予定ですので、米雇用統計の数字自体が極端に変化無ければ、カナダドルの方が瞬発力がある楽しい値動きになるかもしれません。と、期待しております(笑)。

 

先に雇用統計を書いてしまいましたが、ここからは単純な指標発表以外のイベント系について書いてしまいたいと思います。

まず、明日10月30日火曜日から2日間の予定で日銀金融政策決定会合が開催されます。2日目の31日水曜日には会合が終わり次第すみやかに基本的見解が公表される予定です。おそらく今回は公表が早いんじゃないかなって思ってるのですが、どうでしょうか。また、今回は年に4回だけ公開されます展望レポートが同時上映公開の会になっております。これ、物価の安定的上昇を目指す日銀の最新のいいわけ見解が書かれているので、もっと注目した方がいいかと思うんですが。これら日銀大本営公表以上に注目なのは、31日水曜日午後3時半から予定されております日銀黒田総裁記者会見でして、今回は記者からの質問で、何度「ふふふ」と黒田総裁が微笑むのか(笑)。インターネットでも同時に放送されますので、お時間のある方はぜひご覧下さい。まあ、平日の真っ昼間ですので、お仕事されていたらなかなか難しいですよね。

ところで、いつも日銀で記者会見を行う際にはテレビ局の中継車が日銀の後ろに停まっておりますが、日銀側では無い道を挟んだ反対に停まってるんです。人工衛星を使うSNG車では無いので、見通しできるところにマイクロ波の中継点が必要なのでそう言う位置に停めるんでしょうが、あれ絶対に向かい側のビルの方は邪魔でしょうし、日銀もテレビ局向けに光ファイバーでも引かせてあげられないものなんでしょうか。報道には報道なんでしょうが、予定されている記者会見なんですから、報道理由の駐車禁止除外指定車両証使ってるのもどうかと思うんですよね。

次に、10月31日水曜日から2日間の予定で英中銀イングランド銀行金融政策委員会(MPC)が開催されます。2日目の11月1日木曜日午後9時に議事要旨が公開予定でして、同時に政策金利と資産購入プログラム規模が据え置きと発表予定です(笑)。いや、多分据え置きでしょう。さすがに今回は事前示唆と前振りが大きすぎて、これでもし資産購入プログラム規模だけでも変更したら、BOEは嘘つきと言われそうです。いや、むしろBOEならやりかねないですけど(笑)。そして、日銀と同じように年に4回公開されますインフレレポートが同時公開され、午後9時半からは英中銀カーニー総裁の記者会見が行われる予定です。

 

でっかいイベント系は今週はこの2つですが、他にも米中貿易問題もありますし、トルコ問題に更にサウジアラビア戦が突入した感じで、ロシアはサウジアラビアを擁護と言う横槍りで自ら参戦志願してます。朝鮮半島も有事と言っていいような状況になりつつ、いま一番の安定に向かっているのは、実は日中関係なんじゃないかと言う感じが何とも言えません。


 

さて、お次は指標ですが、本日10月29日月曜日、午後9時半アメリカの個人所得・支出関連の指標が発表になります。最近は徐々に頭打ち感の出来てた米経済ですが、私としてはまだまだ行けると思ってます。特に個人支出に関しては、目先の注目度が高い割りにブレが大きいので、もしかしたら予想を一気に上回るような数字が出るかもと、期待だけでこれを書いてます(笑)。

明日10月30日火曜日、午後7時に欧州の四半期GDP午後10時にドイツの消費者物価指数が発表になります。ドイツの消費者物価指数は通常でしたらそれほど注目度が高く無いのですが、今回はEUの四半期GDPが発表になった直後の発表でして、そのEUの四半期GDPも前年比で落とすと言う予想が出ております。事前予想の通りだったとしても、前回に比べて数字が落ちていると売り込まれる事が最近は多く、続くドイツの消費者物価指数も前月比で落ちる予想になってます。ここ、連続で2段落ちもあるかなって、これもまた期待してます。31日水曜日、午後7時ユーロ圏消費者物価指数午後9時15分米ADP社全米雇用報告午後9時半カナダ国内総生産(GDP)、特にカナダのGDPはどんな数字が出ても市場参加者は平常心でいられないでしょうから、一気にビュンビュン行ってくれる事でしょう。わかりませんけど。

11月1日木曜日、BOEの金融政策発表以外は大きな指標は少ないのですが、一応は午後11時に全米供給管理協会(ISM)が発表する製造業景況指数があります。そして最後、11月2日金曜日には、上にも書きました米雇用統計とカナダ雇用関連指標が午後9時半に発表になりまして、今週は最後の最後にミシなんとかさんも無くこれで終了です。


 

それと、昨日もブログでダラダラと書いたのですが、金融市場的には本日から欧州が夏時間から標準時と言われる通称冬時間に移行しております。正確に言えば昨日の日曜日早朝からなんですが、細かい事は昨日のブログご参照お願いします。

fxse.hatenablog.jp

それと、欧州の夏時間の話しを出しましたので、ついでにアメリカの夏時間から冬時間への移行も書いておきますと、アメリカさんは今度の日曜日早朝に冬時間に移行となりますので、今週だけは欧州は冬時間でアメリカさんは夏時間と言うイレギュラーな期間となっております。

ロンドン市場が終了しニューヨーク市場がランチタイムとなる日本時間で深夜1時~2時の時間帯が1時間繰り下がり、ロンドン・ニューヨーク揃って日本時間の深夜2時~3時となるのは来週からとなりますので、今週はこのイレギュラーさに気をつけて頂きたいと思います。


 

台風・・・・・・、先日こんな事を書いたんですよね。 

もう台風来ないだろうと、台風を笑ったら台風発生してしまったわけです。この台風の進路予想図を見ますと、どう考えても日本に来るようには思えないんですが、今年は北から南に下る台風が来たり、なぜか直角に曲がる台風があったりと、最近の台風の進路は過去の経験則が全く歯が立たない状況になってきております。

fxse.hatenablog.jp

「もう台風来ないだろうと笑ったら台風発生」したんです。そして、「どう考えても日本に来るようには思えないんですが」と言ったら、

猛烈な台風26号 フィリピン上陸後ターンする予想

https://archive.is/XExXJ/ba51d9c9b4053830aab619ea903f922440e76343

https://archive.is/XExXJ/6a56224225707d34f507e693068d1aa50de50101.png

weathernews.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

ほんと、ごめんなさい。もう台風の事を笑いませんし、「どう考えても」とか言いませんので、許してください。

 

どうか台風さんの機嫌が静まりますように祈りまして、 今週も無事に過ごせますように、一週間頑張ってまいりましょう。


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10月28日 おなじみさんリスト更新しました。