FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/10/25 戦績

 2018/10/25 木曜日 戦績

USDJPY        +118,400円

EURUSD         +46,901円

GBPUSD        +160,481円

AUDUSD          +4,211円

USDCAD         +75,172円

EURJPY        +332,600円

GBPJPY        +470,500円

AUDJPY         +35,300円

CADJPY         +61,400円

EURGBP         +23,345円

TOTAL       +1,328,310円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,288,545円

 

月間戦績(10月)

TOTAL      +27,881,702円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +302,777,076円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,203,105,392円

 

決して期待して待ってはおりませんでした欧州中央銀行(ECB)理事会の結果ですが、ある種期待していないながらの期待通りと言いますか(笑)。政策金利の変更が無いと言うは、事前にあれだけ周知されていたようなものですので、政策金利発表の午後8時45分に何も動かずはいつも以上でした。 

欧州中央銀行(ECB)
2045JST
現状 市場予想 結果
政策金利  0.00%  0.00%  0.00%
預金ファシリティー金利 -0.40% -0.40% -0.40%

 

それでもマリオちゃんドラギECB総裁の会見が始まりますと、多少はユーロを買うような素振りを見せたものの、会見開始から30分ほどで失速。今回の会見では、特に激しく失望したりするような事は無かったのですが、市場としては「金利を来年まで据え置くこと」と「経済成長をしていること」の整合性が欲しいのでしょう。いくら口で「ユーロ圏の経済成長は凄いんだぜ!」と言ったところで、経済成長著しいなら過度な景気上昇を抑えるために利上げは通常の流れです。その利上げを抑えている以上、何らかの裏付けとなる根拠をマリオちゃんには示して欲しかったと。

私が一番気になったところは、

「イタリアに関してはあまり議論しなかった。」

いや、確かにイタリアの予算案に関する直接的な扱いはECBではなく欧州委員会ですが、そこはほら、議論くらいはしておこうよ(笑)。 

 

詳細はロイターさんが記事にまとめてくれております。

jp.reuters.com

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昨日は、ECB以外にも目立った国ではノルウェーやトルコも金融政策の大討論会を行ったようで、それぞれ政策金利が据え置きと発表になっておりました。

ノルウェー銀行
(中央銀行)

1630JST
現状 市場予想 結果
キーポリシーレート
(政策金利)
0.75% 0.75% 0.75%
トルコ中央銀行
2000JST
現状 市場予想 結果
1ウィークレポ入札金利
(政策金利)
24.0% 24.0% 24.0%

凄いですよね、この金利差。特に、先進国クラブと言われるOECD加盟国と、旧来は発展途上国と言われた国々との差が非常に大きくなってきておりますのはご存知の通りでして、どの国でも過度なインフレに対して利上げと言う薬を使いすぎ、限度を超えて毒薬になってしまっている感じすらあります。

基軸通貨発行国であるアメリカが利下げせざるを得ない状況で苦しんでいる時に、資本流入によって富が移動してきたために、新興国と呼ばれて持て囃(はや)されていたいた国もあったであろう事は事実でしょうが、かと言って資本流入時の経済プラス効果と現在の経済マイナスを足したら差引ゼロになるようなものでもありません。

将来的にこのような事態が発生する事を予測して対策を行っていた国には、例えばブラジルなどがあるにはあるんですが、逆に言いますと、あのブラジルくらいの規模がなければ対応する事もままならない状況だとも言えます。

 

少し前からこの状況を予想していた中にはIMFも含まれてまして、2015年くらいからだったか、盛んにIMFが「スピルバック (Spill back)」と言う言葉を使いだしました。アメリカの経済回復によって米ドルが利上げされ、それによって多くの国が経済的に厳しい立場になり、結果としてその経済情勢がアメリカにダメージを与えると言う事です。

もしその状況が見えている指導者がアメリカにいたとしたら「とりあえず外国の事は放っておいて、自国優先、アメリカファーストでやっとくしか無いかな」と、なろうかとは思います。

ん~、どうなんでしょうかね?あの御方は、一体どこまで考えているのか。


 

指標も、ほんと微妙なものが多かったんですが、それでもアメリカの耐久財受注と中古住宅販売保留件数は多少は市場に影響を与える程度の数字ではあったようです、が、耐久財受注はマリオちゃん会見と同時になり、しかも飛行機ちゃん輸送機器を除くと微妙な感じでもあるので、これはもうボーイング本拠地のワシントン州におけるトランプ大統領の優秀なセールスマンとしてのアピール材料にしかならないなと(笑)。 

ニュージーランド9月
0645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -14.70億NZドル
-14.84億NZドル
-13.65億NZドル -15.60億NZドル
ドイツ10月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ifo企業景況感指数 103.7 103.1 102.8
Ifo企業現況指数 106.6 106.0 105.9
Ifo企業期待指数 100.9 100.4  98.8
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 21.0万件 21.4万件 21.5万件
米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
耐久財受注
(前比)
+4.6%
+4.6%
-1.0% +0.8%
耐久財受注・輸送機器除く
(前比)
+0.3%
+0.1%
+0.5% +0.1%
米国8月
2200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
中古住宅販売保留(前比)  -1.9%   0.0% +0.5%
中古住宅販売保留(前比)  -2.6%  -2.6%  -3.4%

 


 

台風・・・・・・

私、月曜日のブログで大変な事をやらかしてしまいまして、

さすがに台風は来ないでしょう(笑)。いや、笑ってると昨年みたいに10月下旬になってから台風来たりするので、

fxse.hatenablog.jp

もう台風来ないだろうと、台風を笑ったら台風発生してしまったわけです。この台風の進路予想図を見ますと、どう考えても日本に来るようには思えないんですが、今年は北から南に下る台風が来たり、なぜか直角に曲がる台風があったりと、最近の台風の進路は過去の経験則が全く歯が立たない状況になってきております。 

https://archive.is/mf9IE/0db57f3e77b71f90da50472e1033e03938ac40db.jpg

tenki.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ 2018/10/26 05:15 取得

今年は、フィリピンも何度も台風の襲撃を受けて多くの方が犠牲になったり、大きな被害が今でも残っているようです。できれば、その進路図通りにフィリピンに行く事もなく、日本に来る事もなく、どっかにワープして行ってくれませんでしょうか。

どっかって、どこかって?いや~、どこだろ(笑)。


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