2018/10/05 戦績
USDJPY +174,500円
EURUSD +206,747円
GBPUSD +1,131,467円
AUDUSD +42,162円
USDCAD +100,545円
EURJPY +73,300円
GBPJPY +520,300円
AUDJPY +59,600円
CADJPY +219,700円
EURGBP +111,443円
TOTAL +2,639,764円
週間戦績(当週)
TOTAL +7,879,176円
月間戦績(10月)
TOTAL +7,879,176円
年間戦績(2018年)
TOTAL +282,774,550円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,183,102,866円
待ちに待った米雇用統計の発表がありまして、その結果として、一定方向感覚(ドル買い)のありました為替相場の方向感の呪縛が外れ、雇用統計発表後は「自由気ままに、動きたいがまま動け」と言う状況です(笑)。
ほんと、特にドル円。ここのところの110円台から続く怒涛の上げ、水曜日から見せた114.20-30ラインを一気に超える一気上げを、木曜日からの日足で全て帳消しにし、迎えた金曜日からの日足では週初開始ポジションで陰線引けです。
いやあ、ドル円の週足は、恐ろしいほど美しい寄引同事線が出ております。ここまで美しいのは珍しいんじゃないでしょうか。もちろん、月曜日の始値の取り具合で若干変わっても来ますので、業者によっては少し実体が発生するでしょうけど。
さて、その雇用統計ですが、とりあえず注目されている2つの指標数字だけ⇩
米国9月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
🚩非農業部門雇用者数 | +27.0万人 +20.1万人 |
+18.5万人 | +13.4万人 |
🚩失業率 | 3.9% | 3.8% | 3.7% |
まず、非農業部門雇用者数なんですが、前回値や事前予想、当社予想を遥かに下回る数字でした。特に酷いのは前回値の修正でして、よく指標で「速報値・確定値」と2回に分けて発表するものがありますが、雇用統計では次回の発表時に前回の数字を確定値とするような運用になってます。ですので、数字自体が修正されるのは仕方ないとしても、調査した現数値をアレヤコレヤいろいろ弄り回した数字である指標の数字を、ここまで変更されますと信用の問題になって来そうなものなんですが。
今まで前回値の修正が入った時には、特に何も特記する事なく、サラッと前回値を書き換えておきましたが、さすがに今回の修正は残しておきたいと思いまして、前回値を横線で消した上に修正された数値を記載してあります。今後も指標の表に関しては、こんな感じで書いていきたいと思ってます。
それと失業率ですが、3.7%と前回値や事前の市場予想より低下しました。失業率が低下する事自体は一般的に良い事であるとされるんですが、ここまで低い失業率であり、しかも雇用市場では人員不足が叫ばれている現状で、働きたいと言う意欲がある者が分母に反映されると失業率が上がると言う失業率の計算上の理由からして、本来は失業率が上昇してもいい状態なんです。
雇用統計の一部として発表されております、全人口に占める労働している者の割合を示す労働参加率は、横ばいです。
米国9月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
労働参加率 | 62.7% | - | 62.7% |
よく、FOMCのたたき台として使われるベージュブックにおいて、各地区連銀の調査報告に「熟練労働者不足」が指摘されておりますが、まさに数字がそれを裏付ける状況になってきております。
パッと見、失業率が低下して良い事のように思われますが、労働参加率が変化していないと言う事は、働く意思があって職を探している者が減少しただけで、働く気が無い者又は雇用側のニーズにマッチしないため職探しを諦めた者が増えていることを意味します。働ける能力がある以上は労働参加率の計算に含まれますので、職探しを諦めて失業率の計算に反映されなくなっても、労働参加率には反映されるためです。
さて、今回の雇用統計ではちょっと特記事項がございました。発表文中、大きな矢印で示している部分は失業率と非農業部門雇用者数の部分ですが、一番下の赤枠で囲った部分、なにやら書いてあります。
これ、何が書いてあるのかと言えば、拡大したものがこちらです⇩
これを見て「そうか!なるほど!」と思った方は、私のブログなんてご覧になられないかと思いますが(笑)。内容的にはこんな感じで、
ハリケーンフィレンツェ
9月の雇用統計調査期間中、ハリケーンフィレンツェは米東海岸での事業所調査および一般世帯調査に影響を与えました。これら2つの調査に対する回答率は正常範囲です。
気象が雇用統計調査のデータにどのような影響を与えるかについては、このニュースリリースのよくある質問の質問8をご覧ください。
雇用統計局は、2018年10月19日午前10時に州毎の雇用統計を発表する予定です。
つまり、ハリケーンの影響はあったけど、回答自体は正常に回収出来ましたよ。州ごとのデーターは10月19日に発表するから、具体的にどの州が影響が大きかったとかは、そっち見てね。って事です。ちなみにQ&A8には自然災害で雇用統計に影響が出ると、永遠に書かれているだけです。
他にも発表がありました指標、貼っておきます。
オーストラリア8月 1030JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
小売売上高(前月比) | 0.0% | +0.2% | +0.3% |
日本国8月 1400JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
景気先行指数(CI)速報値 | 103.9 | 104.2 | 104.4 |
景気一致指数(CI)速報値 | 116.1 | 117.4 | 117.5 |
ドイツ7月 1500JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価指数(前月比) | +0.2% | +0.2% | +0.3% |
生産者物価指数(前年比) | +2.9% | +2.9% | +3.1% |
ドイツ8月 1500JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
製造業新規受注(前月比) | -0.9% | +0.7% | +2.0% |
フランス8月 1545JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
貿易収支 | -34.27億ユーロ -34.90億ユーロ |
-45.00億ユーロ | -56.32億ユーロ |
経常収支 | -3.0億ユーロ -5.0億ユーロ |
-10.0億ユーロ | -16.0億ユーロ |
スイス9月 1615JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI |
0.0% | +0.2% | +0.1% |
消費者物価指数(前年比) CPI |
+1.2% | +1.1% | +1.0% |
スイス9月 1615JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準) |
0.0% | +0.1% | 0.0% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準) |
+1.3% | +1.2% | +1.1% |
米国8月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
貿易収支 | -500億ドル -501億ドル |
-535億ドル | -xxx億ドル |
米国9月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
🚩非農業部門雇用者数 | +27.0万人 +20.1万人 |
+18.5万人 | +13.4万人 |
🚩失業率 | 3.9% | 3.8% | 3.7% |
平均時間賃金(前月比) | +0.3% +0.4% |
+0.3% | +0.3% |
平均時間賃金(前年比) | +2.9% | +2.8% | +2.8% |
米国9月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
非農業部門民間雇用者数 | +25.4万人 +20.4万人 |
+18.0万人 | +12.1万人 |
製造部門雇用者数 | +0.5万人 -0.3万人 |
+1.2万人 | +1.8万人 |
週間平均勤務時間 | 34.5 | 34.5 | 34.5 |
U6失業率 | 7.4% | - | 7.5% |
労働参加率 | 62.7% | - | 62.7% |
カナダ8月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
貿易収支 | -1.9億加ドル -1.1億加ドル |
-5.0億加ドル | +5.3億加ドル |
カナダ9月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
🚩就業者数 | -5.16万人 | +2.50万人 | +6.33万人 |
🚩失業率 | 6.0% | 5.9% | 5.9% |
あと、インドの中銀が政策金利を発表しまして、事前の市場予想では利上げであったんですが結果は据え置きだったようです。インドルピーとか取引してませんし、チャートも見てないんですが、市場ではこう言うサプライズは大喜びなので、上にしろ下にしろ大きく動いたんでしょうね。知りませんけど(笑)。
インド準備銀行(中央銀行) (RBI) 1800JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
政策レポ金利 (政策金利) |
6.50% | 6.75% | 6.50% |
ちょっと駆け足で強引な感じのありました今日のブログなんですが、一つ一つを雇用統計レベルで書き始めますと、今日は数倍規模になりそうな感じです。カナダの件もありますし、ポンド急上昇の件もありますし。仮に商業的な記事であったとしたら、全て満遍なく書かないとならないかと思いますが、個人が趣味でやっているブログですから、ブログ主が好きな部分だけ好きなように書いたらいいかなって(笑)。
少し台風の進路がズレまして、関東は昨日だけほんの少し雨が降りましたが、今日は晴れております。天気予報でも、この三連休は大きく天気が崩れる事はなさそうな感じになっておりました。うちも、出かけようかどうしようか悩んでいたのですが、せっかくですから少しお出かけしてみようかなって思っております。皆さんも、どうか良い三連休をお過ごし下さい。
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