FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/10/03 戦績

 2018/10/03 水曜日 戦績

USDJPY         +91,200円

EURUSD        +179,177円

GBPUSD        +150,529円

AUDUSD         +21,260円

USDCAD         +36,398円

EURJPY        +210,900円

GBPJPY        +325,500円

AUDJPY         +28,600円

CADJPY         +58,100円

EURGBP         +40,422円

TOTAL       +1,142,086円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,992,338円

 

月間戦績(10月)

TOTAL       +2,992,338円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +277,887,712円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,178,216,028円

 

随分と行きましたね~、ドル円。直近では対米ドルで高値を付けているユーロやポンドと違い、円だけはジリジリと独立独歩を進んできましたので、ここの来てクロス円とも絡みながらの一気上げは気持ちいいくらいです。

昨日午後11時に発表されました米ISM非製造業景況指数の素晴らしく出来た数字を背景にしても、ユーロやポンドはその場一瞬限りの値動きに終わっておりましたが、そこから114円の壁一気超えに進み、ニューヨーク時間で昨日の市場終了時刻、日本時間で午前6時直前に114.50円を越える事に成功しました。

さあ、チャートで印つけた部分までは到達できました。次はチャート上で△つけた115円の壁を超えられるのか。そして、当面のラスボスであろう前回は失敗に終わった□印の120円を超えられるのかどうか。

日米の色々な状況を比較した時に、正直言って現状の為替レートは円にとって割安であろうかとは思います。ただ、為替なんてその場からの相対評価みたいなもので、現時点から悪材料が出れば下げる、良好な事情があれば上がる、それの繰り返しです。一気に絶対評価で修正が入るなんて事はありません。

自国の「輸出」だけを見た時に、このドル高は非常に逆風になってしまったトランプ大統領、今後何か言うのか、あるいは財政収支改善となる強いドルは国益に口先だけでは無くようやく気が付き、しばらくはダンマリなのか。いずれにせよ、米ドル高に流れている市場の流れを仮に一気にぶった切る事が出来るとしたら、トランプ大統領だけでしょう。

それにしても、米ドル・ダウ・日経平均・原油がうなぎのぼり。

 


 

日本時間で本日早朝に、FRBのパウエル議長の講演がありまして、大した事は話してないのにそこが着火点になりまして、ドル円は114.50の大台に、ユーロドルは 1.15を切って1.14台に突入、同じくポンドドルも1.29台後半から前半まで一気に下げております。何を言ったのかと言えば、

・アメリカ経済は凄げえポジティブってるぜ!

・まだだ、まだ中立金利まで達してない、まだこれからが本番だ!

・そのうち中立金利は越えるぜ!

つまり、利上げは今後もしますよって事で、そんなのFOMCのドットチャート見ててもそのつもりだと既に分かっている内容です。一番肝心な「いつ」「どのラインまで」に関しては全く触れておりません。示唆もしておりません。結局、上がりたければ上がる、上がりたく無い時に何を言っても上がらない、それだけなんでしょうね。その「上がりたければ」と言うのは、大口の皆さんがどっちにポジション持ってるのかって事のような気もします(笑)。

 

指標もパラパラとありまして、アメリカさんの指標はすこぶるいい感じになってきました。つい最近は若干ペースが落ちた感じもあったのですが、そりゃバブル絶頂期であったとしても、全ての指標が上がり続けるなんて無理ですから、上がったり下がったりはむしろ当然です。そもそもは、前月比(前年比)だけでしか見ないのが間違っているでして、じゃ何を見たらいいのかと言えば、そこはかなり重大な企業秘密です(笑)。まあ、そんなに企業秘密でも無いんですが、為替チャートと同じですよ、移動平均にしてみましょう。それだけで、指標数字の方向感が分かります。

オーストラリア8月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可件数(前比) -4.6% +1.0% -9.4%
住宅建設許可件数(前比) -5.6% -2.5% -13.6%
ユーロ圏8月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) -0.6% +0.2% -0.2%
小売売上高(前比) +1.0% +1.7% +1.8%
米国9月
2115JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ADP全米雇用報告
(前比)
16.8万人 18.5万人 23.0万人
米国9月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ISM非製造業景況指数 58.5 58.0 61.6

 

またしても購買担当者景気指数(PMI)シリーズがありまして、別表にしておきます。普段入れてないアイルランドとかロシアとかも入れてみました。アイルランドはブリグジットのせいで最近やけに注目されてますし、ロシアも経済的にどうなの?みたいな雰囲気もあるでしょうから、アイルランドの数字の高さと、ロシアの平均的な数字に、割と面白いかなって思います。

日本国9月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
51.5 51.5 50.2
(複合)購買担当者景気指数
改定値
52.0 52.0 50.7
アイルランド9月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
58.0 58.0 58.7
ロシア9月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
53.3 53.5 54.7
(複合)購買担当者景気指数
改定値
52.1 53.0 53.5
スペイン9月
1615JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
52.7 52.9 52.5
イタリア9月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
52.6 52.8 53.3
(複合)購買担当者景気指数
改定値
51.7 51.8 52.4
フランス9月
1650JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
55.4 54.3 54.8
(複合)購買担当者景気指数
改定値
54.9 53.6 54.0
ドイツ9月
1655JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
55.0 56.5 55.9
(複合)購買担当者景気指数
改定値
55.6 55.3 55.0
ユーロ圏9月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
54.7 54.7 54.7
(複合)購買担当者景気指数
改定値
54.5 54.2 54.1
英国9月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
54.3 54.0 53.9
(複合)購買担当者景気指数
改定値
54.2 54.0 54.1
米国9月
2245JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数
改定値
52.9 53.0 53.5
(複合)購買担当者景気指数
改定値
53.4 53.5 53.9

この他にも、ザンビアとかガーナとか中東系のレバノンやUAEもあったんですが、さすがにいいかなみたいな(笑)。中東系の発表は、当然アラビア語でも発表されてまして、実はアラビア語の発表文章が非常に分かりやすい。数字だけが浮き出ている感じに見えますので、どこ見たらいいのか一目瞭然なんです。ね?⇩

だから、なに?って感じでしょうけど。 


 

さあ、またしても台風がやって来るようで、せっかくの連休なのに仕方ありません。今日までに台風に備えておき、週末は籠もるくらいの覚悟で臨んだ方がいいのかもしれません。ありがたい事に、どこかの方がお住まいの地域の屋根と違い、うちのマンションの屋根は台風で飛びそうも無い感じではあるので、そっちは心配しなくても良さそうです(笑)。


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