FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/09/26 戦績

 2018/09/26 水曜日 戦績

USDJPY         +44,400円

EURUSD         +51,173円

GBPUSD        +182,252円

AUDUSD         +19,165円

USDCAD         +38,799円

EURJPY         +93,600円

GBPJPY        +202,300円

AUDJPY         +17,300円

CADJPY          +2,400円

EURGBP         +25,106円

TOTAL         +676,495円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,151,592円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +26,323,744円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +271,038,626円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,171,366,942円

 

このブログは「日本時間で前日の出来事を書く」と言うのがいつものスタンスですので、本来でしたら深夜に日付が変わってから朝までの出来事は、明日のブログ更新での内容となります。ただ、さすがに明日のブログ更新で「昨日、FOMCが~」とか書いても随分と古いネタになってしまいます(笑)。早朝にFOMCのような金融イベントや事件があった場合のみスタンスを変更し、深夜に日付が変わってから朝までの出来事を書かせていただく場合もございます。

この上の文章⇧ 私のパソコンの中で、「0.言い訳FOMCバージョン.txts」と言うファイル名で保存してあります(笑)。.txts と言う拡張子は勝手に付けた拡張子でして、txtはメモ帳で開くままにしておきたいので、特に SAKURAエディターで一発で開きたいファイルだけ関連付けてあります。クリック一発で開けますので、右クリックして SAKURAで開くメニューから開くよりも全然楽です。

 

さてそんな感じで、2日間に渡って開催されておりました米連邦公開市場委員会 FOMC が終了し、今から約3時間半前の日本時間で本日早朝3時に終了直後の声明文が公開されました。

いつもいつも書いているんですが、よく「FOMCが終わって政策金利の発表がある」と言われますが、決して政策金利をあえて発表しているわけではありません。あくまでも、FOMCにて話し合った議題の中で登場した政策金利の事について声明文に書いてあるだけでして、ほとんどの中銀が「政策金利の発表」をしているわけではありません。政策金利より大切な話し合いの方が遥かに多かった場合、理論的には政策金利をどうするのか声明文に記載しない事も可能で、その場合は当然ですが金利は据え置きと言う事になります。私が知ってる限りですと、政策金利の発表を行う事を規定で持っているのは、先進国の中銀の中ではオーストラリアのRBAくらいではないでしょうか。

どんな感じで書いてあるのかと言えば、おなじみさんには毎度の事で「またかよ!」と言う感じでしょうが、公表された声明文でこんな感じ⇩

小数点以下を分数表記するのは伝統と言う事もあるんですが、何しろ21世紀になって5分の1も経過しようかって言うこのご時世で、まさか重さや長さの単位にポンドヤード使ってる国ですから驚きもしません(笑)。まあ、中には間違いを防げると言う意味もありますし、全くの無意味では無いんでしょうけど。

 

そんで肝心の内容ですが、政策金利自体は事前の市場予想通りに25ベーシスポイントの誘導目標引き上げ、

連邦準備制度(FRS)
(中央銀行制度)

1730JST
現状 市場予想 結果
FF金利誘導目標
(政策金利)
1.75~2.00% 2.00~2.25%  
2.00~2.25%
(25 bp increase)

発表されました声明文中では「緩和」と言う言葉が削除されたとか何とかかんとか指摘がありましたが、パウエル議長が言うのには「金融政策がうまくいってるんだから、そりゃあんた!そのうちそんな言葉は無くなろう?ん?」と言う事で、ある意味ではごもっともです。

まあ、どのみちあまり皆さん、今回は声明文には関心が無かったかと思います。今回注目していたのはこちら、FRB執行委員と連銀総裁らFRBボードメンバーによる長期展望(Projection Materials) での、今後の政策金利予想ドットチャート⇩

前回同じものが発表された6月のものと比べますと、来年2019年には3.25%越えを予想するメンバーが増えているのですが、2020年の予想では4.0%超えをする予想をしているメンバーが0になっております。

前回のはこちら⇩

fxse.hatenablog.jp

 

まっ、将来の事なんて分からねえよと言われればそれまでなんですが、長期的に見て過度な上昇を抑えるように意思を持っていく事は、ある御方のご機嫌を取るためには効果的だったのでは無いでしょうか?(笑)。まあ、更にはこのドットチャートの発表を取りやめたいような意向もしているようですけど。


  

昨日は指標も少なく、値動きもFOMC待ちの狼狽状態でしたのでネタも少なく、FOMC特集になってしまいました。ドットチャートとか、そのうち金融関係の方との合コンの際にでもネタとしてお使いください(笑)。


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