2018/08/24 戦績
USDJPY +130,700円
EURUSD +152,388円
GBPUSD +257,221円
AUDUSD +26,170円
USDCAD +92,313円
EURJPY +315,500円
GBPJPY +143,500円
AUDJPY +41,200円
CADJPY +88,000円
EURGBP +37,104円
TOTAL +1,284,096円
週間戦績(当週)
TOTAL +6,415,631円
月間戦績(08月)
TOTAL +27,021,947円
年間戦績(2018年)
TOTAL +235,628,975円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,135,957,291円
今週は手掛かりになる物に乏しく、結果としてジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を材料にしてしまった状態。そんな中で迎えた議長講演におきまして、ブルームバーグが伝えるところによりますと、
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、景気拡大に向けたファンダメンタルズは力強く、利上げ継続の論拠を裏付けているとの認識を示した。
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利上げ継続の正当性を強くアピールしてみた感じですが、市場参加者としては、その程度の発言は既に折込チラシ織り込み済みなわけでして、ここまで議長講演を材料視して引っ張った割には反応が限定的⇩
同じ講演を日経が伝えますと、ブルームバーグのように事実の伝聞ではなく、積極的な解説が入ってまして、
「物価上昇率は2%を超えて過熱するリスクはみえない」と主張した。当面は「段階的な利上げが適切だ」としたものの、過度な引き締めは不要で、利上げの打ち止め時期が近づいたと示唆したものだ。
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この解釈が妥当だとしたら、昨日はドル売りが⇧あんなレヴェルじゃ済まないかなとは思うのですが(笑)。
この違いが、いつも私が「経済系通信社や新聞社」と両者を分けて書く理由でして、恣意が大きく入る新聞社の記事は参考にならない事がほとんどです。それでも日経はまだマシなんですが。ちなみに、通信社は恣意が入らないかと言えばそうでは無く、こちらは伝聞であるかのようにサラッと大うそ主張を伝えてきますので、見分ける力が必要になってきます。まあ、嘘がどうかは別にしても、政府機関が発表する指標ですら間違っている事もありますし、速報値と確定値がプラスからマイナスに転落する事もありますし。30兆円くらい何かが水増しされている事もありますし(笑)。
昨日の指標ですが、もはや「そんなのもあったな程度」の感覚になっております。
日本国7月 0830JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
全国消費者物価指数 (前年比) |
+0.7% | +1.0% | +0.9% |
全国消費者物価指数コア (前年比) |
+0.8% | +0.9% | +0.8% |
ドイツ第2四半期(4-6月) 1500JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
国内総生産(GDP)確定値 (前期比) |
+0.5% | +0.5% | +0.5% |
国内総生産(GDP)確定値 (前年比) |
+2.3% | +2.3% | +2.3% |
米国7月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
🚩耐久財受注 (前月比) |
+0.7% | -0.5% | -1.7% |
🚩耐久財受注・輸送機器除く (前月比) |
+0.1% | +0.5% | +0.2% |
🚩まで付けて待ち焦がれておりました米耐久財受注ですが、この見事な落ちっぷりを発揮しても、全然全く動かずのスルー耐性テスト状態でして、普段ですとこの数字を受けて、議長講演で動いた程度の値動きはあるかと思われます。
これ、発表する側としては、発表した数値で市場が過敏に反応する事はあまり良く思ってないでしょうから、この数字で全く動かなかった事に関して、発表する側の責任者はホッとしているかもしれません。あるいは何も思ってないかも(笑)。
昨日もネタにしましたお伝えしましたオーストラリアの首相タイ人退陣問題ですが、結局は敗けたようです。あそこまで啖呵を切って敗けたというのは、かなり格好悪いのでは無いかと思うんですが、どうなんでしょう?
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この首相交代が伝わりますと市場は豪ドル買いになりまして、午後11時からのパウエルFRB議長の講演で上げた分とほぼ同じくらいの上昇を見せておりました。
新任となりますモリソン氏に対する期待が高ければ、最近下落基調にあった分の豪ドル売りが一気に解消される可能性もあったでしょうが、そう言う感じでも無く、市場的には「ようやく豪政治が落ち着くのか」と言う安堵程度が相場に現れていたように思えます。
やっと、台風19号と20号の双子台風の驚異が去りましたが、また今回も随分とやってくれたようです。私には、リアルでもブログでもお付き合いのある方に、被害が大きかった地域の方がおられないので切迫した被害を直接お聞きする事が無いのですが、ニュースなどで見ますとかなり激しいようです。
倒木があったり、風力発電の風車が倒れたり、家屋の屋根が飛んでいってしまったり。昔のように、数年に1回の被害、十数年に1回の大きな被害ではなくなってきており最近は、ほぼ毎年です。いや、毎年どころか年に数回の勢いです。今まで日本は地震に対する備えは非常に高かったかと思いますが、今後は下(地震)だけでは無く、上(雨風)にも備えた建築を国策とする必要があるのかもしれません。
今回の台風で被害に遭われた皆さんにお見舞い申し上げます。また、今回の台風だけではなく、最近のあらゆる天災に遭われた全ての皆さんに、重ねてお見舞い申し上げます。
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