FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/08/23 戦績

 2018/08/23 木曜日 戦績

USDJPY        +211,200円

EURUSD        +140,173円

GBPUSD        +203,569円

AUDUSD         +41,848円

USDCAD         +75,625円

EURJPY        +188,800円

GBPJPY        +261,300円

AUDJPY         +34,900円

CADJPY         +52,300円

EURGBP         +26,436円

TOTAL       +1,236,151円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,131,535円

 

月間戦績(08月)

TOTAL      +25,737,851円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +234,344,879円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,134,673,195円

 

この、指標数値発表も、会合文書公開もガン無視状態の為替市場(笑)。「今日はドル買う日」と決めたらドルを買う「今日は円売る日」と決めたら円を売る、半分意地になっているようにも見えます。もう、こうなって来るとジャクソンホール会議の内容待ちのようなフリして、実はジャクソンホール会議すらもスルーするんじゃないだろうかとすら思ってしまいます(笑)。 

 

遥か大昔に発表になったように思えます FOMCの議事要旨公開ですが、実は日本時間で昨日の早朝3時ですので、今から約28時間半まえの出来事でした。サプライズは事前の市場予想の通り無く、若干動いたものの、どの対ドルペアも行って来いで終わりまして、立派に流したと言えます。

日本時間で午後8時半にありました ECB理事会の議事要旨公開ですが、こちらもサプライズが無く事前の市場予想の通りだから動かなかったとかそう言うレベルでは無く、本当に何も無かったかのようなユーロの値動きとなりました。

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日本国6月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数(CI)改定値 105.2 104.7
景気一致指数(CI)改定値 116.3 116.4
フランス8月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
(総合)購買担当者
景気指数・速報値
54.4 54.6 55.1
製造業購買担当者
景気指数・速報値
53.3 53.5 53.7
サービス部門購買担当者
景気指数・速報値
54.9 55.1 55.7
ドイツ8月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
(総合)購買担当者
景気指数・速報値
55.0 55.2 55.7
製造業購買担当者
景気指数・速報値
56.9 56.5 56.1
サービス部門購買担当者
景気指数・速報値
54.1 54.3 55.2
ユーロ圏8月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
(総合)購買担当者
景気指数・速報値
54.3 54.5 54.4
製造業購買担当者
景気指数・速報値
55.1 55.1 54.6
サービス部門購買担当者
景気指数・速報値
54.2 54.4 54.4
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 21.2万件 21.5万件 21.0万件
米国8月
2245JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
(総合)購買担当者
景気指数・速報値
55.7 56.3 55.0
製造業購買担当者
景気指数・速報値
55.3 55.1 54.5
サービス部門購買担当者
景気指数・速報値
56.0 55.9 55.2
米国7月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新築住宅販売件数(年換算) 63.8万件 64.5万件 62.7万件
新築住宅販売件数(前比) -5.3% +2.2% -1.7%
ユーロ圏8月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数
速報値
-0.5 -0.7 -1.9

午後11時にありましたアメリカの指標、住宅関連指標では最近比較的反応する事が多いのですが、事前の市場予想から大きくハズレた数値が発表になったにも関わらずスルーされた感じで「自分たちが事前に予想した数値を大きくハズレたんだから、少しは反応しろよな!」とも思ってしまいます(笑)。

ユーロドルだけは、なぜかこの時間からドル買いが入っているように見えますが、同じ時間に発表になりましたユーロ圏の消費者信頼感指数の数字が前回値も事前の市場予想も嘲笑うかのようなダメっぷりで、そこに反応してユーロが売られたようです。「そこ、アメリカの住宅関連指標よりユーロ圏の消費者信頼感指数が重要視するんだ?」と、通常の理解を超えた動き方をしておりました。

冒頭にも書きましたが、「今日はドル買う日」と決めたらドルを買う、半分意地になっているようにしか見えない市況です。


 

昨日、またしてもコレ⇩

www.nikkei.com

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普通、なにがしの話し合いをしている最中には、話し合いを行っている相手側高官への敬意のため、問題になっている事を一時中断するかと思うんですが、アメリカさん自体の意向なのかトランプさん個人の意向なのか分かりませんが、そう言う事は無いようです。

jp.reuters.com

予定されてとは言え、しかもこれは新規での追加策ですからね。貿易戦争も通常の戦争もお互いの大義名分を持って争っているところは同じで、この流れを通常の戦争で考えてみますと、派手にドンパチやっている国同士が休戦協定を話し合うために会合を開いている最中に、更に新規で攻め込んで来たようなものです。恐らく、米国内世論へのあっぴ~るのためにやっている部分も大きいとは思うのですが、その米国内世論への反発も招いているところはどうするつもりなのか、若干心配です。

 

為替市場参加者の中でも話題になっております、豪首相の退陣要求問題ですが、遂に正念場を迎えたようです。

与党自由党の党首交代を求めるダットン前内相が十分な支持を確保したと証明できた場合のみ退陣すると述べ

www.bloomberg.co.jp

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記事を引用しました通り、退陣要求を飲む条件を首相が提示してしまいまして、こう言う時にはノラリクラリと交わす事が重要で、これでは相手の思う壺です。日本の野党が内閣不信任案を国会に提出するのを「どうぞどうぞ」と与党が受け入れているのは、絶対に不信任案は否決されると分かっているからで、条件が成立する可能性がある事を提示してはダメでしょう。ブリグジットも同じ構図で成立したとも言えます。

もし、今回この件を乗り切れた暁には、ターンブル首相には日本を訪問して頂きまして、ノラリクラリの秘訣を伝授してもらって欲しいと思います。

えっ、誰から?さあ?(笑)。 


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