FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/08/15 戦績

 2018/08/15 水曜日 戦績

USDJPY        +149,300円

EURUSD        +222,437円

GBPUSD        +180,179円

AUDUSD         +14,282円

USDCAD        +124,190円

EURJPY        +290,700円

GBPJPY        +336,400円

AUDJPY         +26,700円

CADJPY        +191,500円

EURGBP         +28,366円

TOTAL       +1,564,054円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,562,155円

 

月間戦績(08月)

TOTAL      +17,823,523円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +226,430,551円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,126,758,867円

 

お盆休み限定特別ボーナスタイムなのか、各通貨ペアの皆さんは随分と競うように激しく動いてくださいます(笑)。

ただ、1日でひと波の形成は難しいようで、上にあります昨日の数字も、その多くが前日火曜日から持ち越したポジションの精算が含まれておりまして、こう言う時にオーバーナイトポジションを制限されているプロの方*1と、我々はウチュウジンダのような自分だけでリスクを取れる個人との差が出てきます。時間を味方に付けられる部分は、我々個人の優位性です。


 

さて指標ですが、とりあえずトルコの失業率は流行に乗り遅れないために掲載しておきました。別にトルコリラの取引を始めたわけではありませんが、なんとなく今は「トルコリラ!トルコリラ!」言っときますと、それっぽい感じもしますし(笑)。 

トルコ5月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 9.6% 9.6% 9.7%

 

昨日は大きく反応した英国の指標ですが、さすがにILO失業率が0.2ポイントも改善したのと同じような効果をこの⇩発表で求めるのは難しく、かと言って「それもどうかな?」って感じのほとんどスルーでした。それでも、発表10分くらいでポンドドルが15pipsほど落ちていたのが、反応だったと言えば反応だったのでしょうか。

英国7月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)  0.0%  0.0%  0.0%
消費者物価指数(前比) +2.4% +2.5% +2.5%
英国7月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売物価指数(前比) +0.3% +0.2% +0.1%
小売物価指数(前比) +3.4% +3.4% +3.2%
英国7月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比) +0.4% +0.2%  0.0%
生産者物価指数(前比) +2.4% +2.1% +2.2%

 

日本時間で午後9時半、アメリカさんの指標が発表されまして、どの指標も非常に良い数字でして、特にニューヨーク連銀製造業景況指数が事前の市場予想を大きく上回る25.6と出たんです。ええ、出たんですが、昨日はリスクオフの流れから株式相場も債券利回りも下落しておりまして、そんな中で出た高い数字は焼け石に水状態。逆に、この指標の発表を待って更にもう一段のドル売りが対円や対加ドルなど対欧州通貨以外の通貨に対して入ったかのような感じでして、欧州時間から始まった対円など特定の通貨に対するドル売りに止まる様子が見られません。

米国7月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +0.5% +0.1% +0.5%
コア小売売上高(前比) +0.4% +0.3% +0.6%
米国8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NY連銀製造業景況指数 22.6 20.0 25.6

午後10時15分に発表されたこちら⇩の指標でも、発表された時に落ち着いていたため大きな反応が無かったように見えますが、実際にはドル売り下落相場の途中だったため、この悪い指標数字が更にドル売りをその後加速させたようにも思えます。 

米国7月
2215JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
+0.6% +0.3% +0.1%
製造業生産
(前比)
+0.8% +0.3% +0.3%
設備稼働率 78.0% 78.2% 78.1%

昨日の相場「ユーロやポンドは買えないけど、ドルも買えない、じゃあどうする?円でも買っておくか!」もう本当、そんな感じ(笑)。ただ、為替相場の場合は、どこかの通貨を売ったら必ずどこかの通貨を買わなければならないため、しかも精算受渡日の問題なんかも考えなければならず、その都合で円と同時に買われたのが加ドルになったのでしょう。リスク回避目的の円買いで、釣られて被害を受けたのは加ドルだったと言うわけです。本当はどうだか分かりませんけど(笑)。

 

この、よく私が書く「本当はどうだか分かりませんけど」なんですが、実際に本当に誰にも分からないんです。例えばある銀行が別の銀行から1億ドルの米ドルを円で買ったとします。なぜ買ったのか、そんなのは「ある銀行」にしか分からないわけで、そのうち反対売買するのか、あるいは反対売買だったのか、または顧客が欲しいと言うから買ったのか、そんなのも全く分かりません。

たまに金融系のニュースで「109.80に大き目のストップロスが観測」とか流れますが、あれはどこかの銀行がどこかの銀行又はブローカーに出した注文情報が流れているだけで、買い方が逆指値だと言うだけで、本当にストップロスなのかどうかも分かりません。ある意味、勝手に通信社なり新聞社が言っている、または聞いた先の銀行の人がそう言ってたと言うだけなんです。と言う事で、本当にどうだか分かりませんけど(笑)。⇦ 笑いまでが本体

 

最後のもう一つ、先週書くのを忘れてしまった週次燃油在庫集計です。1週間を開けてしまいますと、HTMLイジって結果欄を前回値欄に一気に移動が出来ないので、前回値も結果も全部入力するのが二度手間なので、今週からまたサボらずに毎週ちゃんと書きたいと思ってます。理由が不純ですが。 

米国 週次燃油在庫集計
2330JST
前回値 結果
原油在庫  -135.1万バレル +680.5万バレル
ガソリン在庫 +290.0万バレル   -74.0万バレル
中間留分在庫(暖房用含む)  +123.0万バレル +356.6万バレル
クッシング原油在庫   -59.0万バレル +164.3万バレル

この、一気に増えました原油在庫に嫌気をさし、原油価格は3%以上も一気に下落するジェットコースターになっておりました。これに更に輪をかけたのがVIXなんですが、お天道さまが見てる表で書くのは若干はばかられるかなって・・・・・・


 

トルコリラの下落が、遥か遠い地のあの国に影響を与えてしまいました。

jp.reuters.com

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アルゼンチン
政策金利 45% (笑)

笑い事じゃ無いんですが、アルゼンチンは大丈夫ですかね?


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

*1:もちろん、プロのディーラーの中にもオーバーナイトポジションを持てるディーラーもおりますし、ヘッジファンドなどは自分たちのリスクとしてオーバーナイトポジションを持ちますので、ここで言うプロと言うのはあくまでもオーバーナイトポジションを持つ事を制限されている勤務ディーラーの皆さんを指しております。