FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/07/27 戦績[追記あり]

 2018/07/27 金曜日 戦績

USDJPY         +44,600円

EURUSD        +146,914円

GBPUSD        +160,209円

AUDUSD         +32,484円

USDCAD         +45,378円

EURJPY         +81,600円

GBPJPY        +122,400円

AUDJPY         +25,700円

CADJPY         +34,100円

EURGBP          +2,881円

TOTAL         +696,266円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,299,423円

 

月間戦績(07月)

TOTAL      +23,158,119円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +205,890,973円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,106,219,289円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。後ほど追記いたします。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

台風がいよいよ近づいてまいりました。東京も現時点で雨が降っておりまして、せっかくの週末なのですが、こればかりは仕方ありません。 

とりあえず、いつもと同じように、既に作ってあります指標の表だけは表示しておきまして、後ほど何か追記しましたらタイトルに追記と入れておきます。


 

某大統領が、あれだけ言われても言われて、また指標発表前に数字を示唆するように自信満々に騙って語ってしまうわけですが、今回のGDP数字に関しては事前の市場予想自体が高かったため「だからどうした?」くらいの不発で終わっております。某大統領が事前に数値を通知された時に、おそらくは前回値との比較しか書類には無く、事前に市場がどのような予想をしているのかなど知らないんだと思います。まあ、当然と言えば当然なんでしょうが、なぜ市場がそのように高い数字を予想していたのか、そこまで考えられれば、今回の数字を見て一喜しているのが一国の大統領としては軽率なのでは無いかと考えつくかと思うんですが。まあいいや。

豪州第2四半期(4-6月)
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比) +0.5% +0.4% +0.3%
生産者物価指数(前比) +1.7% +1.8% +1.5%
フランス第2四半期(4-6月)
1430JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+0.2% +0.3% +0.2%
米国第2四半期(4-6月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比・年率換算)
+2.2% +4.1% +4.1%
米国7月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ミシガン大消費者信頼感指数
確報値
97.1 97.1 X.X

 

ロシアの政策金利に関しては、月曜日のブログで利下げを予想しておりましたが、やはり市場の有能な皆様の予想通り、現状維持でした。なぜ利下げ予想していたのか、その辺りにつきまして、後ほど追記で、書くかも、書かないかも(笑)。 

ロシア連邦中央銀行
(CBR)

2300JST
現状 市場予想 結果
1ウィークレポ金利
(政策金利)
7.25% 7.25% 7.25%

www.bloomberg.co.jp

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2018/07/28 16:51 追記

 

東京は、つい1時間ほど前から突然大降りになって来まして、それまで雨なんて降らなそうに穏やかだったのが嘘のようです。台風って、いつもこんな感じですよね。私が生まれ育った香港でも、毎年毎年飽きもせず台風がやって来るんですが、皆さんが想像するよりも上陸はしないんです。ですので、台風が上陸するとなると大騒ぎで、子供の頃はワクワクしていた記憶があります。

 

さて、もう今日もこんな時間ですし、さらっと追記してしまいます。昨日あれだけ書いたんで、今日はさらっとでいいでしょう(笑)。

某大統領が事前リークしておりましたように、昨日発表になりました米国第2四半期のGDPは年率換算で4.1%の伸びと、非常に高い数値となりました。ただし、事前の市場予想でも4.1%と言う予想でして、市場としては発表されたGDPの数値はあまり評価の対象にはなっておりません。

今回、なぜここまで高い数値が事前に予想されていたのかと言えば、減税による消費拡大と輸入品の関税率アップ前に購入する駆け込み需要の2点が言われておりまして、実際に発表になった数値と市場予想が同じであったことを考えますと、市場予想は各種指標がメインで算定しているでしょうから、GDPの伸びの理由もほぼその通りなんだと推測されます。

年率で4.1%の伸びは確かに凄いんですが、これ年率では無く、年率換算ですのでお間違いございませんように。つまり、第2四半期のGDPの伸び率を4乗したのが年率換算ですから、この第2四半期自体のGDPの伸びは前期比年率換算で4.1%と言う事で金額ベースで前期比年率換算の1.041倍、⁴√1.041 ≒ 1.0101 って言う事になりまして、年率に換算しない前期比ですと 1.01%と言う事になります。だから何?って事も無いんですが、時期第3四半期のGDP年率換算の伸びには、この4.1%と言う数字は全く関与しませんと言うのがお分かりになるかと思います。

日本でも消費税増税前の駆け込み需要が凄かったのは記憶にあるかと思いますが、それが2%とか3%では無く、車で25%とか増税されようって言うんですから(笑)。次のGDP発表も、そう言う部分からしたらかなり伸びるでしょうね。ある意味、GDPの先取りとも言えます。経済として、正しいのかどうかは分かりません。

 

さて、ロシアの政策金利利下げを予想していた理由ですが、現在のロシア中銀総裁の心理を考えてと言う理由です。

現在のロシア中銀総裁は女性でして、エリヴィラ・ナビウリナさんと言います。このナビウリナ女史、経済には強いのですが金融政策での実務経験が少なく、事ある毎に色々と言われております。非常に優秀な女性ではあるのですが、ここに来て消費者物価指数(CPI)の伸びが落ち込んで来ている事から、経済成長に関して中銀の対応なんかをマスコミなんぞに色々と書かれておりまして、この辺りで強気の姿勢に出てくるのかなと思っておりました。結果としては、そんな外野の意見に振り回される事なく、現状の金利を意地と言う事になったのですが、その決定が正しいのか、あるいはこの辺りで早めにもう1段の利下げをしておいた方が良かったのか、それは時間が経ってみませんと分かりません。どう結果が出ようと、上に立つ物の宿命として批判されるのかなと思いますと、国家を牽引しようと言うのも中々大変なようです。 

 

凄くどうでもいい事なんですけど、ロシアの中銀である「ロシア連邦中央銀行 Центральный банк Российской Федерации ⇦ 読めない(笑) 」のラテン語表記「The Central Bank of the Russian Federation」の省略形って CBR で、なんか早そう(笑)。


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