FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/07/16 戦績

 2018/07/16 月曜日 戦績

USDJPY         +20,300円

EURUSD         +41,236円

GBPUSD        +137,289円

AUDUSD          +2,372円

USDCAD         +32,622円

EURJPY         +78,500円

GBPJPY        +114,500円

AUDJPY         6,600

CADJPY          +2,200円

EURGBP          +3,995円

TOTAL         +426,414円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +426,414円

 

月間戦績(07月)

TOTAL      +13,919,787円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +196,652,641円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,096,980,957円

 

週明けの月曜日相場と言ったらいいのか、特に何も問題が発生してくれることもなく、東京市場がお休みだった分だけ更に動かずに終わってしまった東京時間から欧州序盤の金融市場でした。

日本時間で午後6時に発表になりましたユーロ圏の貿易収支も、事前の市場予想どころか前回値すらも下回った黒字幅となりましたが、現在の情勢からすると、かえって赤字の方が米国からの攻撃をかわせていいのかもしれません。 

ユーロ圏5月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +167億ユーロ +209億ユーロ +165億ユーロ

いや、真面目にそんな雰囲気もありますので、なんか世の中間違ってるような気がするのは、私だけでは無いでしょう。とは言っても、先週末にはアメリカのトランプ大統領から敵国発言を投げられた欧州としては、反撃材料の一つとして考えるのも仕方ありません。今月末には日米通商協議も控えておりますので、日本も他人事ではありませんからね。

今のところ日本と英国はトランプ大統領の中では味方になっているようで、敵国は中国と欧州、ですから敵の敵は味方⇩と言う状況が生まれるわけです(笑)。 

jp.reuters.com

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その渦中のと言うか、原因であるアメリカさんですが、重要視されておりました指標がそれぞれ事前の市場予想通り、又は上回った結果となりました。 

米国7月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NY連銀製造業景況指数 25.0 22.0 22.6
米国5月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +0.8% +0.5% +0.5%
コア小売売上高(前比) +0.9% +0.4% +0.4%

ただ、市場としては、先週までの強烈なドル買いを解消させる方がどうも先だったようでして、指標発表時に一瞬だけピクピクはしてみたものの、その後は特にこの指標発表内容を意識してドル買いと言う流れになる事も無く、ダラダラっとした値動きで深夜0時のロンドンフィキシングを迎えて昨日は閉店、となったわけです。

 

指標にめちゃめちゃ反応していたのは、米国債利回りでした。短い時間のチャートで見て頂きますと「ああ、凄い上がってるね~」程度の感想になってしまうと思うので、ちょっと長目の時間でチャートにしてあります⇩

7月11日にありました、あの米国債価格大高騰=米国債利回り大暴落の時の利回りも超える勢いで一気に利回りが上昇しております。さすがにこれ、最近は米国債利回りに連動する事も多いドル円や、同じ米国での経済状態を示すダウ平均なんかも追従はしておらず、米国債だけの単独の動きになってます。

上のチャートにあります米国債は10年物なんですが、昨日から本日に変わった直後、本日7月17日早朝0時半にありました短期米国債の入札では、前回の入札利回りより上昇しておりました。

米国
0030JST
前回値 結果
国債入札(3ヶ月物) 1.945% 1.980%
国債入札(6ヶ月物) 2.100% 2.140%

が、その直前から10年債利回りは20bp以上落ちてます。何がしたいんだか(笑)。

 

昨日、IMFが世界経済見通しの改定を発表しておりました。それを伝える各社のニュースタイトルが随分と違いまして、 

ロイター「IMFが世界経済見通し据え置き、報復関税が米輸出を直撃する恐れ」

jp.reuters.com

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ブルームバーグ「貿易問題の緊張が激化、世界経済へのリスク増す」

www.bloomberg.co.jp

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日本経済新聞「貿易戦争 下振れリスク IMF、世界経済見通しは据え置き」

www.nikkei.com

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産経新聞「IMF、日本1%成長へ下方修正 貿易紛争に危機感」

www.sankei.com

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TBS「IMF、日本の成長率予想を引き下げ」

news.tbs.co.jp

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 日本テレビ「IMF 最新の世界経済見通し発表」

www.news24.jp

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どれが正しいとか間違っているとかでは無く、単にどれがお気に入りですか?と言うだけです。どのニュースでも大して内容に差は無く、伝えるべきところは伝わってますので、その先は読んだ各自の判断と言う事になります。ただ、タイトルで印象が変わる事も間違い無いので、並べてみると面白いですね。

さあ、今週はあと4日しか平日はありません。しっかりと値動きして頂き、お仕事をさせてもらえますようにお願いしたいと思います。 


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