2018/07/11 戦績
USDJPY +277,100円
EURUSD +62,505円
GBPUSD +130,726円
AUDUSD +13,522円
USDCAD +147,351円
EURJPY +216,900円
GBPJPY +150,200円
AUDJPY +79,200円
CADJPY +63,300円
EURGBP +21,437円
TOTAL +1,162,241円
週間戦績(当週)
TOTAL +3,117,469円
月間戦績(07月)
TOTAL +7,297,827円
年間戦績(2018年)
TOTAL +190,030,681円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,090,358,997円
この、ドル円と米10年債利回りの超ウルトラシンクロは何?こんなにも、米国債と円は仲良しでしたっけ?(笑)。
凄いですよね、チャートは全然いじってませんよ。単に上下幅だけ合わせて重ねてみただけです。ちょっと見にくいんで、ドル円と米10年債利回りのチャートを分離したのも載せておきますね。
いや、確かに相関性があるって言えばあるっぽい動きの時もありますけど、それにしてもクリスマス控えた12月中旬のカップルみたいにならなくても。クリスマスまでには、まだまだ時間がありますので。
で、どこのチャートかと言えば、時間は日本時間に合わせてありますので、チャートの時間を見て頂ければ分かりますが、日本時間で昨日午前5時51分に突如崩落しましたドル円と米10年債利回りです。理由としては、対中完全なんちゃらの発言がとか言われてましたが、どちらかと言えば強引にドル円を上げていた皆さんが、一旦ポジション整理したのでは無いかと思ってます。この辺りで来るような気はしてたんですよね。あまりにも強引な展開ですと、弾(資金)が続きませんから。
実はこんなのは、昨日のニューヨーク時間からロンドンフィキシングを超え、本日早朝までのドル買いに比べたら序章にもなってなかったんですけど、それはまた、結果論ですので別ものです。
さて、昨日の指標のお時間です。とりあえず日本の指標としても、機械受注は株式市場へ与えるインパクトがあり、株式市場からの波及で為替も動く可能性があるので表自体は作っておきました。まっ、表作っただけのお手軽な仕事で終わったスルー耐性テストだったわけですが。
日本国5月 0850JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
機械受注(前月比) | +10.1% | -5.5% | -3.7% |
機械受注(前年比) | +9.6% | +8.6% | +16.5% |
いつもは例え下らない指標だとしても欧州時間には指標が多くあるんですけど、珍しく昨日は目立った指標は欧州時間にはありませんでした。
その代りと言ってはなんですが、日本時間で午後9時ちょっと過ぎに「ECB理事、来年以降の利上げ方針で対立」とか言うニュースが流れまして、一時的にちょっとユーロが買われる事態に。これ、意見の対立なのになぜユーロが買われたのかと言いますと、今までの利上げ方針以上に早いペースで利上げを主張する理事がいるとかなんとか伝わりまして、早期利上げがあるかもと言うものです。ただこれ、よく考えてみれば、そう言う主張がある理事がいるなんてのは前から分かっている事ですし、今のECBの方針と違う意見があれば、当然今の方針を主張している多くの理事と意見の対立があるのは、ごくごく当たり前な話しです。
そこから20分程度経過した、日本時間で午後9時半には米国の生産者物価指数(PPI)の発表がありました。CPIに直結する重要な指標でして、前月比では前回値こそ超えられなかったものの事前の市場予想は超え、また前年比では前回値も事前の市場予想も超えた強い指標数値でした。
米国6月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価指数(前月比) | +0.5% | +0.2% | +0.3% |
生産者物価指数コア(前月比) | +0.3% | +0.2% | +0.3% |
米国6月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価指数(前年比) | +3.1% | +3.2% | +3.4% |
生産者物価指数コア(前年比) | +2.4% | +2.6% | +2.8% |
ところが、直前のユーロの一見や、この指標発表から20分後くらいには、中国がアメリカの関税への対抗措置を強く行うと言うニュースが伝わり、なかなかPPIの数値が評価されません。市場が落ち着き、このPPIの数値が評価されだしたのはロンドンフィキシングタイムである日本時間で深夜0時を超えてからでした。そこからが凄かった(笑)。
いつものように、また話しが若干脱線します。
最近、生産者物価指数 = PPI を卸売物価指数として日本語表記しているFXブローカーさんがおられますが、卸売物価指数として発表している国と生産者物価指数として発表している国は別になってまして、アメリカは生産者物価指数 = Producer Price Index (PPI)ですので、卸売物価指数ではありません。卸売物価指数は英語で Wholesale Price Index = WPI となりまして、現在の日本で企業物価指数と言われる指標とほぼ同じ指標になります。似ている指標なんですが、生産者物価指数には運搬料金などは含まれず出荷時点での価格推移、卸売物価指数は運搬料金や他にも出荷後のコストを含んだ価格推移です。以前はアメリカでも卸売物価指数として発表しておりましたが、1979年からは生産者物価指数 = PPI になったと米統計局のQ&Aに記載があります。 Producer Price Index Frequently Asked Questions
変な日本語表記を覚えてしまって損をするのはお客さんである個人の方です。無料で表示しているものだとは言え、もうちょっとしっかりしてもらいたいものです。
米ドルに関しては、日本時間で深夜0時過ぎにPPIが評価されドル買いが入ったと言う事でしたが、昨日はもう一つ重要な発表がありました。カナダ中銀の金融政策と政策金利の発表です。
リンク切れ時 ⇨ アーカイブ
結果、政策金利は事前の市場予想通りに25ベーシスポイントの利上げとなり⇩
カナダ銀行 (中央銀行) 2300JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
翌日物金利誘導目標 (政策金利) |
1.25% | 1.50% | 1.50% |
一時的には米ドル加ドルペアで50~60pipsほど加ドル高が進行したものの、利上げが既に市場で随分と織り込まれていた事、次回の利上げは示唆されたものの時期は確定されず不透明な事、そして昨日は米ドル買いモードへ突入する雰囲気満々だった事で加ドル高は一瞬で収束し、日本時間で日付が変わる頃には既に金利発表前の水準へ戻り、その後は他の通貨と同様に米ドル高への運命をたどりました。
カナダとしては、豪州や他の資源国同様、自国通貨高はあまり嬉しいものでは無いでしょうから、今回の利上げタイミングは結果として加ドル高にならずに済んで良かったと言えるかと思います。カナダ中銀やカナダ政府としてはと言う事で、私としては値が動いてさえくれれば何だっていいんですけど(笑)。
為替とはまた違うんですが、原油価格の下落が激しいです。昨日、またいつもの週刊ディアゴスティーニアメリカの週次燃油在庫の発表があったのですが、非常に多くの原油在庫取り崩しがあったため、一瞬だけ値上がりしたもののその後下落。
米国 週次燃油在庫集計 2330JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
原油在庫 | +124.5万バレル | -1263.3万バレル |
ガソリン在庫 | -150.5万バレル | -69.4万バレル |
中間留分在庫(暖房用含む) | +13.4万バレル | +412.5万バレル |
クッシング原油在庫 | -211.3万バレル | -206.2万バレル |
理由はこちら⇩
リンク切れ時 ⇨ アーカイブ
リンク切れ時 ⇨ アーカイブ
ずっと言われていたようでして、でも、ずっと言われていても原油価格は上げ続けており、いつ発表になるのか、どのタイミングで暴落トリガーが発動するのか、原油先物は商品先物の中でも特に特殊な商品なので、情報や経験を持つ者じゃ無いと非常に危険と言うこういう事があるためです。
それにしても、北海ブレント原油先物は6%を超える下落とか「お前は、仮想通貨かよ!」とツッコミたくなります(笑)。
最近、もう少しブログをスマートに書こうと思うのですが、毎日毎日何かと発生しましてなかなか思うようにスマートに出来ません。書くことが無い時は、スペースを埋めるのにも苦労するくらいなのに(笑)。もうちょっと、バランスよく世の中の出来事が発生してくれないものでしょうかね。
あっ、ワールドカップの件については、触れません・・・・・・、触れません。
【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら