FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/06/22 戦績

 2018/06/22 金曜日 戦績

USDJPY        +103,600円

EURUSD        +162,578円

GBPUSD        +227,912円

AUDUSD         +18,532円

USDCAD         +35,199円

EURJPY         +88,600円

GBPJPY        +152,700円

AUDJPY         +21,800円

CADJPY         +45,300円

EURGBP         +36,109円

TOTAL         +892,330円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,756,454円

 

月間戦績(06月)

TOTAL      +22,792,542円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +176,111,536円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,076,439,852円

 

昨日、特に政治的なイベントも無く、混乱も起きずに今週も終わるかと思っていたのですが、日本時間の深夜になってから突然ヤツがまた新しいネタを投下⇩

www.bloomberg.co.jp

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このお方、以前は「まるっきり・・なんじゃねえのか」くらいに思った事もあったのですが、最近は「全部分かってやってるんだな」と思えてくるようになりました。それって実際には余計に質が悪いワケでして、まだしばらくはお付き合いしないとならない世界中の国家元首の皆さんは大変だなって思います。

 

さて、昨日は指標も割と多くありました。ただ、そのほとんどを PMI とか言う大本営発表では無い指標が多くを占めてまして、数さえあれば文句無いだろ的な(笑)。

とりあえず、最近は狙われる事が多いカナダの指標くらいは少しでも動けばいいかなと思っておりましたところ、実際カナダの指標では驚きの白さ驚くほど動いてくれまして、それ以外は全然動かないと言うトレードオフ状態。

まず早朝にありました日本の指標は軽くスルーしまして、と言うか⇩コレで反応しろって言われても、どうしていいのか分からないかもしれませんが。

日本国4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
全国消費者物価指数
(前比)
+0.6% +0.6% +0.7%
全国消費者物価指数
(前比)生鮮食料品除く
+0.7% +0.7% +0.7%

 

東京時間から欧州序盤にかけ、微妙~なドル売り円売り状態で推移しまして、当然ドル円はこれまた微妙な均衡状態で微動だにしない感じで迎えた欧州のPMI連続発表時間です。日本時間の午後4時にまずフランスのPMIが発表されたのですが、結果は製造業とサービス業でマチマチでして、どちらかと言えばいつも重視される製造業は悪い結果。ところがこの指標発表時刻にユーロが突然吹き上がる事態に。

フランス5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
製造業PMI(速報値) 54.4 54.0 53.1
サービス業PMI(速報値) 54.3 54.3 56.4

その直前までのドル売りと方向性は重なっていたため、吹き上がり自体はシステムトレード的にはありがたい方向性です。しかも指標発表時間でしたので仮に逆向きでも対処できるようになってはいたのですが、それにしても指標発表内容を意図した動きとは全く思えない変な値動きでした。

続いて、日本時間で午後4時半に発表になりましたドイツのPMIですが、これもまたフランスと同じく製造業は前回値や事前の市場予想よりも悪く、サービス業は良いと言う結果でしてが、ここでもフランスの指標が発表された瞬間と比べれば大した事無いのですが、やはり瞬間のユーロ買いが発生。 

ドイツ5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
製造業PMI(速報値) 56.9 56.3 55.9
サービス業PMI(速報値) 52.1 52.2 53.9

更に、日本時間で午後5時に発表になりましたユーロ圏全体のPMIでは、サービス業が良かったのはフランスやドイツのPMIと同じなのですが、製造業は前回値こそ下回ったものの事前の市場予想と同じと言う結果でして、しかしここでは若干ですがユーロが売られる結果になりました。 

ユーロ圏5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
総合PMI(速報値) 54.1 53.9 54.8
製造業PMI(速報値) 55.5 55.0 55.0
サービス業PMI(速報値) 53.8 53.8 55.0

1分足のチャートで見るとわかりやすい⇩

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つまり、指標を見てあるいは指標発表に合わせて取引したのだとすると、なぜか分かりませんが「製造業PMIの数値が悪いとユーロが買われ、製造業PMIの数値が予想通りだとユーロ売り」って事でして、これもう全然意味不明。まあ、思うところはあるんですが、さすがに表立って書けないかな~みたいな感じでしょう(笑)。⇦ 笑って誤魔化すしか無い模様。

 

そして迎えたカナダの指標発表の時間、日本時間で午後9時半の事です。発表された指標数字ですが、全部悪い(笑)⇩ 

カナダ4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数
(前比)
+0.3% +0.4% +0.1%
消費者物価指数
(前比)
+2.2% +2.6% +2.2%
カナダ3月 前回値 市場予想(中心値) 結果
小売売上高
(前比)
+0.8% 0.0% -1.1%
小売売上高・自動車除く
(前比)
-0.2% +0.5% -0.1%

例外なく、ここまで全部悪いとそりゃ皆さん大興奮でカナダドル売って売って売りまくり(笑)⇩ 

f:id:fxse:20180623084610p:plain

ただ、よくチャートを見ますと、日付が変わって本日早朝には既に指標発表直前水準まで戻っておりまして、この一週間で取引が不調だった皆さんがガス抜きでカナダドルに群がっただけだったんじゃ無いのか的に思うわけです。

普段カナダドルなんて取引しない皆さん、そして週末にもかかる事ですし、とりあえずカナダドル売って得た米ドルまたは円やユーロは週末前にカナダドルそのまま買い戻してポジション閉じておこうかなみたいな感覚なのかもしれません。実際、通常の直物取引であったとしたら対米ドル以外では2日後までに、対米ドルでしたら通常は翌日までに引き渡し用のカナダドル用意しておかないとなりませんので、そんな都合もあるのかも。

 

最後に、日本時間で午後10時45分なんてワケわからん時間にいつも発表になります米国のPMIも表だけは一応作ったので貼っておきます。 

米国5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
総合PMI(速報値) 56.6 55.1 56.0
製造業PMI(速報値) 56.4 56.3 54.6
サービス業PMI(速報値) 56.8 56.4 56.5

普段は全く見向きもされず、発表予定指標の一覧表にも表示されていない場合すらある米国のPMIですが、さすがに昨日は一瞬だけピコッとはなっておりました。チャートをここに貼るほどではありません。ドル円でほんの5pipsくらい(笑)。


 

と言う感じでして、一番上に書きましたトランプ大統領ご乱心以外には特に面白い話しも無い1日でした。カナダドルに関しては、ここまで来るとは予想していなかったのですが、それでもある程度は動いてくれるだろうと最近の傾向で思っておりましたところズバリで、少々笑ってしまったくらいです。

今日のブログ、駆け足で昨日の一日をおさらいしただけの内容になってしまいました。自分で見ても、面白みの無い内容(笑)。 


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