2018/06/15 戦績
USDJPY +162,000円
EURUSD +1,209,035円
GBPUSD +753,296円
AUDUSD +64,558円
USDCAD +81,193円
EURJPY +882,600円
GBPJPY +165,500円
AUDJPY +90,400円
CADJPY +51,300円
EURGBP +72,166円
TOTAL +3,532,048円
週間戦績(当週)
TOTAL +7,459,003円
月間戦績(06月)
TOTAL +17,202,094円
年間戦績(2018年)
TOTAL +170,521,088円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,070,849,404円
昨日の日銀金融政策決定会合、今回もまたサマリーの公表 "速かった" ですね。"はやかった" の漢字に「速」を使いたいほど早かった(笑)。午前11時41分の公開でした。さっさと公開して、ゆっくり松花堂弁当を食べたかったのでしょう(笑)。
決定内容は「現状維持」でして、「現状維持(貸出増加支援資金の供給延長)」と決定した昨年2017年1月の会合を現状維持に含めませんと連続11回の現状維持決定、昨年1月の会合を現状維持決定とみなせば、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を決定した2016年9月の会合以降で連続14回の現状維持決定です。
ところで日銀の金融政策決定会合でのサマリーって、薄いんですよね。紙質とかじゃ無くて内容ですよ?(笑)。FOMCやECB政策理事会では、内容こそ現状維持の決定をしたとしても、その発表文中の文言にまで非常に神経を使い、ゆらぎ程度しかない様な僅かな意志も市場に示そうとしております。
それぞれの言語が持つ表現力と言う部分で言えば、英語やフランス語など欧州言語に比べてより高い表現が可能であろう日本語を言語として使う日本銀行は、もうちょっと公表文の精度と言うか意図を織り込む努力をして、短いサマリー文でも、より市場にメッセージを与えて欲しいなって毎回思ってます。もしかしたら、そうさせないために敢えてサラッとした文にしているのかもしれませんが。
あっ、文字数だけで言えば日銀も、決してどこにも負けておりません。今回の英語での発表文を比較しますと、本文と思われる部分だけでFOMCステートメントの文字数は2266文字、ECBの発表文は2258文字、日銀は4418文字もあります(笑) *1 。
昨日の数字、完璧に一昨日からの流れの中で持ち越していたポジションの精算がメインでして、後の世で数字だけ見たとしたら「2018年6月15日はボラが高かったのか!」と勘違いしてしまいそうです。そう言う部分では、日誌なんかで文字としてちゃんと記録を残すって言うのは重要ですよね。もちろん、コンピューターやプログラムは日誌なんて読めませんので、ポジションオープン・クローズの比率とかで判断させるしか無いんですが。
各中銀の金融政策の歴史も、政策金利のチャートを見ただけでは判断出来ないような、会合での葛藤や駆け引きもあるでしょう。今後しばらく好景気に向かったとしても、歴史も経済も必ず繰り返すので、表面的に美しい文章で着飾った議事録では無く、将来また不況から脱する必要が生じた際に、その時の中銀が参考に出来るような、中身のある議事録を残しておいて欲しいと願います。
日本国政府がいざなぎ景気と呼ぶ、この超「いざなぎデフレ景気」から日本が脱せた時、できれば世界の不況であえぐ国々に日銀から直接金融政策を指導できればいいのですが。
決まっていた事とは言え、昨晩米国がアレ発動しました⇩
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中国側は即対抗措置の発動を明言しましたが、昔の中国でしたら「よろしい、ならば倍返しだ!」と来たでしょうが、最近は「同規模の対抗措置」にとどまっております。中国も大人になったのか、あるいは、大人になったとアピールしてWTOでの裁定を有利にしようとしているのか。全く分かりませんけど。
なんか、今週は疲れました。私だけで無く、割と皆さんお疲れのようです。やっぱり、FOMCとECB政策理事会が24時間以内に発生すると疲れますよね。さらにその上、翌日に日銀金融政策決定会合ですから。
昨日から東京では雨が降っておりまして、夜には急激に冷え込みました。朝方、少し外に出てみると涼しいと言うより寒いと言う感覚に近く、季節が逆戻りしたみたいな感じです。今週疲れた分、お天道様が「休め」と言っているのかもしれません。な~んて都合よく考えても、子供とお出かけの約束をしてありますと、出かけないわけにいかないのがお父さんの大変なところです(笑)。
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*1:文字数が多い単語を使うと当然文字数が多くなるとかの問題もありまして、通常このような比較では単語数を用いるのですが、面倒なので文字数でカウントしました(笑)。