FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/06/06 戦績

 2018/06/06 水曜日 戦績

USDJPY        +144,700円

EURUSD        +239,019円

GBPUSD        +265,722円

AUDUSD         +43,151円

USDCAD        +132,539円

EURJPY        +637,400円

GBPJPY        +422,200円

AUDJPY         +86,200円

CADJPY        +100,300円

EURGBP         +24,781円

TOTAL       +2,096,012円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,519,055円

 

月間戦績(06月)

TOTAL       +7,041,151円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +160,360,145円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,060,688,461円

 

ああ、何という美しき強引な展開なんでしょう。まるで、息をするように、1日かけて大きな動きをする通貨ペアばかり。

通常、ドルストレートペアが美しく動けば対円クロスペアは波打つものなのに、どちらも同様にキレイなチャートを描いてくれます。まるでチャートが「いままでゴメンね。その分、今日は稼いでね」と言っているかのようです(笑)。

 

昨日のような、レンジブレイクしながら一方通行にどんどん行くような相場、自動取引のトレードシステムですと、苦手としているシステムが多いのでは無いでしょうか。よくMT4のEAとして売られているシステムの場合、逆張りと言われる手法を用いたシステムが多いためで、一方通行の相場になると「エントリー ⇨ レンジブレイク ⇨ ストップロス」の循環に永遠とハマるためです。

ヘッジファンドや大口の機関投資家の皆さんも自動取引は当然行っておりまして、よくアルゴリズムトレードがどうのこうのとニュースで見聞きするかと思います。このアルゴリズムトレード、だいたいどのシステムでも順張りと言われる手法も、逆張りも両方ともこなしますが、どちらかと言えば順張りが得意です。そして、順張りの方がキマりますと一気に収益が上がる事が多いです。

 

ヘッジファンドなどが行っているアルゴリズムトレードを、個人でも真似してやればいいと言うのは誰しも考えるかと思うんですが、個人の方がやられている自動取引で、順張りと逆張りをバランス良くと言うのはなかなか聞きません。この「順張りのシステム」が作れるかどうか、ココが運命の分かれ道で、だからこそ売られているMT4のEAで「順張りで高収益を上げられるもの」を見かけないんでしょう。いや、聞いた話しだけで、買おうと思って探してないので分かりませんが(笑)。

ただ「EA売ろうと思って」作ったとしても、自分でテストして期待通りの数字が出たとしたら、絶対売らないですよね?いや、月額100万円とかでレンタルするならまだ分かりますが、凄い収益上がるEAなんて、そのEAのロジック=アルゴリズムを誰かに渡そうとは絶対としないと思うんです。だから、世の中にはある程度のレンジ相場ではソコソコの数字が出る逆張りのシステムが蔓延し、レンジブレイク食らうと一斉にドカンと行くんでしょう。これも、どうだか分かりませんけどね。


 

さて昨日あった指標、まずオーストラリアさんがGDP発表だと言う事で、前日のキャッシュターゲットの発表でもダラダラでしたので、あまり期待せずに、チラッチラッっと見ている程度だったんですが⇩

豪州第1四半期(1-3月) 前回値 市場予想(中心値) 結果
GDP(前比) +0.5% +0.9% +1.0%
GDP(前比) +2.4% +2.8% +3.1%

ある程度高くなる市場予想は事前に出ておりましたが、その事前の市場予想を更に上回る高い数字が発表されますと、一瞬で30pipsほど豪ドル高へのワープを見せてくれました。

そう言えば、なんか昨日の早朝6時40分台に豪ドルの変な足がピッと出てるんですが、それは別としましても、昨日は日本時間で早朝のオセアニア時間から豪ドルはジリジリ買われてまして、そのジリジリに乗って豪ドルを買っていた向きからすると、このGDPの発表で一気に上げた時は絶好の利益確定タイムになったかと思います。

どうせGDPくらいの反応じゃ、そのまま維持出来ずにダラダラ下がってきてから「さあ、どうしよう」ってなるのは分かりやすいですからね(笑)。

 

夜の指標で注目だったのは、米国とカナダの貿易収支でした。結果は双方ともマイナス分が減った良結果だったわけですが、対米ドルに関しては、どのハードカレンシーも目立った動きは無く、

米国4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
貿易収支 -472.0億ドル -490.0億ドル -462.0億ドル

カナダドルに関しては一瞬の上げはあったものの失速、やはり貿易収支が改善する事でアメリカさんから難癖付く可能性を考えてしまうのではないでしょうか。

カナダ4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
貿易収支 -39.3億加ドル -34.0億加ドル -19.0億加ドル

カナダに関してはもう一点、同時に発表になっておりました建築許可件数が前月比指標とは言え随分と落ちてまして、これもマイナス要因にはなったかと思います。

カナダ4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
建設許可件数(前比) +1.3% -1.0% -4.6%

 

指標とは別に、昨日欧州時間に入った直後くらいからECBのプラート専務理事の講演での内容が伝わりまして、ユーロが値動き以上に、随分と取引量(出来高)が一時的に大きくなっておりました。

jp.reuters.com

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実際の為替の取引量なんてものは、メインである銀行間での取引に関して正確な数量の把握は困難です。ただ、逆に電子取引(EBS)になってきたから見える部分もあったり、ある程度正確に分かってるところは分かってるんでしょうね。


 

今朝起きましたら、こんなニュースがありました。

www.afpbb.com

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幸い、今のところ怪我をされたりした方はおられないとの事です。

このマンダリンオリエンタルロンドンは、ちょうど改装が終わるくらいでしたので、工事関係の何かが原因なのかもしれません。先日も、福井県のあわら温泉で 改装中だった "べにや" が全焼する件もありまして、宿泊施設の安全性は十分には十分過ぎるほどにお願いしたいと思います。


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