2018/05/02 戦績
USDJPY +87,400円
EURUSD +129,454円
GBPUSD +237,609円
AUDUSD +12,473円
USDCAD +38,268円
EURJPY +113,000円
GBPJPY +163,200円
AUDJPY +20,800円
CADJPY +16,300円
EURGBP +35,192円
TOTAL +853,696円
週間戦績(当週)
TOTAL +2,457,357円
月間戦績(05月)
TOTAL +1,975,697円
月間戦績(04月)
TOTAL +23,406,917円
年間戦績(2018年)
TOTAL +124,999,393円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,025,327,709円
そう言う事で、日本時間で本日早朝3時に米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表がありまして、米国の実質的な政策金利であるFF金利は、事前の市場予想通りの 1.50~1.75% での据え置きとなりました。
FRS(中央銀行制度) | 現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
FF金利誘導目標 (政策金利) |
1.50~1.75% | 1.50~1.75% | 1.50~1.75% |
どうせ利上げは無いだろうけど、声明文の中で今後の利上げペースに何か新しい言及があるかな~と僅かながらの期待感を市場も持っておりましたが⇩
The Committee expects that economic conditions will evolve in a manner that will warrant further gradual increases in the federal funds rate;
FOMCとしては、ゆるやかに利上げを"行う必要がある*1" 経済状況が "さらに" 続くと予想してます。
利上げがあった、前回3月のFOMCの時は⇩
The Committee expects that economic conditions will evolve in a manner that will warrant further gradual increases in the federal funds rate;
FOMCとしては、ゆるやかに利上げを"行う必要がある" 経済状況が "さらに" 続くと予想してます。
その前1月のFOMCの時は⇩
The Committee expects that economic conditions will evolve in a manner that will warrant further gradual increases in the federal funds rate;
FOMCとしては、ゆるやかに利上げを"行う必要がある" 経済状況が "さらに" 続くと予想してます。
さらにその前、利上げがあった12月のFOMCの時は⇩
The Committee expects that economic conditions will evolve in a manner that will warrant further gradual increases in the federal funds rate;
FOMCとしては、ゆるやかに利上げを"行う必要がある" 経済状況が "さらに" 続くと予想してます。
そう、12月のFOMCステートメントの文言に「further = さらに」付け加えて1月のステートメントの文言にして、その後3月と5月も同じ文言のままですのでコピペの使い回しです。もっとも、金融政策など影響力の大きな発表の際には、ゆらぎの無い文章が求められているのでコピペも重要でなんですけど、でもコピペです(笑)。
そんで、FOMC発表直後にドル売り入ったんですが、日本時間の朝方、現地ニューヨーク時間の終了間際には予想通りドル円は元の位置まで戻ってきた! 戻ってきたどころじゃないのは欧州通貨で、ユーロやポンドはFOMC開始前より更に落ちた(笑)。
昨日の件、東京時間は全然動かなかった!欧州時間に入っても、重要そうな指標すら無視して全然動かなかった!
この、メチャ高な結果だった英国の建設業PMIが軽くスルー⇩
英国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
建設業PMI | 47.0 | 50.5 | 52.5 |
ユーロ圏の指標も、珍しく事前の市場予想がビンゴだったのにスルー⇩
ユーロ圏3月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
失業率 | 8.5% | 8.5% | 8.5% |
ユーロ圏第1四半期(1-3月) | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
GDP速報(前期比) | +0.7% | +0.4% | +0.4% |
GDP速報(前年比) | +2.8% | +2.5% | +2.5% |
アメリカさんの雇用関係指標、前回値は落としたものの事前の市場予想は上回ったためなのか、これもスルー⇩
米国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
ADP全国雇用者数 | +22.8万人 | +19.8万人 | +20.4万人 |
全部が全部「FOMC待ちで動意薄」と言う言葉で処理されておりました昨日の経済系ニュース、ビッグイベントを目前にしますと記者の皆さんのボキャブラリーが低下するのか、あるいは記者の皆さんの貴重な休憩タイムなのか(笑)。
本日は憲法記念日の祝日でお休みです。
そう言えば、よく「英国には憲法無い」とか言われるんですけど、あります(笑)。どこぞの共産圏の国でもあるまいし。と言うか北朝鮮にも憲法ありまして、憲法上の主権は人民にある事になってはいるようです。
そうそう、そんで英国にも憲法はありまして、有名なところですと世界史で習ったかとは思うんですが、1215年に出来たマグナカルタと言われるラテン語で書かれた古典のような憲法が今でも有効だったりします。FXのとか金融に興味をお持ちの方ですと、シティ・オブ・ロンドンの金融都市としての優位性はご承知かと思いますが、このシティ・オブ・ロンドンには時の国王女王でも市長の許可が無いと入れないと言うほどの独立性、なんとこの1215年のマグナカルタで独立性の基礎が制定されてたりする、非常に重要な英国の憲法の一部です。
そう、マグナカルタは英国の憲法の一部と言う事で、実は英国の憲法はアッチャコッチャの法律や法令、慣習法や一般的には「それ、決まりじゃ無くてマナーだろ?」と言われるような事まで含まれて、憲法を構成してます。ですので、日本やアメリカのように「日本国憲法」とか「United States Constitution」のような一冊ど~ん!と言う感じの憲法はありません。それゆえに「英国には憲法が無い」とか言われる事もあったりしまして、どこぞの共産圏の国でもあるまいし、いや北朝鮮にも憲法が~
と言うわけです(笑)。
憲法記念日の今日、日本の憲法だけで無く海外の憲法なんて言う普段は全く関係ない事に接してみるのも面白いかもしれません。
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*1:直訳で「will warrant = 保証する」FOMCと言う金融政策の権限を持つ機関に何かの行為を保証させると言う事で、FOMCの立場としたら「行う必要がある」と言う訳にしてあります。