FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/04/23 戦績[追記あり]

 2018/04/23 月曜日 戦績

USDJPY        +186,900円

EURUSD        +130,708円

GBPUSD        +175,172円

AUDUSD         +19,423円

USDCAD         +26,537円

EURJPY         +45,900円

GBPJPY         +59,400円

AUDJPY         +11,900円

CADJPY          +7,200円

EURGBP         +28,119円

TOTAL         +691,259円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +691,259円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +17,944,047円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +117,560,826円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,017,889,142円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。後ほど追記いたします。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

遂に行ったドル高感です。「行くときは行く」当たり前なんですが、もうちょっと早くやる気を見せて欲しかった(笑)。後ほど追記します。


2018/04/24 11:59 追記

 

昨日、やや先週末終値付近よりドル高で始まりました外為市場ですが、東京時間は特に目立った動きも無く、いつもの月曜日と変わらぬ様でした。午後3時を過ぎても特に動き始める様子も無く、いつもと言うより、いつも以上に静かな感じでした。

午後4時フランスのサービス業PMIが予想以上に強くユーロが買われていたため「こりゃ、早朝に上げた分まで倍返し状態でドル売りでも行くのかな~」とか思いながら、次に午後4時半のドイツは製造業もサービス業も事前の市場予想より強かったのに、フランスの指標発表時と違い一瞬反応しただけで終了。 この辺りで変な雰囲気になってきました外為市場でして、もう全然ドル売りが入る感じがしません。

フランス4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
製造業PMI(速報値) 53.7 53.5 53.4
サービス業PMI(速報値) 56.9 56.5 57.4
ドイツ4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
製造業PMI(速報値) 58.2 57.5 58.1
サービス業PMI(速報値) 53.9 53.7 54.1

そして迎えた午後5時ユーロ圏のPMIが発表になりますと、製造業PMIこそ事前の市場予想と拮抗でしたが、サービス業や総合では事前の市場予想を上回り、サービス業は前回値も上回ったのにも関わらずユーロ崩落。 

ユーロ圏4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
総合PMI(速報値) 55.2 54.9 55.2
製造業PMI(速報値) 56.6 56.1 56.0
サービス業PMI(速報値) 54.9 54.6 55.0

対ドルでのユーロの崩落にお付き合いして円も対ユーロで上昇しておりましたが、そのお付き合いも30分程度で、ユーロ売りから始まったドル買い一色への道を歩む事になったわけです。

 

日本時間で午後5時から6時にかけ一気にドルが買われた原因、ユーロどうのこうのと言うよりも こいつ⇩のせい でしょう。

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US10Y 米10年債利回りです。チャート上、水平に引いた赤いラインが危険水準と言われる 3.00% のラインでして、もう3%に届こうと言うところがUTCで午前9時 = 日本時間で昨日午後6時です。

その後、債券屋さんは米国債の調整をしておりますが、為替屋さんとしては米ドル上昇する千載一遇の好機とばかりに米ドルの値を落とさせる事無く、ニューヨーク時間開始まで粘って粘って、どうにかこうにか上昇への緒(いとぐち)を掴もうと必至でした(笑)。ニューヨーク時間まで粘れば、アメリカのヤンキー共皆さんが更に上に持っていこうとするであろう事は容易に想像がつきますから。

米国3月 前回値 市場予想(中心値) 結果
中古住宅販売件数 554万件 555万件 560万件

日本時間で午後11時に発表になりましたこちら⇧、アメリカの指標も追い風になりまして、思惑通りに上げたドル。いま怖いのはトランプ大統領による口先介入と言うか、ドル高にケンカふっかけて来ると言うか(笑)。


 

昨日、アメリカのニュース専門チャンネルCNBCのインタビューの録画放送で黒田総裁が大いに騙って語っておりました。

www.sankei.com

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そこで黒田総裁「なぜ日本の円が逃避先の安全通貨とされるのか理解できない、と指摘」ええ~(笑)。「なぜ日本円が」と言う部分は、実は総裁の真意としては「他(の通貨)行けよ!こっち(円に)来んなよ!」と言う意味なんじゃないかと(笑)。

黒田総裁ともあろうお方が、円が逃避先になる理由が理解出来ないわけでは無いでしょう。財務省時代、ミスター円と異名がある榊原英資氏の愛弟子とも言える後輩であった黒田総裁が、まさか国際的な円の評価を出来ない事があるわけ(笑)。

だいたい、榊原英資氏と黒田総裁「大臣官房審議官 ⇨ 国際金融局(現国際局)次長 ⇨ 財政金融研究所所長兼会計センター所長 ⇨ 国際金融局(現国際局)局長 ⇨ 財務官 ⇨ (退官)」と全く同じ出世街道を進んでまして、財務省で財務官になる方の場合、通常は国際金融局(現国際局)次長から局長にならずにそのまま財務官になる事が多いのに、この2人は財政金融研究所所長兼会計センター所長なんてヘンテコリンな兼任をした上で、国際金融局(現国際局)の局長を経てから財務官になると言う珍しいパターンを歩んでまして、どんだけ(笑)。とは言え、榊原英資氏は黒田総裁を大絶賛と言うわけでも無い部分もありまして、複雑な師弟関係のようです。


 

株価も原油も金(Gold)も、そして米ドルも上昇しておりまして、なんもかんも上昇しているチャートは見ていると気持ちいい感じではあります。このまま、とりあえず行けるところまで行って、そしたらまた方向を考えればいいかと思います。

まあ、行けるところまでの上に行ったら、方向って言っても右に水平移動するか、下に落ちるか、のどちらかしか無いんですけど(笑)。 


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