FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/03/22 戦績

 2018/03/22 木曜日 戦績

USDJPY         +41,500円

EURUSD        +205,933円

GBPUSD        +261,757円

AUDUSD         +38,269円

USDCAD         +45,608円

EURJPY        +385,500円

GBPJPY        +797,400円

AUDJPY         +74,900円

CADJPY         +58,100円

EURGBP         +23,229円

TOTAL       +1,932,196円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +7,157,055円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +24,887,134円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL      +92,909,379円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +993,237,695円

 

日本時間で昨日早朝にありました米連邦公開市場委員会(FOMC)におきまして、大方の予想通りにFF金利誘導目標(実質的な政策金利)が、1段階と言われる 25bp(ベーシスポイント)引き上げられました。

FRS(中央銀行制度) 現状 市場予想 結果
FF金利誘導目標
(政策金利)
1.25~1.50% 1.50~1.75%  
1.50~1.75%
(raise 25 bp)

この金融制作決定に発表直後の乱高下があったものの、結果として市場はドル売りに染まり現地で一晩明けた翌ニューヨーク時間までその流れが継続しました。ただ、上がり過ぎたと思われるユーロは若干調整が入りまして、その流れでクロス円も売られ、ドル円も釣られて売られていた面もあるかと思います。

株は、理論的には全銘柄が同時に上昇する事もありますが、為替取引は必ず相対する通貨があるため全通貨が上昇する事はありません。そこら辺の駆け引きも、為替取引が難しいと言われるところで、なかには「それが醍醐味 (highlight  of) 」とか言う人もおりますが、私としたらそんな醍醐味要りません(汗)。

 

昨日は、もう1つ大きな金融イベントがございました。英中銀イングランド銀行が金融政策委員会(MPC)におきまして政策金利および金融政策を決定しました。

イングランド銀行(中央銀行) 現状 市場予想 結果
政策金利 0.50% 0.50% 0.50%
資産購入枠 4350億ポンド 4350億ポンド 4350億ポンド

どうせ利上げは無いと思っておりましたが、サプライズとしては資産購入枠の変更もあるかな~と期待しておりました(笑)。まあ、結果としてサプライズは無かったのですが、今回もまた金利据え置きは全員一致では無く、金融政策委員9名のうち2名が利上げに賛成したことで今後の利上げ期待が若干高まったために一瞬だけポンドが上昇するも「BOEは(FRBと同じように)いつも誰かが利上げって言ってるじゃん!」とバレたため反落(笑)。

 

FOMC通過後に急上昇しておりましたユーロですが、ピークになったのが欧州序盤の日本時間で午後5時少し前に発表になりましたこちらの指標まででした。

フランス3月 前回値 市場予想(中心値) 結果
企業景況感 110 109 109

前回値を落としたものの市場予想はクリアしており、また、訂正前の前回値は109であったため今回の結果も109で市場的には満足がいく数字だったと言えます。ところが、これに続く欧州のPMIが前回値も市場予想もクリアする数字が無く⇩

フランス3月 前回値 市場予想(中心値) 結果
製造業PMI(速報値) 55.9 55.5 53.6
サービス業PMI(速報値) 57.4 57.0 56.8
ドイツ3月 前回値 市場予想(中心値) 結果
製造業PMI(速報値) 60.6 59.8 58.4
サービス業PMI(速報値) 55.3 55.0 54.2
ユーロ圏3月 前回値 市場予想(中心値) 結果
総合PMI(速報値) 57.1 56.7 55.3
製造業PMI(速報値) 58.6 58.1 56.6
サービス業PMI(速報値) 56.2 56.0 55.0

若干ですが、ドイツのIfo景況感指数が市場予想を上回ったものの、わずか0.1ポイントでは、心理的にPMIの悪さをカバーする事などできるわけも無く⇩

ドイツ3月 前回値 市場予想(中心値) 結果
Ifo景況感指数 115.4 114.6 114.7

指標発表の度に、見事にユーロが下落して行きました。

ユーロドルはそれでもFOMCで上げたレベル 1.23台を何とか維持したのですが、ユーロ円が130円を耐えきれずに129円台まで突っ込んだのは3月19日以来でしょうか。 


 

今週も、なんと金曜日です(笑)。EU-英国間の離脱エクストリーム競技協議の進展、G20、FOMC、BOE金融政策委員会、なんか今週は既にお疲れモードです。

が、まだ実は欧州首脳会談結果と米暫定予算切れと言うイベントも残っておりまして、米暫定予算に関しては、まだこんな眠たい事を昨日段階でも言っております。

www.bloomberg.co.jp

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こりゃ今日もまだ、ボラ高えかな~(笑)。 


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