FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/02/28 戦績

 2018/02/28 水曜日 戦績

USDJPY        +351,400円

EURUSD        +226,153円

GBPUSD        +181,947円

AUDUSD         +25,442円

USDCAD         +98,206円

EURJPY        +215,600円

GBPJPY        +310,200円

AUDJPY         +39,900円

CADJPY         +54,300円

EURGBP         +46,299円

TOTAL       +1,549,447円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,252,694円

 

月間戦績(02月)

TOTAL      +35,806,725円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL      +68,022,245円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +968,350,561円

 

昨日の相場、一言でまとめますと、

今後よくわかんねえから、とりあえず円買っとこうぜ!

と言う感じで、とにかく円買うしか芸がない選択肢が無い状況でした。日経が下落したから?米国債が買われたから?いいえ、恐らく日経や米国債のトレーダーも「だって、円が上がるからこっちが釣られた」って言うでしょう(笑)。

 

ただ、一つ言えるのは「ここに来て急に欧州通貨を買う事を、急に市場が忌避しだした」ということでしょうか。他に大きな材料(ネタ)が無いため、ちょっとした細かい事にも反応している感じもします。

まっ、どうせ来週くらいには、

欧州最高!アメリカ最高!円キャリーいえ~い!

市場の人たちは目先の事しか見えませんから、まるで視野が非常に狭い猫さんが車が視野に入った瞬間に飛び出すような感じです。 


 

指標もボチボチあったんですが、まずいつも扱いが不憫な日本の指標⇩

日本国1月 前回値 市場予想(中心値) 結果
鉱工業生産(速報値)
+2.9% -4.0% -6.6%

こっ、これは・・・・・・、この数字でスルーなのは、扱いが不憫どころかむしろ評価されているのか?(笑)。 

 

続きまして、いつも発表時間が日本時間で午前9時1分と言う、何も考えないと一瞬意味不明なこちらの指標⇩

英国2月 前回値 市場予想(中心値) 結果
GfK消費者信頼感 -9 -10 -10

もともと市場予想もマイナス予想でしたし、結果も市場予想と同じでしたし、いずれにしても発表時間が日本時間で株式市場が始まった直後ですからポンドに対する指標としての意味は全く機能しておりません。

それよりこれ、なぜ発表時間がこんな変な時間なのかと言いますと、英国の指標ですから当然英国で発表されるわけで、日本と英国の間には9時間の時差がありますので発表は英国時間で深夜0時1分なんです。そう、発表時間が深夜0時ですと日付を勘違いする人がいるため深夜0時1分にしたと(笑)。噂によると、以前発表する日付を間違えた担当者がいたたため、改善策として深夜0時1分の発表にすることになったようです。いや、もっと良い方法としたら発表時間を昼間にしたらいいと思うんですけど。

 

お次はドイツの指標でして、失業者数と失業率と言う重要な指標です⇩ 

ドイツ2月 前回値 市場予想(中心値) 結果
失業者数 -2.5万人 -2.2万人 -2.2万人
失業率 5.4% 5.4% 5.4%

昨日あれだけ「欧州におけるドイツの重要性」を説いたのですが、あんまり変化の無い数字に市場はポーカーフェイス。失業者数のマイナス分が市場予想よりも増えているので数字は良くなっているわけですが、やはり大幅な変化が無いと市場にショックを与えるのには不足のようです。

それにしても、アメリカや日本の失業率をいつも見ておりますと、この5%台でも高く感じます。ユーロ圏全体の9%台とかはさすがに「どうよ?」って感じなんですが、世界的には5%台の失業率でも低いくらいなんですよね。もっとも、失業率0%なんて言う社会主義の国もあるわけですが(笑)。

 

最後にもうひとつだけ、シカゴ購買部協会景気指数です⇩

米国2月 前回値 市場予想(中心値) 結果
シカゴ購買部協会景気指数 65.7 64.1 61.9

一応これもスルー扱いのような感じになっているので、市場に直接与えたインパクトは無かったに近いのですが、それよりも、最近はアメリカや欧州で指標の数字が悪い事が多くなってきているような気がして、そちらの方が若干心配です。

景況感指数のようなものは「そう感じる」と言うアンケート調査の結果を集計する手法ですから、当然ですが超好景気の時にもある一定上は数字が伸びずに、下がる事すらあります。ただ、今は超好景気なのかと言われればそうでは無く、景況感指数のような数字でスルーする事が「この手の数字はそう言うもの」として市場が納得してしまっているとしたら、そちらの方が大局を見誤る原因となりそうで危険のように思います。 まっ、市場の大方が間違ってくれますと、そこをちゃんと見極められたなら大儲けのチャンスなんですが(笑)。 

 

他にもいくつか指標はありましたが、数字自体は外為どっとコムさんとかで見ればわかりやすく表になってますんでそっち見てもらえばいっかな~、的な。

リンクしときますね ⇨ 経済指標 週間予測・速報カレンダー

⇧最近コレばっかり、いや、もうある意味当たり前になってきた(笑)。


 

3月にいよいよ入りました。今週は月初週ですが雇用統計が無く、まさか来週の雇用統計までこのままズルズルするつもりでは無いでしょう(笑)。どこで見切りを付けて動いてくれるのか、いっそ今程度の値動きをしてくれるのでしたら、これ以上大きく動いてくれなくてもいいと言う感じもしないでもありません。 

 ユーロに関しては、今週の日曜日にありますイタリアの総選挙と、ドイツの社会民主党の連立協定党員投票結果が来週の相場に影響ありそうです。

 

あれ?来週の話しなんかして、もう今週の動意は諦めたみたいになってる(笑)。


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