FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/12/13 戦績

 2017/12/13 水曜日 戦績

USDJPY        +119,600円

EURUSD         +63,271円

GBPUSD        +192,975円

AUDUSD         +31,106円

USDCAD         +25,410円

EURJPY        +135,400円

GBPJPY         +78,000円

EURGBP         +15,253円

TOTAL         +661,015円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,421,897円

 

月間戦績(12月)

TOTAL       +8,939,604円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +351,174,548円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +894,332,475円

 

このブログは「日本時間で前日の出来事を書く」と言うのがいつものスタンスですので、本来でしたら本日早朝の出来事は明日のブログ更新での内容となるのですが、さすがに明日のブログ更新で「昨日、FOMCが~」とか書いても随分と古いネタになってしまいます(笑)。と言う事で、早朝に大型指標やイベントがあった場合だけ、その直後の更新で書いてしまいます。

 

日本時間で本日早朝4時、米国東部時間で12月12日~13日の2日間に渡って行われておりました「FOMC = 米連邦公開市場委員会」での議事内容に関する「要旨 = Statement」が発表されました。事前の市場予想では大方が 25bp(0.25%)の引き上げを予想しており、結果としてはそのようになりました。

FRS(中央銀行制度) 現状 市場予想 結果
FF金利誘導目標
(政策金利)
1.00~1.25% 1.25~1.50%  
1.25~1.50%
(raise 25 bp)

既に米国債利回りには完全に織り込まれておりましたので、今回の発表を受け米国債券利回りは下落、債券価格の影響を非常に受けやすい為替相場としては米国債利回りの低下を受け下落、と言う定石通りの展開となったわけです。

いつも思うんですが、債券やってるヤツらって◯◯なのかなって(笑)。上昇するポイントは分かってるのに、それ以上に織り込んで、発表されたら下落とか。最初からそこら辺りでの取引までにしておいて、発表されたら100%までしか織り込んでいないそこからリスタートすればいいのに。あんなに複雑な計算して、やってる事は為替屋さんとか株屋さんの丁半博打と一緒で、しかも債券は政策金利から大きく乖離しないので目標がわかりやすいのに、行き過ぎ戻し過ぎって(笑)。まあ、実際はなぜそうなるのかなんて分かってはいるんですが、ちょっと小馬鹿にしてみたかっただけです。ほら、いつも債券屋さんは為替屋さんに色々と言ってくるので・・・・・・

公開されたステートメントにも特に目新しい事は無く、イエレンFRB議長の会見でもノラリクラリとステートメントの補足程度でした。次期議長も内定している今となっては、あまりタカ派な発言をして市場を混乱させる方が良くないと言う事もあるでしょうし、退任後の公演で話すネタを取っておきたいと言うのもあるでしょう(笑)。

何の役に立つのか分かりませんが、今回の FOMC ステートメントも、いつものように貼っておきます。デカデカと貼っても仕方ないので小さく貼っておきます。

- FOMC 2017/12/13 アメリカ東部時間 午後2時発表 プレスリリース - 

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さて、昨日も指標はございまして、ブログを埋めるのには苦労しません(笑)。まず、日本時間で株式前場直前に発表されましたこちら⇩

日本10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
機械受注(前比) -8.1% +2.9% +5.0%
機械受注(前比) -3.5% -3.4% +2.3%

よく、経済系のニュース番組で「好調な機械受注を背景にウンヌンカンヌン」と言われる機械受注です。ぶっちゃけ、ここまで数字が良くても為替相場はスルーです。とにかく、日本の指標の場合には「金利・量的緩和に直結するのか」そこしか見られません。欧米の指標のように「金融政策に反映した結果」とか回りくどい事は無く、とにかく直結するのかどうか。個人的には、指標で大きくブレるのはあまり好ましいとは思っていないのでいいのですが、ただ、ここまで前回値や市場予想と乖離してたら、少しは反応しようよ!と、思う事もないような気もします。

 

次、英国。日本時間で午後6時半に発表になりました、英国版雇用統計とも言えるこちらの指標⇩  

英国11月 前回値 市場予想(中心値) 結果
失業保険受給者数 +6,500人 +3,200人 +5,900人
失業率 2.3% 2.3% 2.3%
英国10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
ILO失業率 4.3% 4.2% 4.3%
英国10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
週当たり平均賃金
前年比(手当込み)
2.3% 2.5% 2.5%
週当たり平均賃金
前年比(手当なし)
2.2% 2.2% 2.3%

ぶっちゃけ、ノーリアクション。昨日は、この後でメイ首相の議会証言なもあったりで、ポンドも反応はしづらい状況ではありました。前回だったか、前々回だったか、失業率とか無視で平均賃金に反応してたりとかもあったり、とにかく市場の皆さんは何に食いつくか分かりません。本当は、値動きした理由がそこしか発見できなかった金融系ニュースの記者が食いついただけなんですけどね(笑)。恐らく記者の皆さんも、どうせ動かないなら徹底的に動くなって思ってるでしょう。なにしろ、全く動かなかったら「市場は反応薄」とか書いておけばいいんですから。

 

昨日の重要指標で最後はこちら⇩アメリカの消費者物価指数(CPI)です。

米国8月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数(前比) +0.1% +0.4% +0.4%
消費者物価指数コア(前比) +0.2% +0.2% +0.1%
米国8月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数(前比) +2.0% +2.2% +2.2%
消費者物価指数コア(前比) +1.8% +1.8% +1.7%

特に重要なコア前年比で、前回値・市場予想ともに数字を落としまして、さすがにCPIは利上げの根拠にもなっている部分ですから、割りと大きな反応がありました。ドル円は、先週の12月08日ぶりとなる112円台をつけ、やっと動いてくれる原因になったのが弱いCPIと言うのも微妙なところなんですが。

その後、ロンドンフィキシングに向けて113円台で無いと困る大人の事情があったりしたのか若干戻しましたが、米CPI指標発表前までの水準まで戻すことは無く、FOMC結果発表に向けてドル売りが重なっていくと言う感じでした。私もドル売りを重ねていくと言う感じでした(笑)。

 


 

最近このブログで書いている内容で、前日の為替市場のまとめ以外が少ないのですが、実はちょっとセーブしてます。と言いますのも、今年のTradeは23日土曜日の早朝で終了と言う事で、25日月曜日からは戦績が無いんです。つまり、思いついた事をメモしておいてネタとして温存しております(笑)。笑ってますけど、書くことが決まらないとなかなかブログって大変ですからね。私の場合、書く事が決まりますと、打つのは比較的速い(作業速度的に)のでなんとでもなります。

昨日は株価と一緒に原油価格も若干下がりまして、と書いている今ふと思いついたネタ、これも取っておこう(笑)。

ダウは上昇して終わってくれたので、円が若干高くなったにしろ、今日の東京株式市場は上がってくれるといいのですが。先物価格見てると、なかなか寄り付きでは難しそうですので、ザラ場中にでも。 


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