FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2017/12/11 月曜日

シカゴオプション取引所 = Cboe におきまして、あと30分弱、日本時間で午前8時よりビットコインの先物取引が開始されます(笑)。あれ、なんで笑っちゃったかな?まあいいや。先週240万円を付けたとか公式には付けてないとか言われておりますビットコインですが、週末に掛けて140万円ちょっとまで100万円近く下落し、その後また10万円単位で上昇したり下落したり、この前代未聞のハイパーボラティリティな電子記録情報の先物価格、一体どうやって計算しろって言うんでしょうかね(汗)。まあ、そりゃ計算自体はできるでしょうが。

ところでこれ、先物と言うのは名ばかりで、実質は先渡契約(forward)の類似商品として扱われるんでしょうね。実際、当初のレバレッジ比は1:2.5程度(証拠金率40%程度)と聞いてますので、機関投資家等が安心して売買できる環境を作り手数料を得たいと言うのが目的でしょう。ビットコインの直接取引では、全く手数料が入りませんから、うまい事を考えたものです(笑)。そして、先物が上場される事で売りからも入れると言う事で、上場株式で言えば貸借銘柄になったようなものです。

果たして、この史上稀に見るハイパーボラティリティなビットコインとその先物がどうなるのか、ノーポジで高みの見物をしたいと思っております。 

 


 

さて今週、最大にして今年最後のビッグイベントの一つである FOMC があります。今年最後のビッグイベントと言いながら「その一つ」と言うのは、言った直後に否定している感じもあるのですが気にしません(笑)。

今回の FOMCですが、何度も何度も書いておりますように、アメリカの政策金利であるFFレート誘導目標を25bp引き上げるであろうと予想されております。今回のFOMC後には、直後に公表されますステートメントとは別に FRB と地区連銀総裁のお偉いさんたちによる経済見通し(Economic projections)が発表されます。これ、言葉のニュアンスでは無く数字で示されるため、来年以降の利上げを予想する手掛かりにもなりますので、過去の経済見通しとくらべてどのように変化しているのか。それと、今回はイエレン議長による会見が予定されております。今回は利上げより、経済見通しと会見に注目でしょう。FOMCステートメントの公表と経済見通しの発表が日本時間で14日早朝4時、イエレン議長の会見が14日早朝4時間開始予定です。

 

また、同じ日に今年最後のビッグイベント第二弾、英中銀(BOE)が政策金利の発表と金融政策委員会(MPC)での議事録を公開します。こちらは前回25bpの利上げをしておりますので今回は利上げなしの0.50%現状維持の予想でして、金利と同じくらい重要な資産購入枠の設定も4350億ポンドの現状維持でしょう。もし、金利はともかく資産購入枠でも変更があれば、ボンド大祭になる可能性もございます。

更に、同じ日に今年最後のビッグイベント第三弾(笑)。欧州中銀(ECB)も、金融政策発表が予定されておりまして、こちらも利上げなしの0%水準維持の見込みです。ただ、こちらもテーパリングがどうなるのかが注目されてまして、FOMCと同じく数字より「議事ではどうだったのか」の発表と、ドラギECB総裁の会見も予定されておりますので、そちらが注目されております。

BOEの発表が日本時間で14日午後9時、ECBの発表が午後9時45分、そしてドラギECB総裁の会見が午後10時半からの予定です。

 

今週は第3週と言う事で CPI&PPI 週間なのですが、FOMCの結果発表があります14日早朝以前に発表になりますアメリカの 消費者物価指数(CPI) と 生産者物価指数(PPI) に関しては、極端な数字でも出ない限り恐らくスルーとなるでしょう。逆に、12日火曜日にあります英国のCPIは、どんな数字が発表になろうと「指標発表=指標トリガー」になる可能性もありますので注意が必要です。英国だけ先に行ってしまいますと、CPIの翌日13日水曜日には、英国版雇用統計とも言える失業保険受給者数と失業率の発表があります。さらにその翌日14日木曜日には小売売上高があり、今週もポンドはブレグジットの進展状況の政治的な部分と指標数値、その双方からのせめぎ合いとなるのでしょうか、あるいはどちらかは無視になるのか。

他にも、ユーロ圏やドイツ・フランスのZEW景気期待指数、同じくユーロ圏やドイツ・フランスのPMI速報もありますし、FOMC通過後のアメリカの指標、小売売上高や鉱工業生産、ニューヨーク連銀製造業景況指数、そしてトランプ大統領が大好きな対米証券投資(笑)。クリスマス前ですので、数字が良ければトランプ大統領が得意のツイッターで何かくっちゃべる投稿するかもしれませんので、いちいちツイッターまで確認しておかなければなりません(汗)。

 

指標とは別に、今年最後のEU首脳会談が14日から15日金曜日までの2日間、ベルギーのEU総本山本部で開催されます。ここで一々出てくるニュースで、ポンド、そしてユーロが大きく値を動かす可能性が高いので、特に2日目の15日金曜日欧州時間には要注意です。

それと、15日金曜日から、例のドイツのキリスト教社会同盟(CSU)の党大会があるそうです。「連立だ」「政策だ」で最近お騒がせですが、特に今回はドイツ第2党のドイツ社会民主党(SPD)との連立に関して、何らかの進展があるものと思われます。場合によっては、党大会が終わる16日土曜日に発表があり来週月曜日に乖離スタートと言う事も考えられますので、十分お気をつけ下さい。

 


 

私がちょこっとだけご縁がありますタイ王国では、本日は憲法記念日の祝日でお休みです。実際には12月10日が憲法記念日なんですが、タイでは土日が祝祭日*1 の休日になりますと、翌平日に振り替えになるんです。日本でも、日曜日が祝日になりますと翌月曜日が振替休日になりますが、タイの場合は祝祭日自体が振り替えになります。これ、連休と言う意味で言えば同じなのですが、行事自体は土日には行わないと言う重大な違いがありまして「週末は休もう」と言う事が徹底されてます。 

もともと、日曜日がお休みになった理由としてはキリスト教由来だと言われておりますが、キリスト教を国教とするような西側諸国の国々でも、祝祭日をここまで徹底して日曜日から除外している国はまず無いでしょう。バリバリの仏教国、そして仏教の中でも更に戒律が厳しい上座部仏教を国教とするタイでそのような決まりがあるのが、言葉としては正しく無いかとは思いますが「実におもしろい」と思います。

 

今年の金融取引は、来週23日の土曜日早朝をもって終了する事にしました。今年の取引は、あとちょうど2週間です。今月あまり為替での数字が良くないのですが、こればっかりは焦っても仕方ありませんし、焦ってどうなるものでもありません。

ここはひとつ、ど~んと構えて、

クリスマスを待ちましょう(笑)。

 

と言う事で、まずは今週一週間、頑張ってまいりましょう。


【おなじみさん限定】つづきは   こちら

*1:現代日本に祭日はありませんがタイには祝日と祭日が別々に存在し、祭日には外国人をメインの宿泊層とするホテル等以外では酒類の提供・販売が出来ないなど、祝祭日に若干の違いがあります。