FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/12/08 戦績

 2017/12/08 金曜日 戦績

USDJPY        +373,600円

EURUSD        +259,758円

GBPUSD        +180,403円

AUDUSD         +13,525円

USDCAD         +43,669円

EURJPY        +214,700円

GBPJPY        +325,700円

EURGBP         +45,218円

TOTAL       +1,456,573円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,693,412円

 

月間戦績(12月)

TOTAL       +6,961,434円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +349,196,378円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +892,354,305円

 

昨日、指標自体の発表数はそれなりにありました。ただ、大小いずれの指標にも市場は反応せず、とりあえず米雇用統計の通過を待つ相場と言った感じでした。

ただ、いつものように「動意なし」と言うのでは無く、とにかく、ここ数日の流れのまま円売り・ユーロ売りが継続したままでして、この2つの通貨限定ではありますが、最近ではあまり見かけないような雇用統計を前にしても方向感を持つ流れをしておりました。

 

そうそう、昨日書きました豪州の指標に関するこちら⇩

日本時間で本日午前9時半にあります「豪州住宅ローン貸出」なんて指標にも食いつくかもしれません。

fxse.hatenablog.jp

豪州10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
住宅ローン貸出(前月比) -2.5% -2.0% -0.6%

このように若干数字は改善したもののノーリアクションと言った感じでして、ここ最近の豪ドルの激しい値動きでお疲れだったのか、それとも、さすがにこの指標では食いつけないのか。ちょこっと「お小遣い稼ぎできるかな~」と期待して待機したのですが、フラレてしまいました(笑)。

 

ハードカレンシーに戻ります。円とユーロがそんな値動きの中で、 ポンドだけは今週に入ってから非常に活発になっております「英国のEU離脱に関する協議」の進展に敏感になっておりまして、政治的な発言がありませんと動けない様子です。

昨日も英国の指標はいくつかあったのですが指標自体には反応していない感じでして、日本時間午後9時過ぎのポンド下落も指標に反応したと言うより、ニューヨーク午前7時過ぎの早朝組が雇用統計前に入れた調整のように思えます。指標自体は、どの指標も比較的いい感じの数字が出ていたので、政治的なしがらみが無ければポンドが若干買われていたのかと思うと、もったいない(笑)。

英国10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
鉱工業生産(前月比) +0.7%  0.0%  0.0%
製造業生産(前月比) +0.7%  0.0% +0.1%
貿易収支 -104.53億ポンド -115.00億ポンド -107.81億ポンド
英国12月 前回値 市場予想(中心値) 結果
国立経済研究所(NIESR)GDP +0.5% +0.4% +0.5%

 

米雇用統計直前、わずか15分前の日本時間で午後10時15分に発表になりましたカナダの指標があります⇩

カナダ11月 前回値 市場予想(中心値) 結果
住宅着工件数 +22.27万件 +21.30万件 +25.22万件

カナダドルは指標に敏感な通貨ですが、さすがにこれには無反応と言うか、相場全体が雇用統計を前にして糸を張ったような状態でしたので、完全スルーでした。やはりこれも、雇用統計直前で無ければカナダドルが若干買われていたのかと思うと、もったいない(笑)。 ⇦ 本日2回目。

 


 

そんでもって、昨日のラスボス雇用統計が発表になりましたところ⇩ この、見事にどう判断していいのか迷う感じ(笑) 。

米国11月 前回値 市場予想(中心値) 結果
非農業部門雇用者数 +26.1万人 +19.5万人 +22.8万人
失業率  4.1%  4.1% 4.1%
平均時間賃金(前月比) -0.1% +0.3% +0.2%

非農業部門雇用者数は前回値には届かず市場予想よりは多く、失業率はゾロ目、賃金は前回値よりは良いのですが市場予想には届かず。

まず反応したのはドル売りでした。ただし、ここでもポンドは蚊帳の外。ドル売られて上がった円とユーロも、ロンドンフィキシングに向かい戻された円と買われたままのユーロと言った感じでドルとしての値動きは無く、本当に雇用統計と言うイベントをクリアしただけと言う幕引きです。今月のFOMCで利上げがほぼ決定している現状では、仕方ないんでしょうね。イベントクリアして一山越えただけでも、来週へ値動きの期待感を持たせてくれるので良しとする、べきでしょうか。

 

ちなみに上の戦績数字が非常にいい感じなんですが、これ、雇用統計一切関係無く、ここんところ一方通行的な円安・ユーロ安が続いていたために、溜まっていたポジションが一気に精算されただけです。

 


 

雇用統計を発表する米労働省のサイトですが、当然米国政府の管理するサーバーですので非常に強固です。普段も、指標発表時には世界中から押し寄せる F5 アタックに動じない逞しいところを見せてくれておりますが、昨日は、なんと!

https://stat.ameba.jp/user_images/20171209/08/fx-sengyo/0e/fa/p/o0978030014087282404.png

これ割りと珍しいので、思わずスクリーンショット撮ってしまいました(笑)。 

と、それくらい余裕のある雇用統計でした。 


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