FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/11/20 戦績

 2017/11/20 月曜日 戦績

USDJPY         +41,200円

EURUSD         +79,004円

GBPUSD        +111,338円

AUDUSD          +9,681円

USDCAD          +3,372円

EURJPY        +144,600円

GBPJPY        +212,500円

EURGBP         +13,886円

TOTAL         +615,581円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +615,581円

 

月間戦績(11月)

TOTAL      +19,397,028円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +334,029,983円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +877,187,910円

 

月曜日の初っ端指標として、いつものように無反応で通過した日本の貿易収支ですが、円安と原油高の影響が随分と顕著に現れておりました。

日本10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
貿易収支 +6,677億円 +3、300億円 +2,854億円

トランプ大統領の掲げる貿易不均衡是正と言う意味では黒字幅縮小でパット見はドル支援になりそうなものですが、実際の中身としては前年同月比で輸出が14.0%増、輸入が18.9%増となり、しかも対米輸出は+6,446億円と伸びてます(笑)。

いや、アメリカに何でもかんでも合わせる必要は無いので、これが結果なら結果として日本の経済が順調であるとの証ですので、大いに結構だと思うんですけどね。どうやら、日本のメディアの報道を見てますと「5ヶ月連続で貿易収支黒字がぁぁぁぁ」と、日本が儲かる構図は大企業が儲かる構図、それは悪いことと言いたい雰囲気も見え隠れしております。いや、まともに見えているところもあります。

通信系各社と某公共放送の速報ですが、

ロイター 5カ月連続で黒字を確保した(対アメリカの記載なし)

ブルームバーグ  堅調な輸出や設備投資が下支えした(対アメリカの記載なし)

時事通信 トランプ米政権が問題視する対米貿易黒字は11.3%増の6447億円となり、4カ月連続で前年同月実績を上回った

NHK トランプ大統領が問題視している日本のアメリカに対する貿易収支は (中略) 4か月連続で拡大

ほっほ~、一体どっちがどっちの国のニュースを配信してるんだから、私には全く分かりません(笑)。まあいいや。

 

東京時間はダラダラ過ごし、欧州時間に入りますとドイツの指標が予想通りであった事を受けてなのかどうかは分かりませんが、欧州通貨買いの流れとなりました。

ドイツ10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
生産者物価指数(前年比) +3.1% +2.7% +2.7%

ほとんどドル円は反応しない状況の中で、ポンドとユーロだけが対ドルでも対円でも上昇するパターンの日でして、私としては、ドル円も参戦して対ドルでハードカレンシー三つ巴になるグッチャグチャ相場より、クロス円のボラ(値動き)が大きくなり数字が出るのでむしろありがたいです(笑)。

 

ところが、今度はニューヨーク時間の早起きプレーヤーの皆さんが参戦してきますと、自分たちが寝てる間に勝手に動いたのが気に入らないのか、ユーロ売り浴びせ、とばっちりで円も売り浴びせ。ポンドは眼中にないのかユーロに合わせて若干売られただけで難を逃れたようですが、このドル高基調は日本時間の本日早朝(ニューヨーク時間の昨日終了)までかけまして、ユーロドルは昨日欧州勢が上げた分だけ全戻し、ドル円は上がりっぱなし、ポンドドルは眼中にないのかぐちゃぐちゃなチャートで終了となってます。

 

完全にゲーム相場の体で、これ、仕掛けてた方はバリバリ儲かって面白かっただろうなと思いますよ。欧州時間の人たちも、ニューヨーク時間の人たちも。

ああ、ゲーム相場作れる程の資金力が欲しい(笑)。

 


 

最後は心の声がダダ漏れになっておりましたが、市場が薄い日(取引参加者が少ない日)を狙って相場を動かそうとしたとして、年末年始の極端に薄い日でも数百億円は必要でしょうね。かと言って、ほんの数本(数億円)のオーダーが切っ掛けで市場が大きく動くときもありますし、本当に分からない世界です。

 

あまり表のブログでは書かないのですが、ビットコイン凄い事になっちゃってまして、あれなんかは規模的には非常に小さな市場ですから、為替市場で薄い日なんかよりも更に小さい小さいマーケットで日々取引されていたら、少しの買い方が多いだけでバブル状態になるのは仕方ないのかもしれません。

なにせ、あれだけ大きくなったように見えるビットコインの発行総額でも、全世界の通貨供給量のやっと1%を超えたところですから。ストップロスがきちんと機能するのかどうか分かりませんが、細かく取引していく分には値動きさえあれば何でもいいので、ビットコインなんかは面白いかもしれません。

私はやりませんけど、ほら臆病なんで(笑)。 


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