2017/10/31 戦績
USDJPY +128,400円
EURUSD +79,265円
GBPUSD +191,109円
AUDUSD +25,078円
USDCAD +33,337円
EURJPY +90,100円
GBPJPY +236,700円
EURGBP +29,411円
TOTAL +813,400円
週間戦績(当週)
TOTAL +1,234,470円
月間戦績(10月)
TOTAL +27,000,961円
年間戦績(2017年)
TOTAL +314,632,955円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +857,790,882円
昨日、日銀の金融政策決定会合が2日目を迎えまして、終了後に即結果が公表されるいつものパターンで、今回はなんと 12時05分!随分と早かったですね。まあ、今回は事前の市場予想でも「発表は早い」と大方が見ておりましたので、現状維持と言う発表以上に、この発表時間で完全スルー確定でした。
ところが、この「日銀現状維持フィーバー」一色の中、同時に公開されました日銀展望レポートにて「2017年度の成長率見通しを前回の1.8%から1.9%に上方修正」されていたわけです。これは事件ですよ、姉さん事件です。姉はおりませんけど(笑)。
なにしろ、今まで「マイナス・マイナス・現状維持・現状維持」こればかり繰り返してた日本の経済が、上向いたと、あの日銀が言うわけです(笑)。とは言え、先日IMFが日本の成長率を1.5%に従来の1.3%から0.2ポイント上方修正したばかりでして、算出方法が違うため1.9%と1.5%と言う数字自体に差はあるものの、今回の上方修正は外から見ても内から見ても、日本の成長率は上がってる、と言う事です。まっ、ネット上ではいつもと同じく "悲観的" と言うか "足引っ張るだけ" と言うか "文句だけ" の書き込み多数ですが(笑)。いや、笑ってる場合じゃ無いな。
東京時間はまるっきり動意無く、夏時間が終わり1時間遅く始まる欧州時間、対円だけ動き始めまして、ドル円・ユーロ円・ポンド円、ぜ~んぶ円売り。つまり、欧州通貨の対ドルストレートは全滅(笑)。いや、ここも笑ってる場合じゃ無いな。
日本時間で午後7時には欧州の指標もズラッとございまして⇩
ユーロ圏9月 |
前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
失業率 | 9.1% | 9.0% | 8.9% |
ユーロ圏第3四半期(7-9月) | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
GDP速報値(前期比) | +0.6% | +0.5% | +0.6% |
GDP速報値(前年比) | +2.3% | +2.4% | +2.5% |
ユーロ圏10月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(HICP) | +1.5% | +1.5% | +1.4% |
失業率は低下、おめでとう💐 GDPは前期比・前年比ともに事前予想よりアップ、おめでとう💐 ただ、消費者物価指数だけは0.1ポイントとは言え数値が落ちる結果となっておりました。そして、この指標発表を受け、一瞬、ほんの一瞬だけ反応したような気がしましたが、結果としては壮大にスルーだったわけです。
市場は、完全にFOMC待ち相場です。
円が動いたのは、単純に日銀金融政策決定会合が終わり、利上げの様子が見られないため円キャリートレードでしょう、多分。そして、何を買っているのかと言うとポンド、多分。ポンドが買われている理由は、11月2日木曜日にあります英中銀イングランド銀行金融政策委員会にて利上げが予想されているため、期待で買われているのでしょう、これは多分正解(笑)。
日本時間で午後9時半、アメリカとカナダの指標がありました。アメリカの指標はたかが知れた四半期雇用コスト指数とか言うスルー耐性マックスの指標でしたが、カナダ、カナダはGDPが発表になりました。ただ、ここ最近は他国ではあまりGDPでも動じない傾向があり、FOMC待ち相場に突入した昨日では「どうかな~?動くのかな~?」とか思っておりましたら⇩
カナダ8月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
GDP(前月比) | 0.0% | +0.1% | -0.1% |
なんと、0.1ポイントとは言えネガティブな結果となったため ⇩ (笑)。
1分足で、と言うより一瞬でワープしました。一瞬で、50pipsほどカナダドル安にワープしました。先程は「完全にFOMC待ち相場」と書きましたが、どうやら「限定的なFOMC待ち相場」だったようです。都合悪いので、文字を大きくしたり、赤字で強調したりしない事にします(笑)。本日3回目、笑ってる場合じゃ無いな。
この後、そのままタラタラとした円売り相場で深夜0時を超え、ロンドンフィキシング日本時間で深夜1時に向かっていったわけです。
ところで、昨日は普段あまり馴染みの無いメキシコのGDPも発表になっておりまして、こんな感じ⇩
メキシコ第3四半期(7-9月) | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
GDP速報値(前期比) | +0.6% | -0.1% | -0.2% |
GDP速報値(前年比) | +1.8% | +1.6% | +1.6% |
GDP前期比をカナダと比べ同じ結果がマイナスでも、カナダのように元はプラス予想であったものと、メキシコのように元からマイナス予想であったのでは違いますが、それでも同じような数値にしても値動きが愕然とするほど違います。
発表されました日本時間で午後11時より若干前に変な値動きしまして、発表直後には数字の悪さからメキシコペソ売りが入りますが、また指標前から続いていたメキシコペソ買いに戻って終了となってまして、だから何?って事も無いんですが、同じアメリカと接する2つの大きな国なのに、この違いは面白いなと思いまして。
今回はFOMC直後にBOEのMPCもあるので、ポンドだけは小マシな値動きでいてくれており、助かっております。これ、いつものように完全にFOMCだけでお通夜相場になっていた事を考えますと冷や汗が出そうです。
まっ、何でもいいんで、ちゃっちゃと早いところFOMC終わってくれ(笑)。
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