2017/10/26 戦績
USDJPY +146,200円
EURUSD +272,002円
GBPUSD +592,119円
AUDUSD +7,366円
USDCAD +134,383円
EURJPY +216,400円
GBPJPY +284,900円
EURGBP +47,162円
TOTAL +1,700,532円
週間戦績(当週)
TOTAL +4,479,742円
月間戦績(10月)
TOTAL +21,064,366円
年間戦績(2017年)
TOTAL +308,696,360円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +851,854,287円
最近の相場ナニコレ珍百景?方向感が定まらず、日々上行ったり下行ったり激しい乱高下の「一喜一憂相場」(笑)。日足見ると、ここ最近は狭いレンジ内のバトルを展開しているだけで、全く落ち着きがありません。
以前、2015年に麻生財務大臣が「乱高下する株価に一喜一憂することではない」と仰っておりましたが、機械じゃあるまいし「上がれば嬉しい、下がれば憂(うれ)う」のは仕方ないかと思います。私だって、大相場で想像以上に利益が出れば、まるでムツゴロウさんのように「よ~し、よしよしよし」と、システムの中の小人さんを褒め称えておりますから、ココロの中で(笑)。
指標や発言に反応し相場が一喜一憂しているのと、相場が乱高下する事で資産が揺れ動き自分が一喜一憂するのを混同しないように気をつけないといけませんね。ここ最近の株価高騰には、恐らく麻生大臣も喜んでいるものかと思われます。ここ最近の為替相場の乱高下には、恐らく私も喜んでいるものかと思われます(笑)。
さて、時系列でダラダラとイベント消化を書き綴る事は今日はせず、本日はいきなりステーキメインイベントにまいります。昨日の超ウルトラスーパー・メインイベントでありました欧州中央銀行(ECB)による金融政策発表ですが、政策金利関連に関しては事前の市場予想どおりで現状維持、政策金利は0.00%のまま、銀行がECB当座預金にお金を預けた時の金利である預金ファシリティー金利も-0.40%のまま、何も足さず何も引かずサントリー山崎の如くと言う結果です。
欧州中央銀行(ECB) | 現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
政策金利 | 0.00% | 0.00% | 0.00% |
預金ファシリティー金利 | -0.40% | -0.40% | -0.40% |
まあ、結果としてこれは大方想像が付いておりまして、最近ではカナダが行ったように突然の利上げなど、市場への影響を考えたら "とてもとても" 出来るものではありません。ハードカレンシーと呼ばれる通貨を管理する中銀で、現時点でそれが可能だとしたら、一国だけの利害で終始する日本と英国だけでしょう。逆に、金融政策の打つ手が無くなった時には、ある種のカンフル剤として突然の利上げが使えない事もありませんし。
昨日の焦点は金利政策では無く、今後の方針、具体的に言えば量的緩和政策(QE)を今後どうして行くのかと言う部分に掛かっておりました。金利が注目されている時には、発表と同時に一気に値が動く事が多く、文言が注目されている時にはワンテンポ遅れてから値が動く事が多いのは仕方が無い事でして、ただ、その分作戦が立てやすいとも言え、システムトレードをするには都合がいい場合も多いです。
今回の発表は完全にそのパターンでして、発表直後の値動きは大した事が無く、発表された文言を皆さんが読み進めるうちにユーロ売りが加速した格好です。特に「債券購入額を300億ドルへ減額を行う事」と同時に「QEを9ヶ月延長する事」に関して天秤にかけた結果、ユーロ売りに軍配が上がりました。しかも、必要であればQEを再拡大する事や期間を更に延長する事まで盛り込まれてまして、好調をアピールする欧州に対して懐疑的な目を向けた投資家も多かったようでして、ちょっとECBはやり過ぎたような気がしないでも無いです。
昨日はECB以外にも欧州で金融政策や政策金利の発表が多くありまして、目立ったところですと、こんな感じ⇩
(各国政策金利) | 現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
スウェーデン | -0.50% | -0.50% | -0.50% |
ノルウェー | 0.50% | 0.50% | 0.50% |
トルコ共和国 | 8.00% | 8.00% | 8.00% |
マイナス金利で有名なスウェーデンは据え置きです。スウェーデンは一部銀行で住宅ローンもマイナス金利になっているので有名でして、住宅ローン組んでお金を銀行から借りると金利が貰える(笑)。これこそ、ナニコレ珍百景です。
そして、日本人の皆さんが大好きな高金利通貨のトルコ。金利だけ見ても、やはりトルコはユーロ導入ちょっと厳しいかなと思えます。
ところで、ポンドはどうなっちゃいましたかね?(笑)。いや、私としては非常に値動きが大きくて嬉しい限りなんですが、もう一喜一憂なんてレベルじゃ無く、昔のポンドに戻った感じです。あれ?それって、いい事なのかどうかのか・・・・・・
ドル円が渋い動きだったのも、ユーロとポンドで対円相場も徹底的にテッテレーって感じで売り込んでくれたからでして、ドル円で取れない利益をクロス円でカバーしてもらってるため文句は言いません。って言うか、最近は本当にポンド様々です。
昨日は、一般的に言われる指標発表で重要なものが少なく、アメリカの指標でも細かいものは除きますとここら辺りだけでした。
米国(週間) |
前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
新規失業保険申請件数 | 22.2万件 | 23.5万件 | 23.3万件 |
米国9月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
卸売在庫(前月比) | +0.9% | +0.4% | +0.3% |
米国9月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
中古住宅販売保留件数指数 (前月比) |
-2.6% | +0.5% | 0.0% |
あまり大きく反応も無く、やはりハードカレンシー発券中銀の金融政策発表があった直後は市場はそちらに注視してしまいますから、仕方ないのでしょう。こう言う時を狙って、極端に悪い指標を発表してしまえばいいと思うのですが、例えば極端に悪い雇用統計の時には発表日をズラしてみるとか。ああ、発表日をズラしたら、その発表日をズラす発表をした日に大騒ぎでダメなのか(笑)。
さて、私は本日からハロウィンの準備で忙しいため、為替の方は小人さんに完全にお任せとなりますのでご了承下さい。むしろ、小人さんにハロウィンの準備も手伝って頂きたい気分です(笑)。
【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら