FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2017/09/23 戦績

 2017/09/23 土曜日 戦績

USDJPY         +88,600円

EURUSD         +63,993円

GBPUSD         +42,166円

AUDUSD          +4,449円

USDCAD         +11,207円

EURJPY        +107,300円

GBPJPY         +54,600円

EURGBP         +17,247円

TOTAL         +389,562円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +9,867,209円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +29,308,283円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +282,974,319円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +826,132,246円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

何でもない土曜日早朝「もう今週も終わりだな~」と言う時に、突然ポンドに事件が起こりました。

jp.reuters.com

 

この格付け変更を受けましてポンドが急落、あと30分足らずで今週も終了と言う時になってからこの動きです⇩

f:id:fxse:20170924074601p:plain

 

とは言っても、実は 60pips くらいしか落ちておらず、しかも半分以上は戻って終了しております。週の終わり、非常に商いの薄い時間だったからこそ大きく動きましたが、実際にはそれほどインパクトがあったとは思えない値動きになっております。

 

今から約15年前の2002年5月、ムーディズが突如、日本国債の評価を2段階引き下げた事がありました。通常、国債の格付け引き下げが行われますと、その翌日の債券市場では債券が投げ売り状態になり債券価格が一気に下落、その影響で金利が一気に上昇するのが当たり前だったのですが、その時には特に混乱も無く翌日の取り引きを終えております。

 

実は、市場関係者の間では、

格付け会社の格付けは全く信用されておりません

世界で有名な二大格付け会社、スタンダード・アンド・プアーズ、ムーディーズのどちらも、信用どころか相手にもされておりません。

 

その最大の理由、

お金払ったらちゃんと審査してくれます

つまり、やってる事は食べログと一緒でして、「勝手に評価」し、「評価取り消しや訂正はしません」これを非依頼ベースの格付けと言います。そして、「内部資料での再評価はお金払って依頼してくれればします」こちらが依頼ベースでの格付けと言う事です。これって、私からしてみたら「総会屋やヤクザと一緒」です。

それでもまだ以前であれば、市場関係者との間でもある程度の持ちつ持たれつな関係でもあったんですが、それすら完全に絶たれた事件がありました。

 

サブプライムローンを証券化した
不動産担保証券(MBS)に最上級の格付け

それが理由で安心して買っていた人・組織が大損または再起不能になるほどダメージを受ける事になりました。つまり、米国のサブプライムローンを切っ掛けとするフィナンシャルクライシスは、格付け会社も共同正犯です。

そして、リーマンショックとも言われる原因であるリーマンブラザーズの破綻、その破綻当日までリーマンブラザーズに対してA3と言う「投資適格」の格付けを、ムーディーズは行っておりました。当然リーマンブラザーズはムーディーズにお金を払って内部資料を提示した上で評価をもらっていたでしょう。見られなくない資料は開示しないでおいたとしても、財務や経理の専門家が見たら一目瞭然であろう事に関しても黙認して格付けをしていたのでは無いかと言われても仕方ありません。

 

今回の英国の格付け変更、理由は「EU離脱が経済の重しになり、同国の公的財政の立て直し計画が軌道から外れる恐れがある」だそうです。これはEUが好調であればの前提でしょうが、今後EUの経済的な好調が持続する事はどこにも保証されてないんです。むしろ、課題山積と言った状況でしょう。

もし英国がEUを離脱した事で「米国や日本などとの二ヶ国での貿易交渉がスムーズに運び、今まで以上に貿易での諸問題が解決した場合」や「EUが今後経済的に厳しい状況になった際に、EU離脱していたがためにその渦に巻き込まれずに済んだ場合」こんな仮定をしますと、決まって「そんな風になるって決まってないじゃん」と言われるでしょうが、でしたら格付け会社の言う「EU離脱が経済の重しになり」の根拠であるEU経済の見通しの明るさですら「それこそ、そんな風になるって決まってないじゃん」と言いたいわけです。

専門家が大勢でそう判断したんだから信用できるだろうって?ええ、専門家って言っても「不動産担保証券(MBS)に最上級の格付けをした専門家」ですけど(笑)。

 

格付け会社が高い格付けをしていたとして、それを信じてその会社を選んでも、最終的に格付け会社が金銭的に補償してくれるわけではありません。フィナンシャルクライシス前にもサブプライムローンを小口化した MBS の適格性に疑問を思って調査し、その危険性を信じて MBS の空売り手法としてクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)を買った者もおりました。CDS って日本語の定義が確定してないため日本語で書きにくいのですが、一種の保証・保険です。実際に実需上で CDS を使う場合、会計上税務上は保証料(又は保険会社が取り扱った場合のみ保険料)として扱われております。

 

本日のこのエントリー、まるで格付け会社に恨みでもあるかのような書き方なんですが、ええ恨んでます。私自身は金銭的に損を受けたわけでは無く、フィナンシャルクライシスの際には却って利益を出させて頂いた側なんですが、随分と多くの人達が落胆し嘆き、中にはお金なんてくだらないもののために命を絶つ者までおりました。

今の私は組織に所属しているわけでも無く、こうやって地道にネガティブキャンペーンをしていくしか出来ないただの一般人ですんで、だからこうやってネガティブキャンペーンを展開しております(笑)。

 

どうか、格付け会社のくだらない格付けに一喜一憂して、大切なお金を失う事になりませんように。ただ、お金は大切なものですが、失ってしまったらまた稼げるものです。それを忘れないでもらいたいなと、いつも格付け会社の話題が出る度にそう思っております。 


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