2017/08/23 戦績
USDJPY +286,600円
EURUSD +96,522円
GBPUSD +75,428円
AUDUSD +2,888円
USDCAD +31,208円
EURJPY +140,300円
GBPJPY +217,900円
EURGBP +43,667円
TOTAL +894,513円
週間戦績(当週)
TOTAL +2,299,017円
月間戦績(08月)
TOTAL +27,052,761円
年間戦績(2017年)
TOTAL +240,219,986円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +783,377,913円
全通貨が好きなように自由に動いてます(笑)。前日はあれだけ上昇していたドル円が、東京時間開始と同時にド転の円買い、ポンドを始めとしてクロス円の大多数は意思を持たずに円に身を委ねた感じで、どうにか自主性を持っていたのがユーロくらいでしょうか。
もう、とにかくダラダラとダダ下がり。こう言った見てるとイライラする相場こそシステムにおまかせが一番でして、長尺なスパンで見るとダラダラ下がっているのに、ジッと値動きを見ていると「この辺で反転するかな?」とか気の迷いでポチッとしてしまいそうな場所があちこちにあったりしますんで(笑)。
その自主性があったユーロも、欧州時間に入るまでは虫の息と言う感じでして、ユーロドルは前日のニューヨーク時間からの値動きは上限に約20pips程度(笑)。そう、ずっと上限20pipsのレンジ相場でした。まあ、ポンドドルも一緒ですけど。
欧州時間に入り、昨日唯一とも言って構わない重要指標、日本時間で午後4時から30分刻みにて、フランス・ドイツ・ユーロ圏の製造業・サービス業のPMIがそれぞれ発表になりました。
フランス8月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
製造業PMI(速報) | 54.9 | 54.5 | 55.8 |
サービス業PMI(速報) | 56.0 | 55.9 | 55.5 |
ドイツ8月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
製造業PMI(速報) | 58.1 | 57.6 | 59.4 |
サービス業PMI(速報) | 53.1 | 53.3 | 53.4 |
ユーロ圏8月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
製造業PMI(速報) | 56.6 | 56.3 | 57.4 |
サービス業PMI(速報) | 55.4 | 55.4 | 54.9 |
経済の推進力である製造業が予想以上の伸びを示し、足を引っ張る事も多いサービス業がほぼ横ばいと言う事での安心感からユーロが買われる要因になったようです。
一方で、昨日若干だけ期待していたマリオ・ドラギECB総裁の "おはなし" は適当にお茶を濁された感じでして、一般論とECB自画自賛だけ(笑)。ジャクソンホールでも「何も言わないよ~」と事前のご案内がありましたし、もしかすると何か変化がある前触れなのかもしれません、が、適当な事を割りと言ってしまう総裁に周囲から釘刺しがあったのかもしれません(汗)。
そんな私も、随分と適当な事をココでいつも書いております(笑)。
あと、ニューヨーク時間に新築住宅販売件数が発表されました。
米国7月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
新築住宅販売件数 | 61.0万件 | 61.0万件 | 57.1万件 |
さて・・・・・・
えっ? いつもと違って新築住宅販売件数の扱いが酷い?(笑)。いや、だって、この数字が発表されても市場での反応が全く無いに近くて、別に特別何か書くほどの事じゃ無かったですし。市場では結果が全てなので、重要指標ですら動意が無ければ指標そのものが無かったことになる事ですし(笑)。
えっと、この新築住宅販売件数の発表資料って今までココで掲載した事は無かったでしたよね。どうせですので、文字数埋める代わりに画像載せておきます(笑)。
面白くもなんとも無いと思うのですが、まあ、こんな感じで発表されるって事でして、真ん中よりちょっと上の左側「NEW RESIDENTIAL SALES JULY 2017」って書いてある枠内に結果の表示がありますよね。特に色や枠は付けてませんが、お分かりになるかと思います。
ところで、この新築住宅販売件数なんですが、多くの皆さんが勘違いしている事がありまして、毎月発表になるこの数字はアメリカで毎月新築住宅が売れている件数ではありません。「えっ?だって新築住宅販売件数だろ?」って言われるかもしれませんが、いや実際にその上の発表資料にも書いてあります。
ね?「Seasonally Adjusted Annual Rates」日本語に訳しますと「季節調整済み年率換算」でして、ええ、毎月売れた分を「年に換算」してます(笑)。別に笑うところじゃないんですけど、毎月毎月ブレが大きいので年に換算した方が比較しやすいって事ですね。ただ、年率換算する際の計算で多少は色々とねえ(笑)。笑いっぱなしもどうかなんですけど。
ちなみに新築住宅販売件数の下「New Houses For Sale」は新築住宅として販売している住宅件数で言わば在庫です。上の発表資料、真ん中より若干下に、こんな記載があります。
For Sale Inventory and Months’ Supply
The seasonally-adjusted estimate of new houses for sale at the end of July was 276,000. This represents a supply of 5.8 months at the current sales rate.
ここ、上の何十万件売れたよりも住宅関連のプロが重要視しているところでして、先月の実際の売れ行きからして、現在の在庫を消化する月数がどれくらいかと言う事なんです。つまり、このままのペースで行くと、全く新築住宅の供給が無くなった場合に全部売り切れるまでの期間です。 実はこの5.8ヶ月と言う数字、過去1年間で最長でして、つまり最悪の数字と言う事になります。
この「New Houses For Sale」の数字も季節調整はされておりますが、季節調整をしてもそれほど数字は変わりません。つまり、27.6万件を5.8ヶ月で割った約4.8万件が実際にアメリカで先月売れた新築住宅の数と言う事になります。実際に季節調整前の数字を発表資料の別ページで確認したところ4.9万件と言う事で、ニアピン賞です。ですから「毎月毎月60万件も家が売れてて年間で700万件以上売れるなんて、さすがアメリカ!USA!USA!うさ!うさ!」では無い、と言う事です(笑)。
もし他のページにも興味がありましたら⇩こちらからPDFをどうぞ。
常に最新版への直接リンクですので 2017年9月26日以降にクリックしますと、上で説明した内容とは違った資料が表示される事になりますが、ご了承下さい。
昨日、こんなニュースがございました。
集会自体は月曜日だかのエントリーでも「トランプ大統領は何か言うだろう」書いておりまして、でも、まさかの北朝鮮アゲとは(笑)。
このニュース、市場ではあまり意識されてないようですが、今後ちょっと注目しておきませんと「地政学的リスクが~」と言ってる中で、北朝鮮とアメリカが歩み寄りとでもなったら、極端な「USA!USA!うさ!うさ!こころぴょんぴょん!マックスハート!レボリューションズ!」が来る可能性があります。
さすがのトランプ大統領でも、何も取引が無くこんな事を言うとは・・・・・・、言うとh・・・・・・、考えられず、考えらr・・・・・・、考えたく無いので、非常に優秀だと言われている現在の北朝鮮国連大使との間で、何かあったと考えるのが自然かと思います。なんか、一番優秀なのは主席大使じゃ無いみたいですけど(笑)。
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