FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/07/31 月曜日

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】


 

今日のエントリー、予約とかなんとかあえて書いておりますが、実際のところ日々のエントリーも微妙に予約だったりはしております。ただ、それでも当時の朝に書いているか若干の手直しをしてはおりまして、予約を宣言する際には完全に前日までに書いている場合です。 

 


 

さあ、またしてもやって来ました、月初恒例の米雇用統計のある週です(笑)。

最近はFRBの利上げ判断基準に雇用が非常に重要視されていたため、雇用統計の数字次第で利上げに直結すると言う観測から、雇用統計の発表で外国為替相場が乱高下するのが当たり前のようになっておりました。ただ、ここに来て風向きが微妙に変わり始めまして、ダークホースのように突如登場したGDP成長率(笑)。

別に突然登場したわけでは無いんですが、誰しも無理だと思っていたトランプ大統領が掲げる「GDP成長率3%」これを、ここに来てマヌーチン米財務長官が振りっ返ししたのか、どっかの優秀な記者が質問でもしたのでしょうか。

見かけ上、GDPを成長させるのに一番簡単な方法は「インフレ」にさせる事でして、物の価格が上がるので総生産は増えます。これが「見かけ上のGDP = 名目GDP」と言うものでして、インフレしたから上がった分なんて意味ないじゃんと言うもっともな意見を反映させ、名目GDPからインフレ分を差っ引いたものが「実質GDP」となるわけです。これ、そのうち実質GDPで3%がどうしても不可能と言う事態になった際に「実質GDPの成長率とは言ってない」とか言い出したりして(笑)。

まあ、それにしても雇用統計が重要だと言うのは変わりなく、大きく前回値や市場予想と違った数字が発表になれば、市場に対していろいろな意味でインパクトを与える事は間違いありません。雇用統計、本来はFOMCによる利上げを予想するツールじゃありませんし(汗)。

 

他にも今週は、明日8月1日に豪州中銀RBAが政策金利として機能するキャッシュターゲットの発表、8月3日木曜日には英中銀BOEが金融政策委員会MPCでの議事録公開と政策金利の発表、資産購入枠の発表を行います。また、今回は四半期インフレレポートの公開もございまして、木曜日は夕飯を早めに済ませて日本時間の午後8時を待った方がいいかもしれません。

他にも、ユーロ圏のクソ高え失業率やHICPと欧州では呼ぶ消費者物価指数の発表が、日本時間で本日の午後6時、明日8月1日同じく日本時間で午後6時にはユーロ圏のGDP速報の発表もあったりします。

 

とにかく7月は今日で終わり、明日からは8月になってしまいます。8月だから何か、と言う事は無いのですが、日々時の流れは早いなあと言う感じです。時に流されるのも、時を有意義に過ごすのも同じ時間ですので、半分くらいは有意義に過ごしたいかなと、少し控えめに目標を立てておきたいかなって。

さあ今週も一週間、半分くらいは有意義な時間を過ごせるように、頑張ってまいりましょう(笑)。

 


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