FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/07/14 戦績

 2017/07/14 金曜日 戦績

USDJPY        +327,400円

EURUSD        +168,507円

GBPUSD        +392,688円

AUDUSD         +59,021円

USDCAD         +81,353円

EURJPY        +118,200円

GBPJPY        +260,400円

EURGBP         +35,443円

TOTAL       +1,443,012円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,340,470円

 

月間戦績(07月)

TOTAL      +11,188,790円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +196,685,995円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +739,843,922円

 

昨日、東京時間から始まりました、なだらか~なドル売り。欧州時間が始まっても、ロンドン時間が始まっても、とにかくダラダラと少しづつ少しづつドルが売られているだけと言う相場でして、2つの通貨ペアの掛け算であるクロス円なんて、もう本当に上下20~30pips しか「動けない・動かない」そんな状態でした。昔サントリー山崎のCMであった「何も足さない、何も引かない」そんな感じ(笑)。

市場参加者の皆さん分かってたんです、いや皆さん決めてたんです「よし、今日は米CPI行くぞ」って。気分的には ⇩ こんな感じで(笑)。

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実際に、日本時間で午後9時半に発表になりました米CPIですが、そのままインフレ率とイコールである前年比、特に価格変動の激しい燃料(エネルギー)と食品価格を除いたコアCPIと言われる最も重要な指標は前回値・予想値と同じでした。

ですので、市場自身が予想していた値と同じなんですから「何もここまで」と言うほど動かなくてもいいようなものですが、そこはもう「よし、今日は米CPI行くぞ」って気分になってしまったんですから仕方ありません(笑)。それに、同時に発表になりました小売売上高も悪く、火に油を注いだ格好です。

米国6月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数
(前月比)
-0.1% +0.1% 0.0%
消費者物価指数コア
(前月比)
+0.1% +0.2% +0.1%
米国6月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数
(前月比)
+1.9% +1.7% +1.6%
消費者物価指数コア
(前月比)
+1.7% +1.7% +1.7%

米国6月

前回値 市場予想(中心値) 結果
小売売上高
(前月比)
-0.3% +0.1% -0.2%
輸送機器除く小売売上高
(前月比)
-0.3% +0.2% -0.2%

 

その後、日本時間で午後11時15分には米鉱工業生産が発表になり、こちらは非常にいい感じの数字でして、鉱工業生産が上がると今後の見通しとして消費者関連指標に好影響がもたらされる事から、若干のドル買い戻しによるリバウンド的な値動きが発生したわけです。 

米国6月 前回値 市場予想(中心値) 結果
鉱工業生産
(前月比)
+0.0% +0.3% +0.4%
設備稼働率
(前月比)
76.6% 76.7% 76.6%

 

ただね、どんなに指標でいい数字が出たとしても、その直前にあの崩落を見ていればなかなかリバウンドを取りにポジション持てないのが人でしょう。その点、システムですとプログラムされている通りに取引を行いますので、超余裕でリバウンド取りにでも何でも行ってくれます(笑)。いや、笑ってる場合じゃ無いんですけど。

自分でシステムトレーダーを自称していてなんなんですけど、こんなのに寄って集って取引されたら、相場もおかしくなりますわ(汗)。

 


 

さて、実は日経先物をまたチョコチョコと買っております。あっちの方のブロ友さんのブログコメントで宣言していたのですが、宣言した途端に足踏みですよ(笑)。

 

日経先物と言えば思い出すのが、まだこっちのブログに来る前、あっちのブログのグルっぽとか言うところで日経平均を大量購入たのを大騒ぎしていた頃、忘れもしない2015年12月18日のお話し。

その年の9月17,000円台から毎日毎日ドルコスト平均とか言いながら買い込んでいた日経先物、ロールオーバーまでして20,000円突破を待っていたところ、11月下旬に一瞬だけCME先物は20,000円を超える場面があったのですが、20,000円を超えたら上に走ると思っていたためリミットを入れておらずスルー、そのまま19,000円台前半まで反落するも12月14日近辺を底に息を吹き返したかのようでした。

そのまま年越えるのもどうかと思い、もしもう一度20,000円アタックに行くのであれば確実なラインは19,800円近辺かなと本当に軽い気持ちで、膨れ上がっていた日経先物全てに19,800円のリミットを入れたのが12月17日の事です。

そして迎えた12月18日、日銀が「別枠購入ETF3,000億円」の発表を行い、相場は5分足らずで日経平均が500円以上も上げる高騰を見せ、その後、この発表自体が既に発表済みであった「銀行等保有株式売却3,000億円」との等価であった事が判明すると一気に反落。翌日以降も19,200円を回復する事すら一度も無く、翌月1月には16,000円台、さらに2月には15,000円台と下がり続け、約1年掛けまして2016年12月9日にやっと19,000円台を回復したのです。

 

あの運命の日、実は日銀発表があった瞬間からの値動きはリアルタイムに見ておりませんでした。少し用事を済ませてから自宅に戻り、日経先物のポジションを表示してあったハズの画面を見ますと、あれほどドヴァーっと並んでいたポジションが一つも無く、文字通り「僕のポジション知りませんか?」状態だったわけです(笑)。

一瞬、本当にロスカットされたかと思ったのですが、さすがにチャート見てもそこまで下がっている事は無く、ただ、ある時間帯の時間足に強烈な上髭が付いており、19,800円で指してありましたリミットに全部引っ掛かっておりました。

2015年12月18日の日経先物(日中)

高値19,880円、安値18,940円、終値18,950円

もし、あの日あの時リミットを入れて無かったら、間違い無く損切りする事になっていたでしょう。怖い怖い(汗)。 

分かってても、ついやってしまうノン・リミットオーダー/ノン・ストップロスオーダーでのポジションホールドですが、やっぱり「ダメ!絶対!」って事で。

 


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