2017/06/13 戦績
USDJPY +110,200円
EURUSD +87,176円
GBPUSD +226,768円
AUDUSD +18,983円
USDCAD +152,011円
EURJPY +195,500円
GBPJPY +333,500円
EURGBP +21,306円
TOTAL +1,145,444円
週間戦績(当週)
TOTAL +1,695,187円
月間戦績(06月)
TOTAL +10,387,245円
年間戦績(2017年)
TOTAL +154,885,150円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +706,581,877円
昨日の市場、数字を見ただけでも分かりますように、主役はポンドとカナダドル。珍しい組み合わせです。組み合わせと言っても別に、この両者が揃って何か出来事があったと言うワケではありません(笑)。
私の取引している絶対的なボリュームにポンドとカナダドルの差があるので、数字的にはポンドの方が遥かに上回っておりますが、じゃあ本当はどっちの方が優勢だったのかと言えば、両者の通貨ペアを見れば一目瞭然でして、あまり日本では聞かない「ポンド加ドル GBP/CAD」と言う組み合わせです。
基本通貨がポンドですので、チャートが上を向くと「ポンド高/加ドル安」となります。今回は完璧に下向き、しかも1日の間で 100pips 以上も動く下向きになっておりますので、加ドルの圧勝!
通貨同士の組み合わせが単純に国同士の力の差ではありませんが、普段あまり目にしない組み合わせをたま~に見てみますと、面白い発見があったりする事があります。特に英連邦王国の通貨とポンドの関係、例えば豪ドル・NZドルそして今回の加ドルなんかは、ポンドに対して過敏な反応があったり、他の通貨と逆行したりする事があったりしまして、ポジション持ったらまるでジェットコースターに乗ったような気分だったり(笑)。
そうそう、サラッと「英連邦王国」と書きましたが、似てる言葉に「英連邦」と言うのがありまして、この両者は別物ってご存知でしょうか?正確に言えば、英連邦王国の全ての国は英連邦にも属しているので、英連邦の中に英連邦王国の国があると言った方がより適切かもしれません。
スポーツがお好きな方は「コモンウェルスゲームズ」と言うものをご存知かと思いますが、まさにあれに参加している国が英連邦でして、英語では英連邦の事を「コモンウェルス (Commonwealth )」といいます。旧英国植民地や英国領だった国を中心にして英連邦を形成しております。一応は、英国も英連邦を構成する一つの国と言う事にはなっているので、英国に連なるのでは無く、英国も参加する共同体だと言う建前です(笑)。そして、その英連邦の中でも国家元首を英国と同じくする国、それが英連邦王国です。現在は女王陛下(女性)ですが、基本的には国王陛下(男性)ですので、英連邦であり同じ国王陛下を国家元首とする王国と言うわけです。こちら、英連邦王国を英語では「コモンウェルス・レルム (Commonwealth realm)」と言います。
ついでにレルムと言う言葉なんですが、王国 (Kingdom) に レルム (Realm) は含まれますが、逆にレルムは必ずしも王国ではありません。王(King, Queen)が君主では無い立憲君主制国家(constitutional monarchy)はレルムですが、王が君主で無いので王国(Kingdom)では無いからです。この例からすると日本もレルムに該当するのですが、天皇陛下(Emperor)を君主にするためなのか、レルムとはあまり言われず、たまに大学の研究文献などで見かける程度です。
昨日は米国の生産者物価指数(PPI)の発表がありましたが、市場予想より強い数値が発表されたのに若干反応しただけでした。今日は消費者物価指数(CPI)の発表がありますが、やはり日付が変わってからのFOMC発表待ちになり不動の可能性も十分に考えられます。
また、英国も明日にはBOEの金融政策発表がありますが、本日は重要指標の失業者数と失業率が発表になります。こちらは明日待ちと言わずバリバリ反応する可能性と言うか、市場参加者はやる気満々でしょう。分かりませんけど(笑)。
まあ、ボラが上がってくれるなら、なんでもいいです。久しぶりに、コレ貼っておこうかな(笑)。
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