2017/05/05 戦績
USDJPY +131,000円
EURUSD +103,661円
GBPUSD +171,091円
AUDUSD +22,307円
USDCAD +68,272円
EURJPY +410,200円
GBPJPY +339,700円
EURGBP +24,322円
TOTAL +1,270,553円
週間戦績(当週)
TOTAL +5,172,698円
月間戦績(05月)
TOTAL +5,172,698円
年間戦績(2017年)
TOTAL +105,328,113円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +664,884,962円
日本では "こどもの日" だった昨日、日本時間で午後9時半に発表になりました米雇用統計 = Employment Situation Summary にて、市場予想を上回る非農業部門雇用者数、前回値も市場予想も下回る低い失業率が発表になり、
4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
非農業部門雇用者数 | +9.8万人 | +18.5万人 | +21.1万人 |
失業率 | 4.5% | 4.6% | 4.4% |
平均時給(前月比) | +0.2% | +0.3% | +0.3% |
前回値も市場予想も上回る結果を受け、時期が時期なら 100pips は最低でもぶっ飛ぶ内容だったのですが、もう全然ダメ ┐(´д`)┌
ドル円だけ見ていれば、指標後にドル高に動いたようにも思えるのですが、対ユーロやポンドでは指標発表後からドル安に動きまして、指標結果は全く無視と言う状況になっておりました。ドル円だけドル高に動いたように見えるのは、ユーロとポンドが対ドルだけで無く対円でも上昇したため、クロスレートの結果として円が売られて対ドルでも下落したためです。世界最弱通貨、日本円の登場です(笑)。
今回の雇用統計、私も早々と負けを認めまして、いや別に何かに負けたワケでは無いのですが、もう発表から2分後にはドル売っちゃう宣言(笑)。
ここで買った円は、午後9時50分過ぎからのユーロ円・ポンド円アタックチャンスに巻き込まれたドル円の上昇で、根こそぎ建値ストップで刈られたワケですが(汗)。
今回、いつもの自宅でやっているのと違い、旅先でノートパソコンを駆使ししてトレードしていたため若干余裕が無く、いつもの「雇用統計を前に」のエントリーはせず、はてなハイクで当社予想値を呟いておきました。
もうね、全然外れ(笑)。前回値が +9.8万人と言う事で、今回はある程度伸びる事は容易に想像がつきました。そのため、各社多目の予想を行っておりまして、英バークレイズの +22.5万人と言う大きなものから、モルガンスタンレーの +17.0万人と言うやや弱気なものまで様々。市場予想中心値も集計した会社によって、+18.5万人だったり、+19.0万人だったりバラついていた感じです。
雇用統計、名前が示す通りに「統計」でして、仮に雇用統計を発表する労働省と同じ方法で調査し集計をする事が出来たら、事前に分かるわけなんです。ただ、国家機関である労働省が行う調査と違い、民間企業が全く同じに調査する事が出来ないため、各社適当にチンチロリンで独自の調査手法で予想しております。
一番多い方法としては、他の事前に発表される指標と雇用統計との相関係数を算出し、更にその相関係数を算出させる指標と別の指標との相関係数から修正係数を算出させたりする計算型でして、これがなかなか当たらないんだ(笑)。かと言って、実際の雇用統計での調査対象よりもずっと少ない調査対象を作り出し予測を行う調査型にしても、随分とコストが掛かる割には当りません。だって、アメリカの就労人口が1億5千万人を超えているのに、その千分の一程度の十数万人規模の就労者数増減、上下数万人範囲を当てるなんて、競馬のG1レース当てるより格段に難しいです(笑)。
今回の雇用統計、なぜ雇用者数は増え失業率は低下したのに米ドルが思ったほど買われなかったのか。
よく「雇用統計の先行指標」と言う言葉を聞くかと思います。先程、雇用統計の事前予想をする方法で「他の事前に発表される指標と雇用統計との相関係数を算出し」と言う事を書きましたが、ここで言う「事前に発表される指標」と言うのが正に「先行指標」と言われるものでして、雇用統計の先行指標として有名なところでは「ADP雇用統計」と言う、給与計算を行うADP社が発表する指標があります。
これ、先程の雇用統計の事前予想をする方法で「調査対象を作り出し予測を行う調査型」に分類される指標でして、給与計算をしていると言う立場から「調査対象を作り出す」と言うのとはちょっと違うのですが、実際にカウント出来ると言う意味で注目されるわけです。
なぜ雇用統計の先行指標のお話しをしたのかと言いますと、実は雇用統計すらも、本来はある指標と同じようなものの先行指標であるためでして、それはズバリ、FOMCの発表する「政策金利」です。「あれ?つい先日、FOMCあったじゃん?」と思われるかたもいるかと思いますが、いつも雇用統計の直前にFOMCってありますか?
実はFOMC、ほぼ6週間毎に年間8回の開催でして、曜日的には必ず火曜日・水曜日の2日間となるんですが、他の指標などのように「毎月第◯何曜日」とかでは無いんです。今年を例にしますと、次の8回になります。
1月31日~2月1日・3月14日~15日・5月2日~3日・6月13日~14日
7月25日~26日・9月19日~20日・10月31日~11月1日・12月12日~13日
ですので、たまに雇用統計と同一週になったりまして、その際には雇用統計が若干無視されたりする事もあったりします。が、そんなの関係無くガンガン行く時もあったり市場はいつも気まぐれですので、何と言っても結果論でしか語れません。
次回、同じようにFOMCと雇用統計が同一週になるのが、FOMCが10月31日~11月1日に行われる週の金曜日11月3日に雇用統計の発表があります。
それと、原油。酷いね原油(汗)。
別に構わないと言えば構わないのですが、昨日も書きましたように実社会への影響があまりにも大きな先物相場ですので、何とも言えません。その、上のグラフでひときわピッと下がっている、日本時間で昨日の午後12時18分から30分ごろに掛けての一気下げ、時間外取引でしかも東京がお休みの昨日、狙われたんでしょうね。
こう言うのがありますと、ヘッジファンド規制とか言う声も分からなくもありません。実生活にあまりにも大きな影響を与えてしまいますから。それに関しては、私としては何とも言えない微妙な気分なんですが(汗)。
さて、昨日はこどもの日でして、祝日法によりますと「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」とあります。実に素晴らしい日です。 実際には、母への感謝とかそんなのは完全無視で全力子供たちの日と言う感じでして、我が家でもそんな感じです。いや、我が家は特にそんな感じです(笑)。
今年はこどもの日が金曜日でしたので、続く土日もお休みになっている会社、学校が大半だと思います。あと連休も2日間、外国為替取引を生業にしている者にとっては、やっと週末が来たと言う感じでして、これでようやく連休モードの子供たちと遊べるかなと言うところです。昨日のこどもの日もお父さんは抜きでしたので、今日明日は残りの連休を、連休っぽく過ごしたいなと思ってます。