FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2017/05/03 戦績

 2017/05/03 水曜日 戦績

USDJPY        +132,900円

EURUSD        +111,733円

GBPUSD        +167,977円

AUDUSD         +89,273円

USDCAD         +22,380円

EURJPY         +75,500円

GBPJPY         +82,700円

EURGBP         +21,085円

TOTAL         +703,548円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,971,444円

 

月間戦績(05月)

TOTAL       +1,267,896円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +102,126,859円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +661,683,708円

 

昨日と言いますか、昨晩と言いますか、正確に言えば本日早朝と言いますか、2日間に渡ります米連邦公開市場委員会(FOMC)が終わりまして、その議事要旨が公開されました。このブログエントリーの趣旨としては、前日の結果を翌日書くと言う事ですので、本来は日付が変わって本日早朝の事は明日の更新の内容となるのですが、さすがに触れないワケに行かない感じのイベントですので、とりあえず触れておくだけは触れておきます。実は、この記事の下書きしてるのは本日早朝の1時過ぎでして、まだFOMC終わっておりません(笑)。

ところで、いつもFOMC・FOMC言ってますが、FOMCって何だかお分かりでしょうか?英語で「Federal Open Market Committee」の省略形がFOMCでして、日本語に訳しますと「連邦公開市場委員会」と言います。「Federal=連邦 Open Market=公開市場 Committee=委員会」と、もう本当にそのままです。よく「FOMCって日銀の金融政策決定会合みたいなものだろ?」と思われている方がおられますが、これちょっと違うんです。実は、アメリカ人でも正確に理解していない方が大勢おられるんです。もちろん学校で習うんですよ?うちのお姉ちゃん(長女)はアメリカの学校に通っていた時期もありましたが、学習内容に含まれておりました*1

 

よく、アメリカの金融政策の事についてニュースなどで出て来る用語に、こんな感じのものがあります。

FOMC FRB理事 FRB FRS 連銀総裁 地区連銀

これ、どれが日本の中央銀行である日本銀行、日銀に相当すると思いますか? 実は、どれも日銀に相当するものは無いんです。

アメリカの中央銀行、たまに「中央銀行制度」と言われたり、記事で書かれているのをご覧になられるかもしれません。そう、アメリカに正確な意味で言ったら中央銀行はありません。その代わりに、中央銀行と同じ制度を作ったんです。

上の用語の中で、実体を持ったものは「地区連銀」だけです。正確に言いますと、地区連銀と言うのは通称で、アメリカの各地に散らばっているために地区連銀と呼ばれますが、本来は「連邦準備銀行」略して連銀です。例えば、ニューヨークにあるものは「ニューヨーク地区連銀」とか言われますが、本来は「ニューヨーク連邦準備銀行」でして、地区は付きません。

連銀総裁は地区連銀のトップでして、全部で12ある地区連銀にそれぞれ連銀総裁がおりますので、総裁は12人おります。どの連銀総裁も地区が違うだけで同じ権力かと言いますとそうでは無く、12ある地区連銀の中で、唯一ニューヨーク連銀だけ特別な地位にあり若干大きな権限を持っております。まあ、ニューヨークですからね。

FRSは、Federal Reserve System の省略形でして、つまり「連邦準備制度」と言う形の無い制度と言うもの全体を指す言葉です。英語では、実体の無い "かたまり" をシステムと言う表現をする事が多く、例えば太陽系は「ソーラーシステム」でして、決して太陽光発電システムではありません(笑)。このFRSの場合、日本で言えば日銀のような中央銀行の持つ権力と言う目に見えないものや、その行使を行う実体など全てを含めてFRSと呼びます。

FRBは、実はこれ2つの使い分けがありまして、1つは Federal Reserve Board (of Governors) もう1つは Federal Reserve Bank のそれぞれ省略形です。文脈などから「察しなさいよ」と言う感じで使い分けしますが、どうしても混乱しそうな場合は、先に登場しました Federal Reserve Board の方を Board of Governors 又は単に Governors と書いて対処してます。これ、Federal Reserve Board は日本語で「連邦準備制度理事会」でして、よく聞くかと思います。また、Federal Reserve Bank は先程登場しました「連邦準備銀行」の事でして、通常は Federal Reserve Board の方を指します。FRB理事と言うのは、当然この Federal Reserve Board の理事でして、最大7人の席があり、現在は2名欠員の5名体制です。

そして最後になりました FOMC ですが、これもまた FRS を構成する一つとして、アメリカの金融政策を決める最高意思決定機関です。この最高意思決定機関で委員となるのがFRB理事と連銀総裁でして、FRB理事は全員が毎回委員となりますが、連銀総裁はニューヨーク連銀総裁を除いて持ち回りで最大4名だけ委員となります。ここでニューヨーク連銀だけ特別な地位にあると言う意味がありまして、ニューヨーク連銀だけは総裁が必ず毎回委員になり、更には副総裁の中で筆頭の第一副総裁も次席委員*2になると言う厚遇っぷりです。ニューヨーク連銀を除く11の連銀総裁の中で、委員になった4名を除く7名の中から4名この次席委員にも選抜される*3のですが、この点からもニューヨーク連銀第一副総裁は他の連銀総裁と同じ、あるいはそれ以上の立場であると言えます。

 

さて、ダラダラとここまで定義だけを書いたような感じで、全体像が掴みにくいかと思いますので、思いっきり他の物に置き換えて説明します。実は、アメリカの中央銀行制度を真似て作られたものがあります。持株会社をトップにした企業グループでして、つまりこう言う事です。

ある企業グループのトップに君臨する「◯◯ホールディングス」の最高意思決定機関は「株主総会」です。それと同じものが「FOMC」です。株主総会は会社の全ての意思決定が出来ますが、実体はありません。その「◯◯ホールディングス」の業務全般や子会社の細かい方針を決定するのは「◯◯ホールディングス」の「取締役」であり「取締役会」です。これが「FRB理事」であり「FRB」です。

「◯◯ホールディングス」は持株会社で、実際の営利事業はその「子会社」である「✕✕商事」や「△△商会」が行うわけでして、これが「連邦準備銀行」です。営利事業を行うには、社屋や倉庫も必要ですし店舗もあるでしょうから、実体があります。同じように連邦準備銀行にも、実際に市中銀行を監督したり査察を行ったり、あるいは市民からの問い合わせを受けたりとかする必要があり、実体があります。

その子会社には「◯◯ホールディングス」の社長とは別に、それぞれの会社に「社長」がおりまして、それが「連銀総裁」に対応すると言うわけです。ただ単に社長と言うと分かりにくいかもしれないので通称で「子会社社長」とか言うかもしれません。それが「地区連銀総裁」の通称と同じわけです。

そして、「◯◯ホールディングス」の子会社の中で、1社だけ特別大きな会社があったとしたら、その会社は子会社の中でも特別な地位にあるでしょう。当然、その会社の社長は他の子会社の社長よりも多くの権限を持つでしょうし、そんな会社の副社長でしたら、他の子会社の社長より立場が高いかもしれません。それが、ニューヨーク連銀と言うわけです。

これら、「◯◯ホールディングス」本社も含めて全体を「◯◯グループ」と表現する事もあるでしょう。これが「連邦準備制度(FRS)」に対応するわけです。

 

と、3,500文字を越えるような超大作をFOMC待ちの間に書いたわけでして、これ読んで分かりますかね?まあ実際のところは、文章校正ソフトと和訳ソフトの勝利と言った感じの超大作なんですが(汗)。

 


 

昨日の為替市場ですが、ボラが低い事、低い事(笑)。それでも、前日からの流れの中で、そこそこ数字が上がったのでありがたい事です。

少しだけ特筆するとしたら、豪ドルが一方的に売られまくっていた事でしょうか。今週月曜日から上げていた豪ドルでして、火曜日にありましたRBAターゲット(政策金利)発表も据え置きとは言えそこそこの好感でしたが、昨日、格付会社であるフィッチレーティングスが、豪州の外国人投資とマンション供給過剰の問題に関して指摘しまして、それを元に急降下なわけです。ボラが低かった日に珍しく豪ドルのボラが高くてありがたかったんですけど、格付会社も何だかなと言う気がする今日此の頃としては、手放しで喜んでいいものなのかどうか。

他にも、突然のポンド売り攻撃とか、まるで宇宙人が参戦しているかのような突然の方向転換があったり、ポンドの値動きとしては当たり前なのでいいんですけど(笑)。

 


 

さて、明日の夜には雇用統計も控えているのですが、本日から家族でお出かけしてまいります。と言いましても国内でして、ノートパソコンとか他にも色々と持参するので、行った先でも何やらいつもどおりに仕事と言うか、チョコチョコする予定です。当然、雇用統計にも参加するつもりでおります。 

昨日も軽くちょっとだけ秋葉原の方まで自転車で往復してきましたが、観光地は混んでいてビジネス街はガラガラと言う、連休特有の街の様子でした。混んでる時に、わざわざお出かけして混んでる場所に行かなくても良いようなものですが、子供たちは平日に休んで遊びに行くと言うわけにいきませんので、仕方ありません。

国内でお出かけですと、猫さんたちも連れて行かれるのが非常にいいですね。我が家の2匹、ユピテルくんとユノーちゃんは、初めての旅行です。

 


*1:実際には、そこまで学年が進んでいなかったため、授業としては受けておりません

*2:英語で Alternate Member と表記しまして、日本語訳は決められたものが無く一般的には「代理委員」と訳される事がほとんどですが、その職務内容からして代理では無く、私が以前勤務しておりました某投資銀行での日本語訳は次席委員としておりました。

*3:実際には、11連銀を4グループに分割しまして、そのグループ毎に選出されます。これは、FOMC委員がある地域にかたまらないようにと言う理由からです。